映画メモ:『円卓の騎士』(ネタバレ)

●このメモは、備忘録として映画やドラマを見ながら趣味で書いていたものです。
●他者に公開することを前提としない自分用記録だったため、単純な箇条書きばかりで可読性は低くなっています。
●ネタバレ全開ですので、その旨ご了承ください。また、時々私見も混じっていますがそこはどうかお気になさらずに。

Knights of the Round Table 1954年アメリカ リチャード・ソープ監督

・いきなり聖杯探しから。パーシヴァル(Gabriel Woolf)。ランスロット(ロバート・テイラー)の子ガラハッドに宿る。キリスト教。預言者マーリン(フェリックス・エイルマー)。ウーゼル王のご子息がふさわしい。モーガン(アン・クロウフォード)に王位継承権。モードレッド(スタンリー・ベイカー)に。石に刺さったエクスカリバー。マーリンが案内したみたい。ひとり試した後アーサー(メル・フェラー)が抜き、非難されて円卓会議で会おうと言われる。マーリンは行動で示せと。
・アーサー王子に会いに行く騎士たち。レオグランス王も会議へ?姫は来ませんぞ。イングランド王妃にしてみせる。モードレッドの領土。アーサーを狙う騎士の一団。明け方からずっと待ってたという女の子イレイン(モーリーン・スワンソン)。ランスロットが送る。フランスからきた。幸福の鳥を見つける。その進路に伏兵。アーサーの手下かと言って襲ってくる。駆けつけてきた騎士が加勢。チャンバラアクションがどうにもかっこわるい。助けに来た騎士が例はないのかと手合わせ。実力伯仲。おっとりがたなの剣道の試合みたい。ランスロットの剣を飛ばす。取って投げてやる。続き。夕方。ふたりとも疲れ果てた。アーサー・ペンドラゴンだった。ランスロットは剣を折って詫びる。アーサー、ランスロットに剣を与える。パーシヴァル。イレインの兄。イレイン寝てる。私を進化に加えてください。聖杯を見つけます。キャメロットで会おう。
・ストーンヘンジが円卓?戦いを辞めるべきだという話。ピクト族のマール王。アーサーに何の権利がある。アーサーは重税や圧政を裁くという。ペリックはランスロットの馬。戦いになる。アーサーたちは退却。ガウェイン(ロバート・アーカード)はワガママばかり。ガレス(Anthony Forwood)。脱走しようとするふたりに馬を挙げようというランスロット。気持ちだけもらうといって戻る。クリスマスだからとランスロットに指輪を。ふたりで神への祈り。
・アーサーたちについてくる人が増えていく。いつのまにやら大軍に。モードレッド軍イングランドと対峙。敵はあれだけか。アーサーたちが進軍してくる。徐々に馬の速度が速くなる。蒼いモードレッド軍。ふたつの軍がぶつかり合う。ぶつかり合ってから矢を射る弓兵たち。味方にも当たるぞ。アーサーの首を取ったという男。まだここにいるぞ。アーサー軍引く。モードレッド軍追撃。弓兵たちが待機してる。横から弓で攻撃。逃げてた騎馬兵がとって返し、弓兵たちも歩兵となって攻撃。エキストラはけっこう多いな。アーサー軍の勝利。
・再度アーサーがエクスカリバーを抜き、国王に。モードレッドが忠誠を誓うと言うが、ランスロットは信用できないと反対。王がモードレッドをかばう形になり、ランスロットはそれでは忠誠は誓えないと立ち去る。王妃はグゥイネヴィア(エヴァ・ガードナー)を迎える。
・ランスロット、女を賭けて馬上試合。先に落とされるが、落とし返す。グゥイネヴィアには不名誉の証と名を名乗らない。アーサーの婚礼に国中の騎士が集まる。ランスロットを除いて。花嫁登場。モードレッドとモーガンは引き裂いてやるとか言ってる。ランスロット戻ってきて忠誠を誓う。王妃にも誓いを。私を助けてくれた方よ。王妃の側近に任命。本日より君たちを円卓の騎士と呼ぶ。アーサーの誓い。大義をもって悪を倒す。友を裏切らない。全員誓いを唱和。
