60歳で普通二輪免許取得⑤


一本橋の克服

最初の見極めで苦手意識がうまれた一本橋を克服するのはなかなかたいへんでした。一回落ちだすとクセになり、教習中続けざま落ちたりしていました。力が入ると逆にニーグリップが緩み、手に力が入りコントロールが効かなくなります。技能教習のあとの教官からの批評ではいつも一本橋もっと力を抜いて、と言われてました。
このYouTubeは結構参考になりました。↓

結局コツとしてつかんだのは3つ。
1つ目は当たり前ですが、最初入るとき真っ直ぐに入ること。ちょっとでも斜めに入ると最初からその調整が必要になり後々まで響きます。スラロームが終わったら多少大廻りしても橋に対して正対につけることが最も重要です。
2つ目は前ブレーキに手をかけないこと。基本的にはクラッチの緩急のみで渡ります。やばいと思ったら寧ろクラッチをつないでしまいスピード上げても渡ってしまいます。
3つ目は時間を気にしないこと。7秒より早くても落ちるよりましです。
ついでに言うとスラロームも同じで早く回ろうとして回りきれなかったり引っ掛けるより、ゆっくりでも確実に回ることのほうが大事です。スラローム途中やばいと思ってスピードを下げ回りきったとき教官にあれでいいんだと逆に褒められました。
コツをつかんだ最後の3時限ほどは見極め、卒検も含め、一本橋はすんなり行けるようになりました。

教習所の教官

気のせいか自動車教習所でも二輪の教官は四輪の教官に比べ、なんとなくみんな個性が強く感じます。バイクと同様、教官も個体差が大きく、優しい教官、厳しい教官色々でした。
でも、全体的にいい人が多く、当たり前かもしれませんがみんな免許を取らせてくれようとしていると感じました。よく教習所の教官にいじめられたみたいな話を昔聞きましたが時代が変わったのかもしれません。
個人的には最初の授業のときの教官が最も相性が良かったようです。

見極め最終

最終の見極めの教官はいちばん最初のときの教官と同じ教官でした。最初に褒めてくれ、なんとなく親しみを感じていたので割とリラックスして臨むことができました。
見極めは生徒二人に教官ひとりで行われます。私は2番目、なんとか自分ではひと通りできたつもりでした。
結果、教官からは一部後方確認の甘さが指摘されましたが無事見極め通過!無事卒検へと進むことができました!


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