𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の2ndアルバム『radii』が良すぎる

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の新アルバムが良すぎたので、めちゃくちゃ良かったということをダラダラと書きます。

まずは、音源以外の所も良すぎたのでそこから。
(現時点で初回限定盤しか手元に無いので、初回限定盤のみで)

図.1  顔の良い𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の顔

はい、当然のようにお顔が良くて凄いです。

デッカイ衣装で身体が隠れているのもめっちゃ良いですね。お顔がより一層強調されてて良い感じです。

お互いが反対を向いていて、目の高さに揃うよう、2人の間に「ii」が並んでいるのも意味ありげで良いですね。

すぐ側、2人の間にある「愛」をまだ見つけられていない、そんな感じでしょうか(雑考察)。

「見つめあっててくれよ....…」という気持ちは、冒頭に載せているHyperLoveSongのMVのCメロで、それはもうバチバチの距離で見つめ合ってるので、そちらで発散しましょう。

雑考察とか書きましたが、アルバム最後にあるHyperLoveSongでめちゃくちゃ見つめ合ってるあたり、最後に愛を見つけたって解釈でも問題無さそうですね。

それにしても顔が良すぎる、ユニット組んでくれて本当にありがとう。

そして側面(？)にはHyperLoveSongの歌詞。 
オシャレですね。

図2.  神話への伏線

ていうか、ここ「神」って言ってたんですね。

他の歌詞の言葉のスケールや、テーマ、曲調的にも、「神話にでも突入するんか..…？」と思っていましたが、この歌詞で確信しました。

次作のテーマは、「神話」です。

そして裏面。
太極図ですね。オシャレです。

図3.  harmoe太極図

アルバムのタイトルである「radii(半径)」を超えて完全な円になっているので、何か意味ありげですが、全く分からないです。これはどういう事ですか？

まぁ、太極図、宇宙や天地万物の生成に関わる概念をここで持ってくるあたり、やはり神話に片足突っ込んでるのは確実ですね。
黒背景に、1stで地球を演じた2人が中心で円になっているので、宇宙感ありますし(ヤケクソ)

後、黒にピンクとか赤でimpressと配色が近いのに、衣装とかメイク、表情の違いで、全く異なる印象を受けるのも面白いです。最高。

そしてブックレット。
タンポポの綿毛ですね。
オシャレです。

図4.  意味深タンポポ綿毛

オシャレですが、このタンポポの綿毛はブックレットの最後のページで2人も持っているので、やはり何か意味があるのでしょう。

ので、オタクの習性として花言葉と由来を調べましょう。

たんぽぽの綿毛の花言葉には、「愛の神託」「別離」などがあります。

https://tokyo-kotobukien.jp/blogs/magazine/73241#:~:text=%E8%8A%B1%E8%A8%80%E8%91%89%E3%80%8C%E6%84%9B%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A8%97,%E3%81%95%E3%81%BF%E3%81%97%E3%81%84%E9%9B%B0%E5%9B%B2%E6%B0%97%E3%81%AE%E8%A9%B1%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

はいやってますね。
あるじゃないですか、「愛」が。

でも、ここで愛より気になるのは「別離」でしょう。 

この花言葉は『たんぽぽと南風』というアメリカの昔話に由来するぽいです。

Dandelions | Fran Stallings - Storyteller

うーん、ちゃんと愛の物語なのが凄い。


しかもブックレットの、それもタンポポの綿毛の写真で物語を忍ばせてくるの、もう変態じゃん。

で、忍ばせた物語の結末が「別離」ってなんだよ、𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖別れちまうのかよ。
次が最後とかなよかよ。
やだよそんなの。やめてくれよ。
𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖は、俺が死ぬまで一緒にいてくれよ。

流石に悲しいので、タンポポの綿毛には気付かなかった事にします。

ブックレットですけど、写真集とも絵本とも歌詞カードとも取れる作りになってて凄いです。

しかも中には意味深な紙切れが入ってて、開けた時ビビりました。

そして折り方もオシャレだ....…。

そして意味深だ....…。

ちょっと考えましたが、どういう事なんだってばよ...…。

折り方も何故ここに挟んだのかも全く分かんないです。悔しい。

とまぁ、音源はもちろん、装丁もブックレットも妥協を感じさせない拘りで非常に最高です。

ここまで色々見て感じて考えて楽しめるアルバム、少なくとも私は触れた事ないです。

楽しみすぎて既に1800文字くらいよく分かんない事をダラダラ書いちゃいました、怖いね。

はい。続いて楽曲の感想に参らせてもらいます。

正直、impressが劇物すぎたので、個人的にもうこれを超えるのは無理なんじゃないかと思ってたんですけど、完全に杞憂でした。土下座させてください。

まぁ、超えてるとか超えてないとかじゃなくて、impressとはまた違う、別ベクトルの強さで殴られた感じですね。

impressは、ヴィランズとしての自我の強さとか、それを表現する2人とか、音の治安の悪さが、他のアーティストは勿論、これまでの𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖や、はるちゃん、もえぴの個々人の活動でも見られなかったから、めちゃくちゃ新鮮に感じて、それが所謂「曲の強さ」としてぶっ刺さってたんですが、

