喉のこと

暗い話は自分も周りも暗い気持ちになるのであまり書きたくないのですが、どこにも吐き出す場所がないので。いつか喉が治ってもこの苦しさを経験したことを忘れないよう、備忘録的に書きますね。

(この記事をSNSで共有しなければあまり人目に触れることもないと思うので。許して〜🙇‍♂️)


発声障害が再発してもうまもなく1年経過します。

幸いなことに前回発症した頃と違い

①秋田よりも専門的な耳鼻咽喉科・整体院・整形外科がある

②喉の悩みを共有できる友人がいる

③ある程度治療費は確保できてる

など環境は恵まれているのですが

喉の辛さは正直前回発症の比じゃないです。何倍も辛い。


今回の症状は、前回と同様

❶声が出しづらい

❷物を飲み込みづらい

❸数分の会話で疲れる

なのですが、それに加えて

❹日常的な息苦しさ(呼吸が常に浅く、溺れている感覚に近い)

があり、とても辛い。いろんな治療法を試してきて、前回の記事みたいに明確に「声が出しやすくなった!」というキッカケはありましたが、息苦しさや喉の辛さは変わらずにあります。

自分は人に良い面を見せたいというカッコつけの癖があるお陰で、喉の辛さをある程度隠して生活できてるつもりです。ただこれだけ呼吸が浅いと頭も働かないので、日常生活のなかで(特に人と会話をするときは常に「どう呼吸したら話しやすいかな」など)余計な考え事をしながら生活しないといけず、とても面倒くさいです。

歌うなんてほぼ無理です。昨年夏からは全盛期(2年前)の20〜30%くらいしか声が出ておらず、これで人前で歌うなんて申し訳ないと思っています。それでも「ライブに出ないと!」と思うのは、やっぱり周りから忘れてもらいたくないからという気持ちがあるからだろうな。

それと、今やってる仕事以外の自分のアイデンティティって、やっぱり人生の大半の時間を費やしてきた音楽や喋りなので、これがごっそり無くなる=自分じゃなくなってしまう気がして怖いんです。

そんなこんなで多分普通のシンガーなら歌うことを諦めるくらいの状況まできていますが、なんとかまだギリギリ気持ち保ててます。

これまでも諦める寸前で周りの人や環境に助けられたので、多分今回も何かしらで助けられるんでしょう。そんな前向きな気持ちで、日々喉の改善方法を探っています。


今僕が患っている滑脱性食道裂肛ヘルニアについて、昨日ネットで色々探っていたら、症状一覧が出てきました。

単純に胃液が上がりやすくなるだけなんだろうな〜と思っていたのですが、下記のような症状もみられることがわかりました。

①げっぷ、咽頭違和感、咳などの逆流症状

②高度の滑脱ヘルニアでは、胸腔を圧迫するため、胸部圧迫感や呼吸困難、動悸などの症状を起こすこともある

③食道炎が高度になれば、嚥下困難や嚥下時の痛みも現れる

など。

実はここ最近は生活習慣を整えて薬を飲んでも喉の改善が見られず、治療のモチベがなくなって治療自体を諦めていたのですが、上記の通り僕の症状に当てはまることばかりだったので、改めて時間をかけて治していこうと思いました。治療中断したの、すごい反省してます。

この治療のおかげで喉の症状までよくなるかは分かりませんが、いずれにしても食道裂孔ヘルニアという異常を身体に抱えてますので、ちゃんと治します。

生活習慣の改善と投薬をしっかり続けて、良い報告ができるよう頑張りますね。


せっかくここまで時間とお金を費やして発声障害を研究してきたので、いつかは同じ悩みを抱えている人の力になれるよう頑張ります。

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