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「テスト投稿」眠っても

<呼び込み>

紙本センターに立つ

紙本「あれ?」

(紙本、はける)

(黒木と出てきながら)

紙本「黒木さん、ちょっともう、なにやってんの」

黒木「ごめん、衣裳、えブルマなん?違うねん」

紙本「ブルマで出ようって言ったやん」

黒木「ちがうねん」

紙本「何も違わへん!」

(二人、ケンカをはじめる)

紙本「・・・・(不機嫌)」

黒木「立ち位置ここやん」

紙本「うるさい」

黒木「リハーサルどおりにやってください」

紙本「・・・見返り美人に」

黒木「京美人」

二人「(争いながら)八方美人にハクビシン 美人の種類は数あれど ユニット美人は ただひとつ ただひとつで、おなじみのユニット美人でございまーす」

紙本「前回までのあらすじ!三十路も半ばをすぎ、やけくそになってキングオブコント2015に出場することにしたユニット美人の黒木陽子と紙本明子。」

紙本「ふぅー。あっちー。これで一回戦突破は確実ですよね〜。・・・ところで陽子さん。もし、優勝して1000万円とったらどうします?」

黒木「もし、1000万円とったら・・・・・?ふー(ため息)明子さん。私は、お金のためじゃなくて、名誉のためにやってる。そうしないと、ユニット美人のコントに必要なパッションが出てこないからなの。今のあなたの発言、全くパッションが感じられない。ノーパッションよ!そんなことでね、1回戦のユニット美人のコントをみたお客さんが『ユニット美人っていうとこもあるんやなー』って思ってくれて、アラフォーでも頑張ってるやんって思ってくれて、8月末の公演のチケットもばんばんさばけて、人気者になって、物販も売れて、どんどん勝ち進んで行って、1000万円手にして?そんな日が来るとでも思ってるの?」

紙本「陽子さん・・・最終的にはお金の話になってますよ」

黒木「うあああああああ!/もし1000万円とれたら、私が管理します。明子さんに渡したら何に使われることやら・・・じゃ、次の仕事あるから。/ぴらーん!」

(紙を落として退場する)

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