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巨人軍個人的注目選手①2/8時点

岡本和真


言うまでもなく、今シーズンも巨人軍の勝敗を常に背負ってもらう選手。
私はよく叱咤激励させてもらいますが、素晴らしい選手であることは間違い無いです
(確か)去年の勝利打点1位だったことからも分かるように、一振りで決める岡本の勝負強さは巨人軍の打線の1番の強みと言えるでしょう。

実際に2019年からの連覇も、ここと言うポイントでは岡本の一打がチームを救っていたと思います。
坂本勇人のチームですが、実際にチームの浮沈を1番背負ってるのは岡本で、岡本が打てなきゃチームが落ちるし打てば上がるでしょう

2022シーズンへの期待へ目を向けると、目標が「ゴールデングラブ」なのは残念です。
メディア向け何で本心を喋ってるとも限りませんが、やはり三冠王やキャリアハイを目標として勝負して欲しいですよね。

ツイートでも何度か言わせてもらっていますが、岡本の打球を上げる才能は本当に稀有です。
何のエビデンスもないんですが、岡本の3割への壁はゴロヒットなのでは?と思ってます
自分の感覚ですが、パワーヒッター寄りの3割打者は引っ張った打球でのゴロヒットが多いです。少しアッパー気味軌道かつ速いスイングでゴロを打つと、トップスピンがかかってボールが走るのでしょう。

かつては小笠原道大、中島宏之、村上宗隆や柳田悠岐にもこれを感じます。
そこでふと思ったのが岡本はゴロでのレフト前が少ないのでは?という仮定。

ただ、先ほどあげたタイプのゴロヒットは、打球を上げにいくスイングかつ強く振ることが条件と思っているので、なかなか難しい。
岡本あるあるの差し込まれ気味のフライが多いことが改善されれば、ゴロヒットも増えるのでは?という思いがあるので、まずは構えた時の右のつま先が捕手側に向きすぎる点を改善してほしい。
差し込まれる打席が減ることが第一歩になると思います。

下半身が開きながらも逆方向にも飛ばせるのが岡本の持ち味。変に開くことを嫌わずに、振って行って欲しい。

菅野智之


キングオブエース。今年は調整が遅れてない年であり、本人も順調そうで期待が持てる。
菅野の好不調のパラメータとして左打者へのスライダーで詰まらせられるか、があると思っていてここを見たい。

良い時の菅野は左打者が分かっていても詰まってしまうような強度のスライダーを投げている。

これを取り戻すことが他の全球種を活かすことにもつながる

菅野の打たれる時は「真ん中or高めに集まってる」と言われがちだが、いい時はそれでも押し込む強度がある。それがあるか否かがポイントだろう。

中山礼都


中山に関しては、期待を抱かせるスイングをしている。過去にも何度か言っているが、打撃の雰囲気は福留孝介に近いものを感じさせる。
あのようなリラックスした間合いの取り方に加え、下半身が開きながらも外を流せる打撃なので対応できないボールが少ないタイプになるだろう。
(インサイドの強い球も前で打ちに行くことができ、外も流せる)

パワーレスさが目立っていたが、今キャンプではかなり「強く振ろう」という意志を感じる。

フリーバッティングでもいいスイングをしていると思うが、少々感じるのは少しヘッドが下がりすぎなこと。この点に関しては「飛ばしたい」というところで取り組んでいる部分だと思うので、注視。

腰が前に向きながら流せる長所を自分の打撃に1番活かすには、基本はストレートに遅れないタイミングで前で打ちに行くことが大事になるでしょう。
現状は始動が遅いです。

腰が前に向きながらでも遠目のボールに対応できるのは重要な才能だと思っていて、秋山翔吾などもこれらに当てはまると思う。
その中でも、骨盤が上を向くような形にならないのもいい。立岡や新人の岡田、引退した宇佐見などは骨盤が上を向くような感じ。

昨年はファームで良かったといっても試合数は少ない。守備に疑問もあるのでまずはファームで鍛えたいところ。


デラロサ


今年も太ったアフリカ系の女性のような体型での来日。
ファンの期待を裏切りませんでした
腰がキレていた時は右打者のアウトローへの制球が持ち味だったが、それをいってももうしかたない
昨年後半はモデルチェンジしてツーシームやチェンジアップも駆使しながらゴロを打たせる投手に。
先発としてもやっていけるのでは?と個人的にはかなり思っているが、先発の外人を2枚補強したからそれはなさそう。
リリーフではデラが1年間働いてくれるかが1番鍵になりそう。8.9回どちらかを埋めてほしい。

坂本勇人


昨年後半戦、楽に立ってスタンスを狭めたフォームで一時調子を上げた坂本。
今年もこれに取り組み、それが慣れてきた頃に3割があると見ていたが、練習を見る限りは今年最初は従来の腰を落としたフォームになりそう。

将来的にもどこかのタイミングで楽な立ち方への変更は必須であり、そのタイミングにきていると思う。

本人はスタンスを広げて腰を落とさないと強く押し込めなくなる感覚なのだろう。
加齢による負担も加味して、私は昨年から楽に立って小さく回るようなフォームを推奨していたが、それはもう少し先になりそうか。

とは言っても引き出しには入ったと思うので、個人的には今年は3割を超える高打率が期待できると思っている。

中田翔


岡本は打つ前提で、ある意味今年のキーマンでしょう。
守備力は言うことがないレベルで、中田がうってくれるのが巨人には1番いいのは間違いない。

17キロ?の増量は少しやりすぎ感があり、不安に思う部分もあるが、今年やれなきゃクビが涼しいことは1番わかっている中で自分の体を1番知っている自分で決めたこと。
覚悟の中での増量なので、期待して応援するしかないとは思っている。

中田自身も自信があると口にしまくっており、自分自身にプレッシャーをかけて勝負しているのだろう。
これは素直に応援したいと思うし、これで結果出してこそ中田翔だろう。
中田翔という野球界に大きく貢献した野球人が、今後どのような評価をされていくかの瀬戸際に立っているのは間違いない。


メディアはやたらと順調な調整をアピールしているが、自分の目にはあまりそうは映っていなく、明らかに前に突っ込むようなスイングになってしまっている。

もちろん前に体重移動しながら振るのは当たり前なのだが、やりすぎと言うイメージ
トップの位置で頭を残してボールを探してから振る」のが大事な意識だと思うが、今の中田のスイングは前に流れていきボールを探しながら振っているようなイメージだろうか。

これだと、手が遅れて速球に差されて変化球も頭を突っ込んで追いかけてしまうという悪循環になりそう。
「ボールを探してから振る」はかなり大切だろう。

中田自身、課題は感じているようでツイストを取り入れたりはしていた。
左の肩ごとボールに向かっているので、改善しよう。

また、セリーグでの昨年はボールのセレクトにかなり手こずっていた。この辺りはもう少し時間がかかるかもしれない。中田が年間トータルで成績が残ることを信じて粘り強く起用してほしい。

次は大城とかピロ岡書きたいなー。

おまけ

予想開幕オーダー
4吉川
6坂本
8丸
5岡本
3中田
9梶谷
7ウィーラー
2大城
1菅野




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