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私という名の服を着て。(好印象スター診断を受けてきました)


外面(そとづら)ほど、自分にわからないものはない。

私は自分の中身をよく知っている。
紅茶を注ぐときにポットから蓋をよくひっくり返してお茶でそこいら中をびしゃびしゃにする粗忽者だし、
気圧と気温差に弱くてすぐ倒れるし、下品なツイートでゲラゲラ笑い
深夜ラジオをこよなく愛し、お笑い賞レースを見るのがすき。
かと言えば舞台公演を見に行くのに必死になったり、フィギュアスケートの時期になると忙しくなる。
働き者であることは認めるがそれ以上にパジャマでだらけることを愛している。
それが内面(うちづら)のわたしだ。

「おだまきさんってしっかりしてますよね」

小さい頃から、よく言われていた。
末っ子なのに妙に確固たる自分があった。
しっかり者のレッテルは堕落する内面に相反して時々私を苦しめるが、
仕事をするときだとかには役立つこともある。
「(はやく布団に入りたい)」と思いながらせっせと働く、人間社会にいるときの私。

仕事を終えて家に帰り家事やお風呂やだらだらタイムを終えて布団の中でふと思う。
「何故世間はこんな私をしっかり者だと思うのだ?」

どうやらスペックの問題らしい。

いろいろな診断を受けてみることで明らかになった自分のスペックを揃えていくと以下のようになる。

PC:1st夏(2nd診断春、秋、冬の3種類制覇)
PD:ファッロマ(5:5)
骨格診断:ストレート
顔タイプ:口頭ではフレッシュ(ソフエレ寄せ可)→届いた資料ではアクキュ

少なくとも「多分診断士さん泣かせだよな!!」とは思う。そう思う。
最近の私はPDと骨格診断を中心にアイテムを組み立てていたのでゴテモリの浮かれモード野郎として楽しんでいたのだが。
周りからの目を考える+仕事での役割を考えると自然と「堂々としている、おちついている」ことが求められるし、それで応えることをこなす中で妙な”乖離”があったのだ。

「私は毎日私の好きな服とメイクとアクセサリーを楽しんでいるが、『周りが思う私のキャラクター像』とはなんか離れてるぞ?」

それに気付いてからはなんとも居心地の悪い気持ちになることもあって、そんな中でふと思い出したのがPDを診断してくれたFuchiさんだった。

「PDは一旦終わりにして新しい診断を取り入れようと思うんですよ、メニュー化したら是非検討してみてくださいね」
と診断の時に言われたことを思い出して、上記のツイートが自分の手元にも流れてきたことがあってなるほどなあ……と思ったところでしばらく考え、やっぱり気になったので『好印象スター診断』を受けてみることにしたのであった。
(はいここまでが前提です。長いよ。)

好印象スター診断とは。

……ということらしい。
なるほど、そして

この6タイプで分類されるらしい。なるほどね。
「フェミニンタイプでは無いな~~~」と思っていたところでじゃあハンサムならどれなんだと絞り込む中で個人的には「ファッロマだし宝塚がいいな~😊」と思っていたのだが配偶者は「アクション女優かニュースキャスター、外でいるときならニュースキャスターじゃない?」と絞り込んでいた。

いやいや、そんな、と言いつつ診断の日を迎えやっとこさ私はFuchiさんと久々の対面をしたのですが。
普段の会話から自然と始まるヒアリングに割と今までのイメコン遍歴や普段の服の選び方で出てくる性格が詰め込まれていくので自己分析でがっつり掘れてる人じゃないとちょっと難しいやも!と思うなど。
もちろん診断士のFuchiさんがフォローをしてくれるところもたくさんあるので安心できるのですが、自分軸で自分について判断しないといけないことが多いので迷う人はとことん迷ってしまうかもしれない……。
逆に探究心大ありの孤高のモグラさん達が多い自問自答ガールズとかはすぱすぱ答えられそうですけどね!w

他の方の感想でも見ていたんですけど、いきなり受けるよりもある程度イメコン遍歴がある人が芯を決めてバリエーションをつけるための診断、って捉える方がいいかな~と思いました。(バリエーションをつける、は後述)

得点表を元に回答するのも割と私はスムーズに済んだしその後のFuchiさんのアフターフォローで採点を確認する際にも差異があったのが一カ所しかなかったので自己分析と客観視はばっちりだったらしい。やったね。
最後にFuchiさんと二人で合計数を出して出た結論は。

「ニュースキャスタータイプ」

「(で、でたー!しっかり者の血!!!!!)」

内面と外面で一番引っ張り合いをしている「堕落者としっかり者」のうち
「第一印象を診断する」というところではしっかり者が勝利したのであった。
しかしニュースキャスタータイプで出された内容は「そりゃそうですよね……」となるものばかりでして……。
「俺がやりました!」とカツ丼の丼を空にして宣言してしまう、そんな答えがずらりと並んでいます。
ソウデスネ、コレ、ワタシデスネ……。

「例えばバーベキューに行ったとして、積極的にみんなの真ん中で最初にお肉を焼いたりとかする感じじゃないですよね」
「そうです」
「焼き終わったお肉を配ったりその前にお皿を配ったりする感じですよね」
「そうです」
「ニュースキャスターの人は中心よりも脇で支えることが多いのでそういう風になりがちなんですよ」
「なるほど……」

紙コップがみんな足りてるか気にしている性分の私には確かにそれはその通りの診断でした。

「この金髪にしてもどこかぽつんとしがちと言うか、中心に入る感じじゃ無いんですよね」
「その一言でますます確信が持てました」
うん……たしかに輪になって踊る人を見ている人だね私は。

