介護予防ケアマネジメントの基本のこと

地域包括支援センターの仕事の一つである
介護予防ケアマネジメント。

要支援1.2の方は担当の地域包括支援センターと契約し、ケアマネジメントを受ける。
地域包括で担当できる件数を超える場合は、地域の居宅介護支援事業所のケアマネジャーに委託することもある。

地域包括支援センターの職員は
保健師看護師、主任ケアマネジャー、社会福祉士の3職種がおり、専門職としてのアプローチ、チームケアを行う。

私は社会福祉士で、
地域包括支援センターにいることで
ケアマネジャーの資格はないが
介護予防ケアマネジメントを提供している。

サービスを利用するにあたっては

①ケアマネジャーが課題や希望を本人家族から聞き(アセスメント)ケアプランを作成。
②担当者会議という会議を本人、(家族)、ケアマネジャー、サービス提供事業所、(医師)参加で開催。今の状況、課題、目標を共有。サービス事業所や医師からは意見をもらう。
③ケアプランに基づきサービス事業所がサービス提供を行う。
④毎月本人へ連絡または訪問し、計画に基づいてサービス提供できているか、目標の達成状況はどうか、状況の変化で必要になっているサービスはないかなど確認する。(モニタリング)
⑤ケアプラン終了時期が近づけばケアプラン更新し担当者会議を開催する。ケアプラン変更の際もケアプラン再作成をし、担当者会議を開催する。

これを繰り返す。

基本はこれで、間にいろんなことがあれば
それはそれで対応。
入院したら、退院する時に状況に合わせてサービスを調整し直したり、
状態が大きく変わってさらにサービスの必要性があれば認定を見直したりして。

介護保険法では、自立支援、本人の意思の尊重を定められていて、その視点で支援をする。

要支援の方の支援は、介護保険の入口ということもあり制度の理解や受け入れが難しい方が多い傾向だが、介護の状態になる予防や、自立した生活のためサービスを使うという選択肢があるということを伝えている。

そんなことをしています。

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