春のハロプロ武道館レポ

今年の春は色んな制限下ではありましたがハロプロの5グループが日本武道館に立つというハロの歴史の中でも革新的なことが起きました。
卒業公演が2公演、初武道館が1公演と節目となる公演もありましたがそれぞれのグループが武道館で公演出来る力を持っている証明になったのではないかとも思います。

有難いことに5公演を全て現場で観ることが出来ましたので本日は備忘録的に書く公演のレポートをまとめさせてもらえればと思います。
大前提としてどの武道館公演も最高だった!という評価の上でのレポートになります。

あくまで個人の主観に寄るところもありますのでご了承ください。

4/25 BEYOOOOONDS


初武道館とは思えないほどの堂々としたパフォーマンスに感動。
2年間に溜め込んだ力を解放した感じのエネルギーがヤバかったですね。
終始笑顔で見ていたパフォーマンスでしたが最後には泣けてくる…この感情の揺れ動きがBEYOOOOONDSらしくて良いなぁ~と。
最後の挨拶でみいみの『アイドルになれてましたか~(泣)』はグッときて、終演後みいみのこれまでの活動の流れを聞くにさらに感動しました。

大成功の武道館だったし、まだまだやれそうな感じ『伸びしろ』しか感じない。

【厳選個人的に聴いて欲しい3曲】
・虎視タンタ・ターン
これまでのビヨには無いテイストの曲。グルーヴ感がエグい。2番サビラストのくるみんの絶唱は必見!

・きのこたけのこ大戦記
ライブパフォーマンスとしてはこれが初披露かな?まぁぶっ飛んだ世界観がなんともビヨらしい。

・伸びしろ~Beyond The world
春ツアーではセットリストに入っていなかったけどこの晴れの舞台でのリスト入りは素直に嬉しい。涙腺が緩みまくり。
3曲以外にもショパン先輩やユニット曲も良かったよ~。
新曲の【涙のカスタネット】も狂気ですよ(誉め言葉)
後にも先にも武道館であれだけの人数が同時に楽器を演奏?するってないんじゃないですかね。
貴重な経験をさせてもらいました。

5/16 つばきファクトリー

昨年の初武道館は未観戦。
つばきの単独を見るのも19年以来なのでホントに久しぶり。
新メンバーの4人(ダイヤモンド4というのかな?)が強い。
河西さん、八木さん、福田さん、豫風ちゃん、それぞれの個性がものすごかった。
特に河西さんはあんなに歌えるとは思わなかった。
となると…先輩メンバーですよ。
パフォーマンスはすごく良いのは前提として誤解を恐れずに言うと『もっとガツガツしていていんじゃない?』と。
元気いっぱいの新人4人と落ち着いて見守るお姉さんたち…という感じに見えなくもない…もっと前へ前へを推し出しても良いのではと。
そうことでいうと小野田さんはやり切っていたし、きしもんはさすがと思う。

【厳選個人的に聴いて欲しい3曲】
・笑って
『可憐なつばき』が味わえる1曲。生で聴けて良かった。

・可能性のコンチェルト
カッコ良いなぁ~つばきの勢いを表現するとこの曲になるんじゃないかなと思う。
『最上級Story』も同系統の曲で好き!

・今夜だけ浮かれたかった
まよハロでも披露されていたけれどやっぱり良曲。
卓偉さんverも是非。

ここに来て、つばきファクトリーあちぃなって感じです。
このレポをまとめている時、最新シングルがグループ初の週間1位を獲ったみたいですし、勢いありますなぁ。

余談ですが…この日は2階のスタンド席の南西席だったのですが真横のブロックがハロメンの関係者席でした。
基本は静かに見ているのですが豫風ちゃんの挨拶の時にフクちゃんや小田ちゃんなどのお姉さんメンバーたちから『可愛い~(≧▽≦)』の黄色い歓声があがったことは忘れずに記録しておきます。