・パーシヴァルがきて、イレインを王妃の側に置くことに。ランスロットはイレインのことを忘れてた。あのふたりはまるで恋仲のようだとランスロットたちのこと。罠で暴いてやりましょうというのはモードレッドとモーガン?
・マーリンが王妃に、噂がたってると進言。モードレッドの本当の狙いはランスロットでしょう。ランスロットを結婚させるしかない。イレインが王妃にランスロットのことを聞く。王妃とランスロット。告白。ランスロットは北に。イレインを妻として連れて行く。ランスロットたちは出陣。王妃は心配してる。その頃ランスロット隊は蛮人に取り囲まれていた。
・戦いに勝ってイレインと仲良くやってると、パーシヴァルがくる。神の声が聞こえ、精霊となって聖杯を探せと言われた。アーサーも心が満たされない思いを抱いている。ランスロットがいないから? パーシヴァルはあなたこそ聖杯を探す立場に選ばれるべきだとランスロットに言う。イレインは男の子を産んだ夢を見た。馬や鎧などが真っ白だった。光に照らされていた。マール王が和睦を申し込んできた。とモードレッド。戦争が終わればランスロットはキャメロットに戻り、本心を表わすはずだ。ガラハッドの命と引き換えにイレインが死んだ。とランスロットの手紙。
★なんだか状況がよく見えないな。文芸作品っぽくしてる感じか。誰が誰なのか見分けるのもむずかしいし。
・あれ、急にマーリン死んでる。ああ、モードレッドたちが毒殺するとか言ってたな。ランスロットを呼び戻すことを止めてたので、戻ってくる。12日間の休みと、北部を鎮圧したランスロットの功績を称える宴を行う。ランスロットは腕にスカーフ。前に王妃からもらったもの。まだ妻を失った喪中なのにと批難の声。馬上試合。スピードがあって割とかっこいいな。大勢で模擬合戦、騎馬戦みたいなものもやる。そこでもランスロットは活躍。卵を割る数を賭ける遊び。負けたら口付けを。ランスロットが別の女性に口付け。王妃の表情が微妙。お似合いのふたりと揶揄。王妃がランスロットのところへ忍んで行く。モードレッドたちが動き、兵で囲ませる。ランスロットは帰らせようとする。王妃は本当の気持ちを聞かせてとかあてつけなのとかだだをこねる。包囲されていることに気づき、もう気持ちを偽れないとキス。
・モードレッドの報告で裁判に。有罪なら男はむち打ちの上手足を切り落としさらす。女は火あぶり。パーシヴァルが駆けつける。判決は大反逆罪。王は処刑を止め、王妃には修道院へ、ランスロットは国外追放とする。モードレッドは王の法超越は許されない、誓いを破ったと糾弾。そして、暗黒時代は再び訪れた。戦争を回避したいなら、西から撤退しモードレッドの領地とし、円卓を解散せよ。アーサーはそれを呑むと言ったが、騎士が剣を抜いたため開戦。
★アーサー王物語は元々、物語的にぎこちないところがあるが、それを文芸作品に昇華させようという形でアレンジしたようなイメージ。割とランスロット視点が多く、主人公はランスロットと言っても良さそうで、ランスロットは『エクスカリバー』よりかっこよく描かれている。パーシヴァルやモードレッドが初期からいたり、違いはいろいろ気になる。
・アーサーが死んで、エクスカリバーを投げるのはランスロット。最後にランスロットがモードレッドと一騎打ちをして倒す。ランスロットはモードレッドを剣で貫くが、崖から沼地に落とされる。愛馬ペリックに引っ張り上げられる。
・その後パーシヴァルとランスロットがともに聖杯を見つける。
・魔術的な要素はほとんど削られ、キリスト教的な世界観が強められている。マーリンは預言者だし、モーガンはモードレッドの妻。

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