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#16VD 西京極キャピタルズの本拠地に関する一考察

はじめに

うん、「また」なんだ。済まない。
ここのところ立て続けにnote書いてますね。

今回は西京極キャピタルズの本拠地についての妄想です。
そもそも存在しない架空球団のさらに本拠地まで勝手に考えちゃう、ひたすらに夢物語のnoteですがお付き合いくださいまし。

何故わかさスタジアム京都ではダメなのか?

2021年現在、京都府内においてNPBの試合が開催できる規模を有しているのはわかさスタジアム京都(正式名称:京都市西京極総合運動公園野球場)のみとなっています。

そうであれば京都新球団の本拠地はわかさスタジアム一択なのですが、年に1回程度の地方開催ではなくNPB球団の本拠地として考えた場合にはいくつかの問題点を持っているのです。

☆問題点:収容人数

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現在わかさスタジアムの収容人数は約2万人となっています。
一方NPB12球団の本拠地はどこも3万人以上の収容人数を備える球場となっています。
当然観客席拡充が必要となる中で上のように地方球場らしい芝生の外野席を広げ、改修するのがまず取り組むべき部分でしょう。
しかしそうは問屋が卸さないのが次のポイントとなります。

☆問題点:足りない土地

西京極

これはわかさスタジアムを上空から見た衛星写真になります。
ここから見て取れるようにレフトからセンターにかけては阪急電車、ライトは陸上競技場に囲まれており、外野席を広げるための土地に乏しいことが分かるでしょうか。
さらに内野席も天神川やもう一つの陸上競技場に囲まれ拡充性の無さがどうしても垣間見えるものとなっています。
近年の傾向として本拠地のボールパーク化を目指す球団が多い中、球場以外の土地がないことも一つ弱点となるでしょう。球場以外でも楽しむことの出来る場所を作るのが現在の主流でありこれでは魅力半減となってしまいます。
京都のスポーツにおいて西京極の陸上競技場(たけびしスタジアム)は大きな意味を持っており取り壊す訳にもいきませんので、NPBの本拠地としてのわかさスタジアムは厳しい立場となることを強いられるでしょう。

新球場候補その1:伏見桃山城運動公園

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京都市伏見区の丘陵地帯に位置し、もともとは伏見桃山場キャッスルランドという遊園地の跡地に作られたグラウンドです。女子プロ野球が年に何度か開催されている実績もあります。
ご覧のように後方には伏見城がそびえ、京都らしい風光明媚な球場といえるでしょう。なおこのお城はあくまでキャッスルランド開園時に作られた鉄筋コンクリート造のレプリカであり、本来の伏見城は500メートルほど南西に位置していたとされています。

☆長所
・京都らしい景観

上述のように模擬天守ではありますが球場すぐそばに城が位置する景色は実際に行ってみたいと思わせる魅力があるでしょう。先ほどでも述べた球場以外の楽しめる場所には最適ですし、楽天生命パークの観覧車のようなランドマークになることを目指したいですね。

・土地の広さ

桃山

例によって衛星写真ですが、周囲は基本的に丘陵地帯なので森があるばかり。球場設備の拡充に用いる土地に困ることはないでしょう。
ホームベース後方にある多目的グラウンドは本拠地とするなら練習場として改修することも視野に入るためファンにとっても選手にとっても快適な野球スペースが出来上がることでしょう。

☆短所
・アクセスの悪さ

伏見桃山城球場唯一にして最大の欠点と言っていいでしょう。
最寄駅はJR奈良線 桃山駅か京阪宇治線 桃山南口駅となるのですがそこからおよそ徒歩20分、しかも丘陵地に位置するためけっこうな勾配の坂を上り続けなければなりません。シャトルバスを出すのは一つの手ですがどうしても輸送力には限界があると思われます。
現在約200台の駐車場はあり、拡張して大駐車場の造成はそこまで難易度の高いものではないでしょう。しかし周囲は住宅地で球場に繋がる道路はそこまで広いものではありません。そうなれば試合開始・終了前後の大渋滞は想像に容易いものとなっています。

このように伏見桃山城球場はアクセス面へのクリアがNPB球団の本拠地に向けての課題となりますが、どうにも簡単な道ではないようです。

新球場候補その2:京都市横大路運動公園

横大路運動公園は京都市伏見区の京都競馬場にほど近い横大路地区に位置する多目的な運動公園となっています。設備としては硬式野球場、軟式野球グラウンド×3面、体育館、アーチェリー場などが備わっています。
野球の使用は少年野球、中学野球、シニアリーグチームの練習場がメインですね。

