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世界最大級のスラム街

活動の振り返り

こんにちは。KITAMASA(キタマサ)です。

私たちは、2020年から MAKEYELLOW project という活動を行なっています。
※活動記録


活動内容としては、「U5MRの減少」を目的に活動をしています。
※under‐5 mortality rateの略。(5歳未満児死亡率)


活動を振り返るとプロジェクトの立ち上げ当時は、U5MR を下げたい強い思いで、SNS の使い方や発信の仕方も分からぬまま、1人手探りの状態からのスタートしました。

とにかく行動に移したことは、情報収集をし、会う人に言葉で伝えてはどんな反応が返ってくるのかを探ったり、話を聞いてくれる仲間探しから始まりました。

活動の動機

赤ちゃんが産まれてくる日は
どこの国のどこの家族にとっても奇跡的で幸せで素晴らしい出来事だと思います。
だけど、今日の世界では赤ちゃんが産まれた直後に命を落としてしまい悲しみの出来事になってしまう発展途上国もあるんです。

もちろん出産は、リスクがあり奇跡的なのことなのですが
私たち先進国における環境があれば助かる可能性が高い命が沢山あることを知りました。

あまりに多くの幼き命が亡くなっている事実を知った時に、強いショックを受け、悲しみや怒りの感情に襲われ、よくわからない感情の波に襲われましたが

直様、30年前に比べて5歳未満の亡くなっているこども達が半減していることも知りました。

この事実は、私が知らないだけで、世界中で支援活動を続けている人達が沢山居ることの裏付けであり、私の希望となりました。

微力でも地球に生まれてくるこども達の何かしらの役に立ちたいと強く心に決めました。

マザーテレサの好きな言葉があります

『わたしたちのすることは、大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でも、その一滴の水があつまって大海となるのです』

小さな活動ですが

少しでも先進国の環境や豊かさの共有ができることを願い「MAKEYELLOW project」活動しています。

この想いが活動を始めた動機で2年経った今でも気持ちは全く変わってません。

今もどうすれば U5MR(5歳未満児死亡率)を下げる事ができるのか
そのために何ができるのか?

を模索しながら活動しています。

POP UP での気づき

2020年、6月にアパレルブランド「MAKEYELLOW」を立ち上げ、
売上の一部をお客様と共にこども支援に寄付をさせていただき、時にはお客様と交流を重ねながら、こども支援の輪の拡大を目指して参りました。

まだまだ、小さな支援活動ですが日々模索しながら継続的に活動することで少しずつ活動に興味を持ち応援してくださる仲間が増え、支援の輪の拡大をする方法(可能性)も増えてきたように思います。

現在、全国で大小様々な形のポップアップを開催させていただきながら活動とブランドを発信しています。

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有限会社タカダエンブレム 取締役社長 妹尾 大二 さんのスポンサードにより、

昨年末に、原宿の真ん中で6日間に渡り開催させていただいた個展では、200名もの方にご来場いただきました。

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洋服展示、F50キャンバスART展示、映像作品×花、写真展、シルクスクリーンのワークショップ、ドネーションボックスなど様々な方法で U5MR(5歳未満児死亡率)を表現しました。

多くのスタッフさんのサポートをいただき、新たな表現に挑戦し、会場に足を運んでくださった来場者様の生の声を聞くことができました。

今後取り組むべき活動

原宿個展を終え
支援拡大を目指す活動に対して新たな方法や可能性を感じ、今まで以上に広い視点で今後の展開を模索できるようになりました。

その中で、
1つやるべき事が明確化されました。

それは、
写真展× POP UPの形で全国を回る事です。

コロナも少しずつ落ち着いてきたタイミングと原宿で POP UPを開催し沢山の方の温かいご声援をいただいたことにより、日に日に写真展を開催したい気持ちが強くなってきました。

写真展に、飾る写真に関しては、活動当初から自分の目で見て直接感じたかった U5MR の推定値の高い国の日常を撮影した写真です。

こども達のプライバシー問題や文化の違いによる良し悪し(1つの国の中で40以上の文化の違う種族が共存している国もある)や治安の問題(日中から銃が出回っている)、ワクチン接種(種類も多く中には、抗体を作るのに期間が必要)

