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投稿11回目 ~笑顔の先に

おはようございます。

何とか今晩中に投稿が間に合いそうです💦

今週火曜日のフロアバレエレッスン中、母から連絡がきました。

レッスン中はすぐに対応することができないのが日常なので、今回も仕方ないから後にかけ直そうといつものようにその時は思ったのですが、直感的に違和感というか以前にも経験したことのある予感が脳裏に過り、帰宅後すぐに折り返し連絡しました。

『駄目かもしれない』


覚悟していたことが突然襲ってきました。

我が家に2012年4月13日にやってきた推定年齢7歳の女の子🐶

珍しい雑種🐶で、柴犬とミニチュアダックスフンドのハーフ。

ある救済センターで母と出逢い、お互いに出逢うべく運命に導かれたかのように、惹き寄せられた🐶ちゃん。

名前はさくら🌸

と呼ばれていたそうです。
とても愛らしいお名前で、さぞ前の飼い主さんから愛されていたに違いないと思うに相応しい名前です。

でも我が家に来る前、彼女はとても苦しく辛い状況に置かれていたそうです。

母は直感で、

『この子を救わなければ』

と飼うことを決断したそうです。

その当時、私は劇団に在団中で体調を崩していたこともあり、事後報告で飼ったことを知りとても驚いたことを鮮明に憶えています。

何故驚いたかというと、少し前に飼っていた🐶ちゃんが亡くなって悲しみと絶望でもう飼うことはないと言っていたからです。

その絶望も覆す程の運命の出逢いだったんですね✨

さくらちゃんは、その苦しく辛い環境で受けた心の傷が癒えぬまま、我が家にやってきました。

しばらくしてから私が実家へ帰宅して初対面した時、可愛く大きな目を更に大きく丸く開けて私をじっと見つめていました。
それから、そっと私の臭いを嗅いで母と同じ何かを感じとったのか優しく私を受け入れてくれました。
これまでの🐶ちゃん達同様、更に親しくなれるようにボール遊びに興じようと彼女の足下にボールを投げると見向きもせずスルー…

何度投げても同じ反応です。

ボール遊びは好きじゃなさそうだったので散歩へ。

散歩グッズの準備を始め、その中にエチケット袋を用意をしようとビニール袋を取り出したら、その音に怖がり震えだしました。

ある時は、父が雨の日の散歩で傘を差そうと手にしただけで、怖がりよけたそうです。

さくら🌸ちゃんの心と体に染み付いたものは、私達の想像を絶するものでした。


少しでもその傷が癒えるよう、我が家で第二の犬生を幸せに迎えられることを願い、呼び名を変えることになりました。

ですが、7歳まで呼ばれてきた名前の反応とは全く違い、両親が考案した名前候補は、ボール同様スルー😅

困り果てた両親から相談を受け、名前を考案することに!


一番に考えたのは、これまで呼ばれていた「さくら」の発音やイントネーションに比較的近く、🌸のイメージも残せる名前です。

そこでまず、「さくら」を別の言語で言い換えることから始めました。

その中で、スペイン語の「セレッソ=cerezo」が一番日本語の響きに近いと感じ即決!!

と言いたいところでしたが、サッカークラブの名称にも使われていたこともあり、このまま使うのではなく、造語のように作ろうと決断。


桜が似合う素敵な女の子をイメージして

セレナディア

と命名!!

早速呼んでみたら…

しっぽ振ってる!?

顔が明るくなった!!

反応しくれたーーーっ🤣

セレナディアは長くて、徐々に愛称で


セレちゃん


そこから第二の犬生を謳歌し、10年。

2022年4月28日18:06
桜の季節に我が家に来て、桜が散る頃に花びらがひらひらと舞い散るように旅立ちました。

ありがとう
ありがとう
ありがとう
ありがとう
頑張ったね
おやすみなさい
寂しくて悲しくて溢れる涙はいつか再会する時の嬉し涙に変わると信じて精一杯生きるね。
とても美しく可愛い愛しいセレナディアちゃん🌸
17歳。

セレちゃんと呼ぶ度見せてくれた笑顔の先に、私達家族はたくさんの幸せをもらいました。

その幸せを胸に、
感謝を抱き
歩み続けていきます。

Y.I.Personal🌱
舞台芸術基礎力向上教室
石倉康子


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