もちろんそれぞれの球場はNPBの試合開催に到底及ばない規模ですが新球場建設の用地として想定しています。

☆長所
・建設用地の広さ

横大路

ご多分に漏れず衛星写真です。
運動公園内の土地を用いれば球場だけでなく、ボールパーク化に向けても充分に足りる広さを擁しています。また、隣はゴミ焼却場や田畑であり近隣の住宅地に騒音被害が及びにくい利点もあります。
もともと京都サンガの新スタジアム構想が湧き上がった時に建設予定地に挙がったところでもあり実現可能性は高いと考えます。
なお近くには宇治川河畔のグラウンドがあり、取り壊す分の野球場の代替可能性は見込めるため少年野球等への影響はそこまで大きくないのではと考えております。

・アクセス面
本来は最寄駅と呼べるものは一切なく、公共交通機関で訪れるならば30分~1時間に1本来る程度のバスに頼るしかない自家用車での利用が前提となっており、アクセスはむしろかなり悪い部類に入ります。
では何故アクセス面を長所としたのか?
それは公園南西に見える京阪電車に目をつけたために他なりません。
公園すぐそばを通る京阪本線に新駅をつくることによってアクセス向上を目指します!
もちろん京阪電鉄側にメリットが無ければ成立し得ない新駅構想ですが、そこはご安心を。ちゃんとそこは考えております。
まずは当然新球場へ観戦に来るファンの利用を目指すものです。現在京都競馬場が2年に渡る大改修を行っており隣の淀駅の利用客数は激減しているものと予測されます。そこに新球団新球場が受け皿となり京阪電車の利用客増大を見込むというものであります。
そしてもう一つ。新駅は淀駅と中書島駅の中間に新設することになりますが、京阪本線において淀-中書島駅間が最も長い駅間距離となっているのです。つまりここに新駅を置くことはなんら不自然ではなく、むしろこの地区周辺の住民にとっても歓迎すべきことではないかと考えました。

☆短所
・建設費用

わかさスタジアムや伏見桃山城球場の場合であれば、もともとある球場を改修拡充してくことになりますが、横大路の場合は球場をゼロから作ることになります。当然球場建設費用は肥大化するでしょう。
さらに構想している新駅建設も球団が費用を一部負担するものと思われます。
このような莫大なカネをどうするかが重要になりそうです。

そこに関しては某花札屋とか会長が社会貢献大好きな某電子機器メーカーとか某モーターメーカーとか某下着メーカーとか京都には優良企業が多くありますので資金を募れないだろうかと妄想しています。
もちろん妄想中の妄想であり、現実の会社様とはなんら関係のないことをご注意ください。念のため。

新球場その他の候補

・京都市内
基本的に住宅や商業施設、寺社仏閣がひしめきあっており新球場を建設するほどの土地はないに等しい。あるにしても土地価格はどえらいことになりかねない。

・城陽市など山城地域
基本的に土地に困ることはない。京都サンガ新スタジアムの予定地候補にも入ったことがある。しかし京都の中心地からは大きく外れており京都の球場というアピールやアクセス面で弱い。

・南丹地域や京都府北部
同上で京都の中心地から遠すぎる。

結論

以上が私が考えてみた西京極キャピタルズの本拠地構想でありました。

この中では横大路案が最も有効ではないかと考えています。しかし新球場建設は時間もカネもかかりますので、完成するまではわかさスタジアムでしのぐという形でいかがでしょうか。

桃山案もまったく不可能ではないでしょうし前向きに検討してみたいですね。

そもそも「西京極」ってチーム名にあるのに本拠地が西京極にないってどないやねん、と思ったのですがまああまり気にせずいきましょう。最悪チーム名の改称で手を打ちましょうかね。

16VDのルール上「京都」は用いることが出来ないので、「みやこ」とか「洛陽」「平安」なんていかがですか?
まあ徹頭徹尾妄想でしかないんですが。

もう一度言っておくとここまですべてただの妄想です。現実の人物、団体と関係はまったくございません。念のため。

それでは16VDについて書くネタも尽きてきたのでこれが最後になると思います。魅力度アンケートどうか西京極に投票をお願いします!

ではっ

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