12 羽生結弦展2022
※入場無料。事前にオンラインによる日時予約が必要です。
1 日本橋高島屋S.C. 2022年4月20日(水)~5月9日(月)
2 富山大和 5月13日(金)~5月26日(木)3 新潟伊勢丹 7月6日(水)~7月18日(月・祝)
4 ジェイアール名古屋タカシマヤ 7月27日(水)~8月8日(月)
5 大阪高島屋 8月10日(水)~8月22日(月)6 藤崎(仙台) 9月15日(木)~9月28日(水)
今回もスポーツフォトグラファーの田中宣明さんにご協力いただけることになりました。
田中さんは、2000-01年シーズンから撮影するフィギュアスケートを中心に、様々なスポーツでアスリートの最高の瞬間を追い続けています。
羽生選手をはじめ、多くのスケーターから信頼され、田中さんにしか見せない表情を撮ってきました。2016年から毎年刊行している「羽生結弦 SEASON PHOTOBOOK」(舵社)には、そんな魅力が詰まっています。
こちらでお見せしている写真は、2年前の「羽生結弦展2019―20」でお借りした作品の再掲載です。2019年6月、富山のファンタジー・オン・アイスで撮影した「CRYSTAL MEMORIES」です。
田中さんは「羽生結弦は被写体としての力に満ち溢れているので、つい引き寄せられるようにアップで撮ることが多くなります」と話します。しかし、「彼のスタイルの良さ、スケーティングの素晴らしさを伝えるには、周りの空間を生かして全身を写しだすことこそが魅力を引き出す撮り方なのかもしれない」という相反する思いも同時に抱きます。そんな揺れ動く気持ちを押さえて、最高の瞬間を切り取ったのが、この1枚です。
今回は、羽生展では初登場となる5点を展示します。羽生選手の美しい滑りを写し取ったものや、田中さんにしか見せない表情などを集めてみました。会場に見に来られる方には、「5点を選ぶのは非常に難しい作業でした」とお伝えしたいと思います。 いずれも会場内では一番大きなA0サイズ(841ミリ×1189ミリ)のパネルを使わせていただきました。迫力あるサイズで、羽生選手の魅力を再発見できるのではないでしょうか。(「羽生結弦展2022」担当)
◆羽生結弦展2022のホームページはこちら
2018年の「応援ありがとうございます! 羽生結弦展」から3回連続で、写真家の能登直さんにもご協力いただくことになりました。能登さんは2007年から本格的にフィギュアスケートの撮影を始め、羽生選手については同じ仙台の出身だった縁から、ジュニアの頃から撮り続けています。
その作品は「YUZURU 羽生結弦写真集」、「YUZURUⅡ 羽生結弦写真集」、「羽生結弦大型写真集 光 -Be the Light-」(いずれも集英社)にまとめられています。
こちらでお見せしている写真は、2年前の「羽生結弦展2019-20」でお借りした作品の再掲載です。2019年12月にトリノ(イタリア)で開催されたグランプリ(GP)ファイナルのエキシビションで撮影されました。
最初はリンクサイドでの撮影を考えていたそうですが、当日の練習で照明の当たり方がきれいだったことから方針を転換して、スタンドから撮影したそうです。
狙い通り、氷の上に羽生選手の影が映りこむ一瞬を見事にとらえました。影まで美しいと話題になりました。
今回は、2007年全日本ジュニア選手権で演技する羽生選手など、能登さんならではの1枚も選ばせていただきました。そのほか、一筋の光や、飛び散る氷を生かしたドラマチックで芸術的な作品にも期待してください。能登さんの作品を5点選ぶのも、とても難しい作業でした。841ミリ×1189ミリの大きなパネルで、能登さんが切り取った世界観を十分に堪能していただければと思います。(「羽生結弦展2022」担当)
今回も衣装デザイナーの伊藤聡美さんにご協力いただけることになりました。デザイン画などを提供していただきます。
伊藤さんは服飾専門学校エスモードジャポン、英ノッティンガム芸術大学をご卒業。2015年から羽生結弦選手の衣装デザインに携わり、国内外のスケーターのほか、新体操日本代表やバレエのコスチュームも手掛けています。 著書に「FIGURE SKATING ART COSTUMES」(KADOKAWA)があります。
こちらでお見せしているデザイン画は「春よ、来い」です。2年前にオンラインで公開された「羽生結弦展2019―20」でお借りした作品を再掲載しました。
「春よ、来い」は、今年2月のエキシビションで、世界を魅了しました。羽衣のような袖が特に印象的です。伊藤さんのデザイン画には「袖はひらひらする」と書かれていますが、そのほかにも特徴を示すワードが散りばめられていて、興味をひかれます。2018年の「応援ありがとうございます! 羽生結弦展」でも、多くの方が見入っていたのを懐かしく思い出します。
デザイン画には、対応する衣装の写真が添えられているので、見比べてみるのも楽しそうです。デザイン画の羽生選手の表情が、曲のイメージで凛々しかったり、優しそうだったりするのも見逃せません。そのほか、衣装の生地なども展示予定です。
また、伊藤さんには展覧会オリジナルグッズの監修も行っていただきました。まだ未発表のアイテムもありますので、楽しみにお待ちください。(「羽生結弦展2022」担当)
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