5/30 Juice=Juice


まなかんの卒業ということを差し引いても良かったです。
先輩メンバーがカッコ良過ぎました。
ツートップのるーちゃん、れいれい
ユーティリティーのまなかん
グループの中核を成し始めているタイプの違うゆめりあい
歌・パフォーマンスで全体を包み込むような『自由な女神あーりー』
まぁ~お強いです。
3flowerの一華氏、りさち、えばちゃん…普通に良かったんですよ!何度も言いますが素晴らしいです。
特に一華氏とえばちゃんだったかなポップミュージックのサビの振付で飛び跳ねるぐらいに武道館という舞台を楽しんでいたのでその肝の据わり方がエグいなと思っちゃうくらいに。
ただやはり現段階では一華氏が頭ひとつ抜いているかな~の印象です。
新メンバーの遠藤さん、石山さんも入ってくることですし秋ツアーでの3flowerの成長、覚醒…期待しています。

武道館の話に戻すと春ツアーが1公演も入れなかったので単純に嬉しかったです。
アルバム曲に関してもライブパフォーマンスは初見だったのでちょっと感動モノです。
ラストの如雨露のサプライズは良き良きです。

【厳選個人的に聴いて欲しい3曲】
・プラトニック・プラネット(Ultimate Juice Ver.)
ようやく音源化。そして今回のライブでの生歌、やっぱりカッコ良いですね

・ノクチルカ
アルバムオリジナル曲では一番好きな曲です。【TOKYOグライダー】好きとしては制作陣が一緒ということで同じ雰囲気を味わえるのが良き。
・Goal~明日はあっちだよ~
まぢで声出せるようにならんのかね!
まなかんへのエールにも感じられとても良かったです。

・Magic of Love (J=J 2015 Ver.)
声を出した衝動に…w
ライブで絶対に盛り上がるし、原曲から引き継いで、さらにはJuice ver.になってからも歌割が変わっていく中でるーちゃんの歌にホントに感動してしまうなぁ~。

新メンバーも加わり、本格的な10人でのパフォーマンスは冬ハロコン?来春のツアーになると思います。
それを考えるとやはり秋は8人体制として質を高めていくことになるのかなぁ~…めちゃめちゃ楽しみです!

6/15 アンジュルム


最強でしたね。
シングル大全集的な内容だったとは言え…パフォーマンスとしての隙が無くて加入してそろそろ2年になる3色団子が完全にフィット、さらに新メンバーのぺいぺいこと平山ちゃんのパフォーマンスが新人のそれでない!
オープニングの『愛・魔性』を見ただけで『あっ、これ円盤買わないとダメなヤツだ!』って脊髄反射で思ったくらい。
タケちゃん、かわむー、りかこ、カミコは言うに及ばず…れら、鈴ちゃんがもう既に強いですわ。
ケロンヌが髪型を変えていたのが初っ端のインパクトで凄かったです。
オープニング衣装のジャケットがデザインの関係なのかやたらメンバーの肩が出る使用でその度に細かくジャケット捌きが入ってきて、この辺の捌き方はタケちゃんやリカコがカッコ良過ぎて撃ち抜かれる(笑)

途中のソロコーナーも良かったですね。
わかなちゃんの【わたし】…この曲がまた聴けるとも思わなかったし、わかなちゃんが歌うっていうのもなんか新鮮。
そして何と言ってもカミコの【ナミダイロノケツイ】
歌の途中でカミコが涙するんですが…気持ちが分かる…なんて烏滸がましくて言えませんがその涙に至る気持ちはなんとなく伝わりましたよ。
いつからかカミコのアンジュルム愛ってめちゃくちゃ公言するようになっていて、それだけグループとして成したいこと、使命感・責任感みたいなのをライブで感じます。
そこにきてこの【ナミダイロノケツイ】…ソロで振り返ったらみんなが笑顔で見守っていてくれる…そんな光景が嬉しく、また愛おしい瞬間だったのではなかったのかなと。
円盤出たらめちゃくちゃ見返すと思う(笑)

【厳選個人的に聴いて欲しい3曲】
・ハデにやっちゃいな!
クールなアンジュルムをこれでもかって見せつけてくれる。
ダンスの感じも超好き。
そして佐々木莉佳子嬢の『指をチッチッチッ!』を生で観ることが出来て…『あぁ~こうやってみんな莉佳子に落とされるんだなぁ~』を体感する、あれはカッコ良過ぎだわ!

・愛されルートAorB?
自分、EGO-WRAPPIN‘の『くちばしにチェリー』という曲が好きなのですが…そんな曲調が好きな方は絶対に好き。
MVを見た時のモノクロからのカラーの演出は好き。
当然、ライブもカッコ良いので是非!

