JST SCORE 事業(拠点都市環境整備型)横浜プラットフォーム Demo Day を開催しました。

図1

JST SCORE事業(拠点都市環境整備型)横浜プラットフォームは横浜の四⼤学(神奈川⼤学・関東学院⼤学・横浜国⽴⼤学・横浜市⽴⼤学)が連携し、
起業を志す⽅の新しいチャレンジを⽀えるプログラムで、各⼤学を代表する
研究者による成果発表の場をメインとし、横浜エコシステム内で様々な⽀援活動を⾏うプロフェッショナル⼈材や、同じ志を持つ仲間との出会いの場を提供することで、⼈脈づくりの実現を⽬指しています。

Demo Day 第⼀部では、⼤学研究者5名による研究開発課題の発表が⾏われ、それぞれの発表の後、講評者の⽅から講評をいただきました。
(各研究者の研究課題についてはこちらを御覧ください)
https://www.jst.go.jp/start/base-city/project/yokohama.html
https://www.jst.go.jp/start/file/project/score-u-city_p_yokohama.pdf

図2神奈川大学 工学部 教授 岡本 専太郎 様「活性型ビタミンD誘導体による創薬」 

図3横浜市立大学 教授 足立 典隆 様「医療の未来を切り拓くDNA修復ー早期事業化に向けた統合的研究開発」

図4横浜市立大学 准教授 小島 伸彦 様「動物実験を代替可能な試験管内スフェロイド臓器の開発」

図5横浜市立大学 放射線診断学 准教授 山城 恒雄 様「画面共有・対話コンサルテーション機能を備えた次世代型遠隔画像診断の発展性と事業化に関する実証実験」

図6 横浜国立大学 環境情報 教授 鈴木 淳史 様「ハイドロゲルを用いた手技トレーニング用生体質感モデルの開発」

講評者

図7株式会社TNPパートナーズ 代表取締役社長 呉 雅俊 様

図8株式会社アドライト 代表取締役CEO 木村 忠明 様

図9筑波大学 医学医療系 教授 小柳 智義 様 (右)

Demo Day第⼆部では、同じく⼤学研究者4名による研究開発課題の発表が⾏われ、同様に講評を頂きました。

図10関東学院大学 経営学部経営学科 教授 小山 嚴也 様「ウルトラファインバブル活用による養殖業のサステナブル・ブランディング事業」

図11横浜国立大学 教授 岡 泰資 様「心拍変動周波数解析を用いた心肺負荷状態把握に基づく高負荷活動従事者の労働安全支援システムの開発」

図12横浜国立大学 工学研究院 教授 丸尾 昭二 様「多様な材料を3Dプリントできる多目的マイクロ3D造形装置の開発」

図13横浜国立大学 大学院 環境情報学府 博士課程後期2年 松本 昭源 様「高分解能X線イメージング装置の迅速製造サイクルを実現するVGC法用いた厚膜シンチレータ合成とその実用化検証」

第三部の前半では、2021年12⽉に関内・YOXO BOXで開催された「横浜・⼤学対抗ビジネスプランコンテスト」の優勝者、株式会社StockBase 代表取締役社⻑関芳美様による発表が⾏われ、株式会社アドライト⽊村様に講評を頂きました。

図14株式会社StockBase 代表取締役社長 関 芳美 様「企業の廃棄削減を目標としたマッチング事業」

第三部の後半では、第⼀部、第⼆部で講評をいただいた三名に加えて、株式会社リバネスグループ開発事業本部/戦略開発事業部Leave a Nest America Inc. (リバネスアメリカ)取締役武⽥隆太様にモデレーターをお務めいただき、「⽀援者によるパネルデスカッション」がひらかれました。

図15株式会社リバネス グループ開発事業本部/戦略開発事業部 Leave a Nest America Inc. (リバネスアメリカ)取締役 武田 隆太 様(左)

図16

パネルディスカッションでは、「研究者は研究に専念すべきなのか、それとももっとビジネスのフィールドに出ていくべきか」「失敗して次に繋げることでイノベーションが起きる」「⼤学と企業をつなげるプロデューサーの役割を誰が担うか」「企業と⼤学のプラットフォームのあり⽅を真剣に考えるべき」といった議論がなされました。

最後に、⼀般社団法⼈横浜みなとみらい21 坂和伸賢代表理事による閉会挨拶があり、代表理事からは「とてもいい場をつくることができた。横浜未来機構の活動等を通じてこの流れを持続していきたい。」との話がありました。

図17一般社団法人横浜みなとみらい21 坂和 伸賢 代表理事


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