Fuchiさんには「PDでどう診断したかお会いしたとき一瞬忘れちゃってグレース、ファッショナブル、ロマンスまでは絞れたんですけどグレース感はニュースキャスターから来てたんですね、PDのときにファッショナブルだけじゃなくてロマンスが残ったのも今回の計算の一部でフェミニン寄りのポイントがハンサムと均等になっているからなのかもしれませんね」と言われてとっても納得。
人の印象は一つに絞れないからそんな風に揺れても当然ですよね……微細なところで変化するのもまた面白いポイント。

PDや顔タイプと違ったところは、最初に自分の結果を知って説明を受けてから全タイプの説明を受けること。
「自分のタイプ」が理解出来ている状態で他の情報を聞くと
「確かに自分にこれは『ない』な」と自分の結果への自信にもなるし、
「他タイプへの転生」への理解が捗る。

ん?他タイプへの転生って?

クロスメソッド?

好印象スター診断では一つのタイプを深掘りすることもOKとされていますが
対極や中間にあるキャラクターを印象戦略で貰ってくることが出来るという面白い方法もあります。(さっきのバリエーションをつける方法がこちらにあたります)
「あなたはこのタイプ!!」と指定される既存イメコンと違うのがなりたい方向性に自分を変化させることを積極的に推奨するフレキシブルさかな~と思うところです。
かっこよくて落ち着いているとされるニュースキャスターは
「可愛く見せたいときには可愛いメイクに可愛いアクションをすればいい」
のです。って。
「(ジョブチェンジみたいな感じだな)」と思いつつ確かにメイクをPCに寄せたりスキな色合いで整えると正反対側のアイドルタレントよりになる私としてはもしかしてそこに顔が寄ってるのに仕事での態度が対極にあるから違和感があったのでは?と思ったので、
診断後のメイクレッスンでは完全にニュースキャスター寄りにしてもらうことにしました。

正反対メイク、たのしい!

すると出されたお色はPCをあえて外した色達。
「ベーシックカラーの中でも普段使ってない色で整えてみましょう!」
ということになってレッドブラウンがはっきりしたメイクをして貰う。
(ツヤ感の下地+コンシーラー+パウダーだけという軽いベースでもOKという発見もありました。コンシーラー調達しに行きます)
眉・目・リップをしっかりしただけで顔が出来上がりというか
「こ、これはしっかり者の顔ー!」という感動。
眉と目力とリップしっかり。全部ベーシックな色で。

……普段紫色やピンクの粉を塗りたぐっている私にはない視点です。
「PC優先でファンシー」になりがちな顔がスマートになって
これはこれで「いい……!」

もちろんPC優先メイクは大好きだしこれからもやりますけど
仕事用の顔としてこのレッドブラウンがあるとめちゃくちゃ強いのでは……?
と思った私はその日のうちに一気に揃えました。
(その間に「なにのむ?展」にも立ち寄りました。たのしかったです~)

私と対面したことがある人だと「意外!!!」ってなりそうな色合いだと思います。私もそう思う。
帰り道で必死でインスタ探って春のコスメを探した中で一番ピンと来たのがシュウウエムラのシリーズだったので、今回はこちらで取りそろえつつ他にも気になったセルヴォークのチークやらも買い足す。
(チークレスでもいいのだが心持ち血色が無いと顔が死にかけるのでウォーム寄りのベージュっぽいのを)

アイブロウペンシルも久々に購入(パウダー派なので……)
リキッドアイライナーも久々に購入(〆ナシで過ごしていたので……)

久々に一からメイクすっぞ!!って感じで道具が揃って良い感じに気合いが入っております。

さ、明日はカバーマークのコンシーラーとイプサのイエロー下地とセルヴォークのテラコッタシリーズの先行販売を見に新宿伊勢丹へ行こう……。
(久々のデパコス沼が楽しいご様子)

んで、どう思ったの?

さて第一印象において「しっかり者」に分類された私、これからどうしたい?と思ったときに
「しっかり者って言われたんだったらもうしっかり者の道を歩ませていただきます(せめて仕事の外面だけは)」
という決意が出来ました。
自分の仕事としては説得力が与えられるスペックですし、きちんと役立てることが出来るスキルでもあります。
なんとなく「嫌だな」と感じていた乖離は「ウチとソト」の分類分けでしかなかったわけで……。

まあ、しっかりしていることで損することないしね……仕事なら特にね……。
(ちなみにぜーんぜんしっかりしてませんので最近外部の仕事場に行く前に忘れたものはテキストと名刺です。どっちも会社の人に爆笑された)

今までの服の方針は自問自答ファッションでせっかく出来た骨組みを崩さず(あとは自問自答の方針はファッションにおいても合致してた!やったね!)に「ハレとケ」「ウチとソト」のマインドセットを変えていこうか……という気持ちになってこれたので、
それをスイッチングできる方法が私にとってはわかりやすいメイクになってくると思うのでそこでちょっと楽しんでいこうと思います。

……まあ、しっかりしてる人に隙がある方が、魅力があったりするってどっかの誰かも言ってた気がするしね。知らんけど。

改めましてFuchiさん、今回は診断いただきありがとうございました!
新天地でもますますのご活躍を祈念しております~!
(周囲の自問自答ガールズにも是非すすめたいサービスなのですが、Fuchiさんが間もなく仙台へ移住されてしまうのでこのnoteを見たガッツのあるガールズor東北ガールズは是非再開の折には東北方面で受診してみてください!すごい楽しい+自分が明確化されるのは確約します!)

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