・愛すべきべきHuman Life
ライブラストの曲『今のアンジュルムならこれだろう!』の一択。
MVもワチャワチャ感が楽しくて何度も見てしまう。
ライブもアンジュルムの仲の良さ、楽しさがこれでもかっ!というほどに溢れていて好き。
その楽しい雰囲気にファンもテンション上がってホントに楽しいライブをお腹いっぱい楽しめた感じ。

6/20 モーニング娘。‘22


19年の代々木以来の娘。の単独ライブ。
春ツアーも1回も観ることが出来ずにちぃちゃんの卒業を迎えるというのが何とも心の準備が…。
ライブスタートしてビックリしたのは15期の成長。
おんちゃんの歌や魅せ方はハッとさせられるし、めいちゃんもMCとパフォーマンスのギャップに驚かされるし、ほまちゃんは身体的な成長がめちゃめちゃパフォーマンス映えしていて…15期、やるやん!って思いました。
※ラストの【わがまま 気のまま 愛のジョーク】のめいちゃんの『愛されたい!』は鳥肌

まぁ~代々木でかけっこしている時から生で観るのが止まっていたのでその成長過程を観ることが出来なかったのは今更ながらに残念です。

娘。のメドレーコーナーが大好物ですが今回も良かったです。
欲を言えば『どの曲もフルで聴きたい!』ってことぐらい(笑)
真莉愛のやり切る精神は大好きですね。
30~40代のDB世代でも一瞬分からなかったですから(笑)
表情とかめっちゃカッコ良くて…でもちょっと残念な真莉愛が最高です。

ちいちゃんのソロ曲の『みかん』
イントロがかかった時にものすごく意外でした。
ただすいません、勉強不足で…ちぃちゃんの好きな曲だったんですね。
みかん=オレンジ(カントリー・ガールズ時代のメンバーカラー)も掛っていたのか。
『みかん=未完』…これはボイストレーナーの菅井先生のインスタの投稿にあった一文ですがこの考え方、ものすごく好き。
そしてちぃちゃんの歌うみかんはものすごく良かった。
涙声になりかける時もあったがそこはももちイズム…よく踏ん張って歌い切ったなぁ~と。

【厳選個人的に聴いて欲しい3曲】
・笑顔YESヌード
…踊りたい…身体動かした~~~~い!
抜群にカッコ良いもの…こういう曲、もっと聴きたいなぁ~。
ちょっとずつで良いので過去の曲の掘り起こしもやって頂けると嬉しい限り。

・このまま!
クールでカッコよい曲も良いけど、やっぱり娘。にも明るい曲を歌って欲しいかな~。
それでいうとこの曲は盛り上がれるし、楽しい気持ちになるので良い。
年末の配信番組【アイドル三十六房】であゆみんが語っていたが…いつかあゆみんの振付も観てみたい。


・わがまま 気のまま 愛のジョーク
今回、或る意味でのサプライズ。
まーちゃんからめいちゃんへ最後のフレーズが継承されましたなぁ~。
ライブ映えもしますし、卒業するメンバーがいれば当然歌割が空いてくるワケでそこにしっかりとまだ若いメンバーが入ってくることで本当の意味での新陳代謝にもなっていくんでしょう。
ただ先輩メンバーはまだまだ高い壁であってほしいです。
【任せて鍛える】って考え方も分かりますが【実力で奪い取る!】ってが個人的には好きです。

●総括


一番最初に書いた通り5者5様、それぞれのグループの個性が出ていてどのグループの武道館ライブも本当に楽しかったです。
その中で娘。、Juiceの卒業やビヨの初武道館などの冠が付かずにあそこまで仕上げてきた点でこの春の武道館はアンジュルムの完成度が素晴らしかったと思います。

ただこれは6月までのお話し。
この夏に新メンが入った娘。、Juiceは新陳代謝が始まりますし、勢いが増しているつばきも全然楽しみですし、一番後輩グループでは無くなるBEYOOOOONDSもきっと変わっていくでしょうし、
そしてOCHA NORMAがいよいよデビュー。

まぢでハロプロ、楽し過ぎませんか?

結局は『ハロプロ最高!』ということに尽きる…そんな初夏のまとめレポでした。


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