今回のアルバムもまた同じで、これまでの2人の活動で見たことない表現や、𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖独自の世界観がしっかりあるから、impressとはまた違った角度でぶっ刺さって、驚くほど衝撃を受けた感じですね。

「これまでの2人の活動で見たことない表現」という点で言うと、『All of Me』は凄まじいです。

もう歌い始めから俺たちの知らない歌い方をしている....…。

薄らとした陰鬱さと押し付けがましい期待・純粋さの透明感が入り交じる歌声で、「偏執」を声で表現するとこうなるんだ、という事が伝わってきて非常に好き。

個人的に、2番以降で物語がバッドエンドに傾き始めてからの、「どうして笑ってくれないの？」で困惑と狂気が滲んでるはるちゃんの歌い方が本当に良すぎて狂う。

これだけの表現、引き出しとして持っていたのか、今回身に付けたのか、どちらにしても、魅せてくれてありがとうございますという気持ちでいっぱいです.....…。

また、『Night before』も同じく凄いです。

また全く知らない雰囲気の曲になってますね。

歌い方凄すぎて、「え、これライブどうなるのw」っていう気持ちが真っ先に出ましたね..…。

ただ、同じ感想を抱いたアンチクライアントは、2ndライブでバチバチに決まっていたので、私のカスみたいな心配は杞憂でしょう。

後、これライブで真っ赤な衣装で踊ってくれたらめちゃくちゃ映えそうなので、お願いします。

そして『HyperLoveSong』もやっぱり何度聴いても凄いです。

もうキャンバスセッションVI含め各イベントで何度かフルで聴いてますが、改めて聴き直してもやっぱり鳥肌が立ちます。本当に凄いと思います。

2人の表現、音、歌詞。もう全部が天才で凄いです。
なんと言うか、本当にもう凄い。

凄すぎてカスみたいな語彙しか出てこなくて悔しいです、負けました。

MVも神です。

本当に全て含めて過去最高傑作レベルだと思います。

こんなもの作ってしまって今後どうするんやと運営側を心配してしまうレベルです。

まぁ先述したように、また別ベクトルですんごい物を作ってくださると思うので、ふんぞり返って待っておきます。

「これまでの2人の活動で見たことない表現」「𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖独自の世界観」という点で見た時に、「ふわふわparty つられてhappy」はあまりその辺を感じ取れず刺さらなかったので不貞腐れてたんですが、今回のアルバムで通して聴いた時、他の楽曲の愛が重すぎて、これくらいふわふわしてるのが非常に心地よく感じたので、手のひらを返させて貰います。

「twin's heart beat」も同様で、初めてワンコーラス視聴した際に、「なんかこれだけ雰囲気違くないか」と思ってましたが、アルバム通して聴くと、むしろそれが良さだと思いました。こちらも手のひらを返させて頂きます。

「パッセ！ソッテ！グランージュッテー！」とかが狂うほど好きなので、ライブの際、ここはオタクに言わせて欲しいです。

後は、インタールードトラックですね。
「や、僕らは脇役なので…」みたいな雰囲気を出してたくせに、いざ聴くと余裕でメインに食い込むくらい良くてキレました。
これらがライブでどうなるのかも楽しみですね..…。

「Dorothy」「愛と呼ぶなら」もめっちゃくちゃ良いんですが、歌詞を見たり色々考える前に力尽きたので後日じっくり聴き直します......…。
現状、どちらも「𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖終わってまうんか..…？」ってくらい最終回感があるな、って感想です(激浅)

ここまでのらりくらりと書いてきましたが、本当に最高のアルバムです。

このアルバムが売れなかったらこの世界がおかしいと思います。

それくらい良いです。

肝心の「愛」については、まだ全くわからないです。

ですが、仕事があるにも関わらず、アルバムをループしながら朝6時前までブログに感想を書いているこの行為は、私ゴンザレスから𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖への「愛」かもしれないですね。

また、ここまでカスみたいなブログを読んでくれた貴方の行為も、また「愛」かもしれないですね(照)。