寿町・日ノ出町・黄金町 まち歩き Ver. 2 〜 横浜の裏側をまちづくりの視点から 〜
こんにちは、ヨコハマホステルヴィレッジの水田です。今回は2回目となるTinysさんとのコラボ企画の"寿町・日ノ出町・黄金町"のまち歩きの様子をご紹介させて頂きます。
■横浜の持つ様々な魅力を知るツアー
皆さん、“横浜”といったらまずは赤レンガやみなとみらい、中華街といった華やかなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか?このまち歩きの企画はそういった華やかな横浜ではなく、寿町、日出町、黄金町を通し、違う側面から横浜を見て、知ってもらいたいという想いから始まりました。...と言うのも、横浜の地が埋め立てられ、現在に至るまでの期間は短くとも、色濃く、奥深いストーリーがあるから。
そんな横浜の歴史をまち歩き前に簡単に説明。
■日の出町・黄金町の過去と現在。
今回のまち歩きのスタートはTinysさんのある"日の出町・黄金町"から。写真で見ているのはかつての"ちょんの間"。ちょんの間とは性的なサービスをする風俗店の事で、「ちょっとの間に行為をする」という言葉が語源になっているのだそう。当時はピンクのライトが灯り、日の出町、黄金町を流れる大岡川には違法の水上ホテルが浮いていたのだそう。
そんな歴史を持つちょんの間は現在、AIR(Artist in Residence)として活用され、アートの町と化しています。
■横浜にあった遊郭の跡地
日の出町、黄金町から寿町に向かう間に横浜橋商店街を通るのですが、この商店街の東側に"真金町"があり、"真金町"と隣接する"永楽町"は横浜で最後の遊廓、"永真遊郭"のあった場所になります。
横浜橋商店街は驚きの価格で買い物する事が出来ます。この日はなんとバナナ3房でなんと100円!!だったので...みんなでバナナタイム。
■かつての日雇い労働者の町、寿町
寿町はかつて日雇い労働者の町で、日本3大ドヤ街のうちの1つに数えられていました。労働者の多くは港湾労働者でしたが、今では福祉の町となっています。寿町内を実際に歩くとその町の変化を感じる事が出来ます。
■まち歩き後は意見交換
まち歩き後は"日の出町・黄金町チーム"と"寿町チーム"に分かれて、まち歩き前と後、改善点やこんな風になったら良いね。を話し合いました。それぞれの見方や様々な意見を聞く事が出来、刺激的でした。
最後は皆んなで好きなモノを持ち寄って交流会!!
定期的にまち歩きのイベントをしていくので、興味のある方は是非参加してみてくださいね!
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