#75 万が一の備え ~やんちゃなチビッコがいるおうちに

今日は、珍しく、お金の話です。そして、備えといっても防災的なことではなくて事故的なことです。

突然ですが、保険ってどうされてますか?
私はシングルマザーなのもあって、いざというときに保険を考えようかとも思ったのですが、この不安定なご時世。「何かあるかもしれない」という意識が現実を呼ぶかもしれない・・・と、生命保険の類はすべて解約していました。
ただ、ひとつだけ入ってよかったと思った保険がありました。

それは、不慮の事故をカバーしてくれる損害保険です。名称としては、破損ありの火災保険です。

もとはというと、以前、東京時代に住んでいたアパートを借りるときに、たいていどこも賃貸用の保険に入らなければいけませんでした。

あるとき、長男のいたずらがありました。トイレを流すと水が流れると思うのですが、それが面白かったらしく、トイレットペーパーをちぎって、そのトイレの流れるところに流していたのです。
そうとは知らずに生活していたのですが、あるときトイレの水が流しても出てこなくなりました。なぜだか分からず、修理屋さんを呼んだら、なんと、トイレの便器の裏側にある流すための水を出す口が目詰まりしていたとのこと。手作業で全部取っていただくことに。工賃、2万円弱だった記憶があります。
不動産やさんとやり取りしていたので、保険が使えるかも?と思い、申請してみると使えるとのことで、ホッとしたのでした。それ以来、何をしでかすか分からない長男がいても、万が一何かあっても保険が使える、と安心したのでした。もちろん、ない方がいいのですが。

ADHDの特性を持つ長男、おもしろそう、と思ったことをしてしまうのですが、何に興味を持つのか予測できません。動いている洗濯機の中に、お湯取りのためのホースを入れてみたようで、異音がして気づいた私が洗濯機に行ってみると、無残にもホースがねじ切れていました。
洗濯機では、友人のお子さんは、ドラム式の洗濯機の排水口のようなものを外してみたかったらしく、洗濯機の稼働中に外して、洗面所がものすごい水浸しになったと言っていました。
長男のエピソードには事欠かないのですが、電球の玉切れがあって、天井に取り付けていたカバーを外し、ほんの5分トイレに行っている間に、カバーをわざわざ持ってきて、上に乗ったらしく、カバーが割れていました。2歳とか3歳ではなく、話が通じるようになってからのエピソードです。

以来、何をしでかすか分からないので、万が一のときに備えて、この保険には入っていました。団地に入ったり、移住したりして、保険に入る義務がなくなってからも、火災保険には入っているつもりでした。
今の住宅に引っ越してから、お風呂がカビだらけで、ガスのホースも真っ黒だったので、保険が使えるかなと、加入していた保険に聞いてみたら、「破損には対応していない」とのこと!
自分でネットで探して入った保険だったのですが、天災や地震によるかどうかや、補償額の確認はしたものの、破損の有無までは確認していませんでした。破損とは、不慮の事故により壊れてしまったものの補償で、借りている家の設備や、自分の持ち物(こちらは上限低め)を補償してもらえるものです。2年契約で2万5千円弱くらい。
車の保険と同じく、ネットだから安いのだと思っていたら、破損ありかなしかで大きく価格が違うのだと知りました。

破損がないなら意味ないじゃん!と、気づいたのが11月くらい。慌てて保険会社を探したのが12月。よさそうな保険の見当を付けて1月に申し込み、無事に2月1日から適用開始、となりました。

そうしたら、なんと2月3日に、お風呂のボイラーが凍結破損したのです!
もともと凍結による破損は、どんな理由があろうが借主負担、と聞いていたので、水抜きをして気を付けていたのですが、水抜きが甘かったのか、水抜きしたあと出口が凍ったまま水を出してしまってそれが凍ったのか、ボイラーの中が凍ってしまいました。
水が出なくて、起こっている症状は、あきらかに凍結破損・・・あぁ・・・!!

修理屋さんに問い合わせると、部品はもうすべてなくなっていて、ボイラーを総とっかえするしかないとのこと!

そういえば、かけかえたばかりの保険、使えるか?と問い合わせてみたら、使えそう!とのこと。業者さんにもその旨話して、20万円を超えるボイラーの代金を保険会社にもってもらえることになりました。
これがあと1週間ずれていたら・・・すごく気を付けていたのに起こったハプニング。ありがたいと思った事件でした。

まだまだ落ち着かない長男に加えて、2歳になる三男も今何をするか分からず目が離せない毎日。何もないに越したことはなく、いつも目を離さずにおりますが、それでも保険があることで安心していられます。

何かあったときに、と思うと、この破損がついている火災保険と個人賠償責任保険には入っています。個人賠償は、自転車に乗っていた子どもが、歩いている人にぶつかってしまった場合、後遺症が残ったり死亡させたりしてしまうと、莫大な金額を支払わなくてはいけなくなります。という話を聞いて、子どもたちが自転車を乗り始めたときに、保険をかけました。
今は、小学校や中学校から「個人賠償責任保険など、入っていますか?」と問われることも多いので、知られることも多くなりましたが、お子さんが加害者になる可能性が少しでもあるなら、入っておいて損はないと思います。こちら、いろんなサービスに付帯していることも多いので(クレジットカードや、生命保険など)、確認されてみることをオススメします。

今日も読んでくださってありがとうございました。
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それでは、また明日!

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