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悲しい時には、大体

悲しい時には大体それが悲しいと認識する前に誰かにそれを共有したくなるので、インターネットと私は非常に相性が良いと言える。悲しいというか、虚しいというか。大体空っぽになる時は夜が多いそうだが、真昼にがらんがらんと音がする時もある。難儀かつ難解なのがThis is ハートなのだろう。

年末、家族でぼーっとテレビを見ていたら「この合成写真は誰と誰の子どもでしょう!?」みたいな、よもや2020年代にやっているとは思えない、気持ちが悪いコーナーが突如始まった。ゲストとゲストの顔写真でその二人の架空の子供を作り、それがどのゲストで作られたものなのか当てる、という説明されても一体どの層が、そしてどのように面白いと感じるのか全くわからないものだった。画面の向こう側の人たちはそれを全く気にもせず、もしくは気にもしないように面白おかしく展開していくのもまた気味が悪い。
「地上波は刺激が強い。」といって別チャンネルに変える姉の言葉に誰も反論する人はいなく、このもやもやを他にも感じていた人がいたことに少しホッとした。

「近づいて見たら違った」とか
「例えるなら富士山。遠くで見る分には綺麗だったが、近くで見たらゴミだらけ」とか
「自分が吟味する能力の無さを棚に上げて他責100%で生きられる人、気を病まない説」っていうの、水曜のダウンタウンでやらないかな、いつか。まぁ、やらないよね。

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