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旅の備忘録:シンガポール

インドネシアを去ると、次はインドへ向かう。

あいにく前の飛行機の遅延によってインド行きの飛行機に間に合わず、慌ててチケットを切り替えるハプニングなどもあった。その流れで、予定にはなかったがシンガポール滞在が決まったのだった。それはさておき、シンガポールについて少しだけ感じたことを残しておく。

カウンターで「乗れない」と告げられる巻

基本、空港から出られていないので「空港敷地内」のシンガポールについて少し書いてみる。そもそもシンガポールへのイメージは、マレーシアのカンファレンスなどでお会いした学生起業家から「私の国では、政府が招待してくれて(食分野の)起業家同士の交流会があるの。規制緩和などもスムーズだし、大学からの投資ファンドも充実してるわ。」という話を聞いて、ちょっと羨ましくなったり、知人の経営者がそういう風土に憧れていつの間にか移住してたりと、断片的にそのマレー半島の先端で輝く小さな国の豊さを耳にしていた。

実際、訪れてみると、パスポートコントロールの完全自動化や空港敷地内のジュエルをはじめとした国策で大規模観光地を作り、整備してしまうハイリスクハイリターンの戦略と勢いを感じた。凄い。

ジュエルの人口滝、すんげえ

人口滝が美しい商業観光施設ジュエルの総工費は約1,394億円、この莫大な予算を国が旗振り役となって拠出することで、後ろから多くの企業がついてくる。実際、24時間人が訪れ続けるチャンギ国際空港とここでしか見ることが出来ない大規模観光施設があれば、数十年あればペイできてしまうのだろう。

ちゃっかりジュエルの滝を取り囲む、資生堂がスポンサーした屋内森林の中で、クッションと枕を敷いて爆睡してしまった。

ジュエルの横の森で、爆睡する直前の写真

次こそインド編を書きます。ベトナム・カントーより。


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