夕暮れは静かにベッドの中で考える

日が暮れる前のお風呂
歌でも歌いながら30分1時間浸かってたいな

記憶ってのは不意打ちのように思い出されることがあって
冬の町 頬をさすような寒さ
防水スピーカー持ち込んで3時間浸かってたな
あの頃のことを思い出すのは今日で最後にしようと思ったんだけれど
生活の中で重なる状況に思い出してしまう

強い風の中 言葉が降ってくる
「君をそんなにするつもりはなかった」

田舎町に戻りなさい
西へ旅しなさい
南へ飛びなさい
都会へ戻ってきなさい

恋ではなく支配されていただけだったんだ

明日の自分のことも決められない捕虜
生活のことも許可を求めて右往左往

頼りにしてる部分
それはあっても

ゲームに乗せられちゃいけない だけれども
今さらひとりではなにも決められなくなってしまった
これでいいのかなって不安になってしまう

『助けて』
「出来ない」
それなのについていってしまった

あの2月から 恋をしていたのではなく
支配されていた
夢も家も捨ててついていってしまった

今さらひとりで歩けるかい?
『自分の足でしっかり歩かなきゃ』

人生半分言い続けて 
出来なくなってしまった

支配されてるんだと弱さを受け入れて和やかにやっていくのか
ひとりで生きていくと関わりを切るのか

「支配してるわけじゃない」
『だけど私で遊んでるでしょ』

遠い町へひとりで引っ越してみようか
荷物を減らしてワンルームのオートロックのマンション
どこに行っても同じことを知っている

お城を守って
生意気なことは言わずに
ひっそりと生きていくだけだよ

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