「ほんとはずっと羨ましかったんだよ」横並びでカウンターに座った友人はレモンサワーを煽って呟く。「私にできないことがお前には当たり前にできて妬んでた」この串カツ屋に二人で来るのは、十年以上の時間が経っていた。かつて私と彼女は一緒に文章を書いていた。楽しくて、傷つけ合う日々だった。

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