1番は、現地の人とお互いを知らない(コミニケーションの取れていない)状態での撮影ができないことや信頼関係を築く必要があること(言語の壁)など、金銭的な問題以外にも高いハードルはいくつもありますがやりたい事です。

アフリカに行く為に現地の様子を調べることを始めました。

まず、調べていくうちに治安が悪く
とても1人で行ける状況でもなさそうでした。
まして、撮影なんてなかなかできる状況でもないことも感じました。

そんな中、ケニアに34年住んでいて
世界最大級のキベラスラムで、孤児の救済や貧困者たちへの手助けをしている

マゴソスクール主催の早川 千晶さんの存在を知りました。

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マゴソスクールとは

ケニアの首都ナイロビの中心から5kmほど離れたアフリカ最大規模のスラム街、キベラスラム。

2.5km四方の土地に100万人から200万人の人々が暮らしていると言われています。

その中にマゴソスクールはあります。

孤児、元ストリートチルドレン、虐待を受けた子どもたち、

労働させられていた子どもたちなどがマゴソスクールにやってきます。

スラムの駆け込み寺として、子どもたちだけではなく、大人も、若者たちも、

困った状況にある人たちがここで共に生きていく場所になっており、

マゴソスクールで家族のように生活をしている人たち(マゴソファミリー)が子どもと大人を合わせて常時約30名います。

幼稚園から小学8年生までの授業(通いの生徒数500名)、

スラムの貧困者のための職業訓練所(洋裁と大工)と作業所、

毎日の朝昼の給食、高校生のための奨学金制度などを運営し、

2014年には、障がいを持っている子どもたちのための特別学級を作りました。

また、ナイロビから500km離れたミリティー二村で、

キベラのマゴソスクールから移住した子どもたちと村の孤児たちが共に暮らす

「子どもの家ジュンバ・ラ・ワトト」(児童数32名)も運営しています。

合計37名の職員(スラム住民)が働き、マゴソ卒業生たちがボランティアで手伝っています。

マゴソスクールを支える会 HP より引用】

ここのHPなどの情報からいろいろ教えてもらいました。

そしてタイミング良く、日本の学生(マゴソスクールを支援する学生有志の会)主催の

「知ってほしい!スラムの寺子屋『マゴソスクール』 ~世界へ羽ばたく私たちの物語~Get to Know Us! Magoso School in Kibera Slum ~ Our Stories of Stepping Out to the World ~」

マゴソスクールの OB・OG の方や早川 千晶さんを踏まえての Zoom 形式のスピーチを聞ける機会があり参加しました。

こちらは、アフリカと Zoom で繋ぎ、皆さんの生活やキベラの歴史などを日本語翻訳で教えてくれました。

Zoom 中の質疑応答やその後に直接、早川さんとアポイントをとって質問のやりとりをさせていただき大切な事を学せていただきました。

アフリカに行く前に

まず、あなたがアフリカのことを知り、あなたがどんな活動をしているのか、今後どんな活動をしたいのかをお互い知って深め合うことが重要なことです。と教えていただきました。

まさにその通りで気持ちが先走り、行動する順序が分かっていなかった自分に気付きました。

なので、アフリカに行く為には、アフリカを知ることが必要だと考え調べて行くことにしました。

まずは、6月に帰国される早川さんの講演会に参加したいと思います。

原宿個展 MAKEYELLOWLAND で皆様よりいただいた寄付に関して

原宿の個展で、皆様からいただいた寄付の使い道ですが、都内の施設に掛け合ったり、色々と寄付先を検討させて頂いた結果、U5MR 減少を目的としたこの写真展のプロジェクトに充てさせていただく事に決めさせていただきました。

ひとまず、写真展を開催する時までお預かりさせていただきます。ご支援いただいた皆様本当にありがとうございました。

今後も随時、ご報告させていただきいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

MAKEYELLOW director KITAMASA


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