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下町そぞろめぐり2023#18 KONCENT駒形本店

モノを創る人と造る人、そしてモノを使う人をつないでゆく、それかKONCENT「コンセント」です。

お店のコンセプト:お客様とデザイナーの思いをつなげること(コンセントの役割)を心掛けています

2002年 アッシュコンセプト(株)を設立。生活者とデザイナーが楽しめるモノづくりをめざし、デザイナーとのコラボレートブランド「+d (プラスディー)」をはじめ、様々な製品を発信。

ジャパンブランド・地場産業振興コンサルティング等も手掛け、2012年には直営のデザインプロダクトショップ「KONCENT」をオープンし、現在国内外に店舗を展開しています。

雑貨とは呼ばず、デザインプロダクトとされています。商品にはデザイナーの思いやストーリーを記載したものを顔写真とともに添付しています。スーパーの産地直送で、生産者が紹介されているイメージです。

デザイナーの創る思いが、使う人に伝わるようにという趣旨で、店舗スタッフの説明も、お客様が手にとられたきっかけをお聞きしつつ、デザイナーの思いとつなげること(コンセントの役割)を心掛けておられます。
                 
出典:当社ホームページCOLUMN参照

商品紹介:買ったらすぐに持ち帰って、使ってみたくなります~「ネコカップ」「セラポッタ」「木の芽」

「使っていてワクワクする商品」、「ワクワク」とは、買ったらすぐに持ち帰って、使ってみたくなる感じです。価格帯も含め、ちょっとした贈り物やお土産等に最適です。

最近の人気は「コネコカップ(Koneko Cup)」。地球環境の未来を考えた、竹配合のバイオマスプラスチック製で食べ物にも使え、カップ型のネコが、ごはんやゼリー、砂や土のネコシルエットを無限にうみ出します。

SNS投稿イベント「#ネコカップチャレンジ2023」受賞作品はYouTubeよりご覧ください。

<ネコカップでいろいろ作れま>
出典:筆者撮影と当社ホームページ参照
             【#ネコカップチャレンジ2023】YouTube LIVE配信を行いました!

濾過用の紙のいらないcerapotta「セラミックコーヒーフィルター」、400年の歴史を持つ長崎・波佐見焼の伝統と、多孔質セラミック製造における最先端技術によって製造されています。

Cerapottaはアジア最大のスペシャルティコーヒーイベト“SCAJ2023”New Product Award においてSUSTAINABLE PRODUCT賞を受賞しています。

コーヒー豆の個性である「アロマとオイル」をしっかり抽出し、コーヒーの澄んだ美味しさを楽しめます。イチ押しの「Kinome」は、カップの中に新芽がモチーフされており、新芽に水をあげたら、美味しいコーヒーができます。

<新芽に水をあげたら、美味しいコーヒーができます>
          
出典:筆者撮影と当社ホームページDESIGN STORY 2021/10/21「Design Story Kinome」 

当社ホームページCOLUMN、INTERVIEW 2023/05/29「蔵前とコーヒーと、|vol.2|珈琲焙煎処 縁の木 白羽 玲子氏」の記事で、2023年度のソーシャルプロダクツ・アワードで環境大臣特別賞を受賞した『KURAMAEモデル』についてと、cerapotta『セラミックコーヒーフィルター』の感想が掲載されています。
当社ホームページCOLUMN、INTERVIEW 2023/05/29「蔵前とコーヒー
 と、|vol.2|珈琲焙煎処 縁の木 白羽 玲子氏」の記事

歴史およびサステナビリティへの取組み

“マスターピース”と呼べる商品が、オリジナルブランド『+d(プラスディー)』のファーストプロダクトとしてリリースされた『アニマルラバーバンド』です。

動物の形を模した輪ゴム。「モノを大切にしよう!」使った後に捨てようとする人はまずいない。手にした瞬間に「大切にしよう」と思える。それをデザインの力で叶えています。

デザインアイテムを扱う店舗として『ニューヨーク近代美術館』、通称『MoMA』のデザインストアで販売を開始し、日本に逆上陸(黒船作戦)しました。

環境に優しい素材にシフトしています。バイオマスプラスチック、竹、ホタテの貝殻、自然素材、産地おこし(革小物等)で斜陽かしつつあるところを活性化し、新しく生まれ変われるような取組みをされています。

<<アルパカ テディ、アニマルラバーバンド、カオマルフルーツ>                     
 出典:商品紹介は筆者撮影と当社ホームページORODUCTS参照

今後の展開:地域と繋がり、目指すところ「Let’s Act」!

「自分たちが一生懸命につくった商品なのだから、自分たちで一生懸命に売る。商品をデザインし、売り場もデザインし、売り方までもデザインしたい。そんな会社としての思いを実現するための新しい挑戦が『KONCENT』です。」(当社HP「20th anniversary」Vol.17より引用)

「20周年(2022年)を経てとにかく前に進む、『Let’s Act』。」(当社HP「20th anniversary」Vol.20より引用)

それぞれの土地や暮らしに密着しながら、新風をもたらす場所であり続けたいと考えています。

メッセージがつまったデザインプロジェクトとそれを届けるスペシャリストが“KONCENT”でお待ちしています。 

   <お店の外観と20thanniversary>  
出典:アッシュコンセプト創立20周年記念 特別連載

KONCENT駒形本店のSDGs宣言書

さまざまな活動から経済、社会、環境の3側面からの取組みをKONCENT駒形本店のSDGs宣言書として表明いただき、SDGs経営支援チームTOKYOの中小企業診断士が内容を確認しました。

KONCENT駒形本店 SDGs宣言書



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