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障害児育児・上の2人には無い違和感、息子はもして障害が?



こんにちは!
占い師のうめざわです。


最重度の知的障害者である息子について、本日は私が初めて「ん?なんだろう、この感覚、なにかおかしい」と薄っすら背筋の凍る思いを振り消しながら過ごしていたあの頃……
息子が生後半年くらいまでに起こったホラー会、あ、違いますね、息子へのものすごい違和感について2話構成でお話しします。

それでは、スタート~!


まずはこちらから。

赤ちゃんの泣き声で何となく分かるハズの感情が……一切分からなかった件について



突然ですが、質問です。
あなたは自分のお子さんがまだ赤ちゃんだった頃、その子の泣き声を聞いて「おしっこしたのかな」「お腹すいたのかな」「ちょっと室温が高くて暑いのかな?」「おや、この泣き方は具合が悪い?」など、分かったりしませんでしたか?

もちろん最初からは分からなかったでしょうけれど、生まれてから毎日毎日その泣き声を聞いているうちに、何とはなしに我が子の今の訴えが分かってくるようになりますよね(あ、もちろん、外したりもしますよw)。

私の場合、上の2人のお姉ちゃんの時には、割と余裕を持ってその泣き声に対処していたような、そんな記憶があります。

それがですね。3番目の息子の泣き声は、その訴えとか感情が全く分からないものだったのです。
今何を求めて泣いているのか、本当に戸惑うほどに意味不明のその泣き声には、今思えは、何の感情も乗っていないと言いますか、とりあえず泣くシステムを兼ね備えているから反射的に泣いております、みたいな。

私はその意味不明な泣き声に対して、とりあえずおむつを確認して、違うとなったら暑いのかなとか痛いのかなとか、推測してみるしかないのでした。

おそらくなんですが、健常な赤ちゃんは、自分の今の感情を泣き声とか泣き方で自然に反映させられるので、ママはそれをキャッチすれば何を訴えているのか理解できるのでしょう。
ええ、確かに、上の2人の時には普通にキャッチしていましたよ。キャッチしていた、という認識すらありませんでした、だってそれが普通だから。

お芝居だってドラマだって、役者さんの泣き方ひとつで「ああ、悔しいんだね」とか「そうだよね、悲しいよね」とか「あの人が嬉し泣きしてますけどこちらまで泣けてきちゃうよ」なんて普通にたくさんあるじゃないですか。

息子の場合、おそらくなんですが、うんちしてお尻が気持ち悪いとか、お腹がすいたのでミルクが飲みたいとか、暑いからタオルケットをどかして欲しいとか、そこまで感じる知能が無かったのではないだろうか、と、後から推測いたしました。

感情のない泣き方はそもそも奇々怪々です。泣くという行為に一般的に乗ってくる感情のその意味は全く通じてこないし、泣く事そのものが、とりあえず人間やってます、という形でのオプションでついてくるおまけみたいなもんにしか思えなかったな、と今となっては感じざるを得ません。

まだこの頃は重度の知的障害を持っているとの診断がなされていない時だったとはいえ、私はこの事態に「息子は何か変」「感情か全く持って分からない、というか感情あるのだろうか?」という疑念がふつふつと湧き出ていた赤ちゃんの頃の息子でありました。


以上は私が一番初めに息子の障害を薄っすらと、しかし闇深く疑った出来事でした。
↓ 


本日2話目の話題はこちら

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