yhkondoツイッターのスレッド一覧(1)
yhkondoツイッターではいろいろな日本語に関する話題をツイートしています。このノートでは、スレッドのエントリーをリストアップしておきます。それぞれをクリックすると当該のスレッド全体が表示されます。
日本語学はなぜ現代的課題に対応できないのか?
日本語学(国語学)から、現代の課題に向けての提言が出てこないことにツイートしたら、予想以上の反響があったので、その理由と思われることを以下、連ツイで書いてみます。まず一つ目は、学問観の変化です。国語学は、上田万年等によって、標準語を普及させるという国家目標の下に始まりました。
— yhkondo (@yhkondo) January 21, 2019
国語教育に文法はどれほど役立つか?
国語教育に、文法研究がどれほど役立つのかという問題提起があります。このことには、実はかなり深い構造的問題があるので、私の知る限りのことを、ちょっと連続でツイートしてみます。文法研究の歴史と、分野に関わる問題です。 https://t.co/D6R7M3Gvc6
— yhkondo (@yhkondo) January 25, 2019
橋本治氏の言語的なセンスの良さ
橋本治氏は、その言語学的センスも抜群だったと思う。私の著書でも参考文献にあげて、引用したが、『枕草子』の複文構造を、そのまま逐語訳すると、現代語の口語になるということを発見して、表現したことは、大きな業績である。文構造の「逐語訳」というところを、ちょっと引用してみる。
— yhkondo (@yhkondo) January 29, 2019
いわゆる国文法には2種類の構造が含まれている。
学校で教えられているいわゆる国文法がなぜわかりにくいか?について、ちょっと連ツイしてみます。国文法には、主語・述語、活用、助詞の種類などいろいろな項目がありますが、実は、大きく分けて2種類の異なったものが含まれています。それを知るとかなりわかりやすくなる、という話です。
— yhkondo (@yhkondo) February 2, 2019
東ロボプロジェクトでどうやって古文をAIで解いたか?
「AIで古文の入試問題を解く」という話がある。では、具体的にどうやって解いたのか、一般には知られていないようだ。幸い、私は、東ロボ計画の新井先生に協力して、このプロジェクトに参加した経験があるので、ある程度解説できる。やや長期連載になるが、ちょっとずつ、ツイートしていきます。
— yhkondo (@yhkondo) February 9, 2019
「AIで古文の入試問題を解く」(スレッドが長くなったのでここで結論を)。古文の辞書で品詞分解、汎用の翻訳ソフトで現代語に翻訳。傍線部付近(現代語訳)と近似した選択肢をベクトル化して比較。一致度が高いものを正解とする、というのがやり方でした。選択肢の選び方はやや正攻法ではないです。 https://t.co/1gIjqX6iNV
— yhkondo (@yhkondo) February 12, 2019
日本語学のためのICTワークショップのお知らせ
宣伝です。2月25日に、国立国語研究所で、日本語・国語研究の研究・教育のICT化のワークショップを行います。初心者から中級者対象です。国語研の小木曽先生が、コーパス処理の話、小磯先生が、音声処理の話、私がテキスト処理の話です。できる限り、ネット中継(録画あり)も行う予定です。 https://t.co/RFKMxMqffy
— yhkondo (@yhkondo) January 29, 2019
(次スレ)
https://note.mu/yhkondo/n/nd255e8b5e5e1
読んでいただきありがとうございます。ツイートなどしていただけるとうれしいです。