タイトル未定

わたしはあなたについて
知っていることよりも、知りたいことの方が多い

人が1番最後に忘れるという『匂い』さえも、
あなたのものをよく知らないわたしだ

忘れられるものがないと言ってもいいだろうか
よく好きになれたものだ

それでもわたしは
もう会えないかもしれないあなたと
もう繰り返されることのないあの日を
本当に必死に思い出して、
頑張るための気持ちをつくっていく

お守りのような存在になってくれたことに
心の底から感謝している

どうだろう、
あなたはわたしについて
知らないことの方が多いはずだ

だから、
せめて知っていることだけでもいいから
それを忘れないでいてほしいと思う

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