だいたい１年巡り

君の他の人への愛情を見て君を優しいと思った

心が揺れること、繊細とも脆弱ともいうこの心
くしゃあっと踏みにじられてきた
そんな私が発する言葉は剣のように痛い

その心のお薬は君の言葉だった、それを優しいと思った

君の他の人への愛情を見て君を優しいと思った
君が眠っている間にそっと

どんな人なんだろう
いつもページをめくるたびに
寂しげで儚げで
もしかして生きづらいひとなのかもしれない

ある７月の終わり
元気ですか
コメント送りたくてもなんて言えばいいのかわからない
いつもそっと❤️を押していた

他の人に君は暑中見舞を出していて
私はもう知らない❗️と勝手に怒った

焼きもちだった
君を好きになっていた

ページをめくると
時おり心が暖かくなったけれどどこか悲しげ
もしかしたら生きづらい人なのかもしれない
それでも君を好きになっていた
その心が優しかったのかもしれない