音楽は難しい

この曲いいよねー?あの曲いいよねー?
語られるのは「いい」という言葉の嵐ばかりで、何が良いのかは語ったことはなかった。
まあそりゃ感覚の話だから、いいの定義なんてない。けど、やっぱり同意できない時もあるのだ、それはお互い様。

わたしは最近まで良いの定義を考えたことがなかった。けれど、どうしても忘れられない音楽がある。

じぶんが何かの影響なく好きだと胸を張って言えるのはジャグバンドくらい。そのほかは全て誰かの影響だった。
横浜の西口ルミネの前で楽しそうに音を奏でる彼らに惚れてCDを買った。翌年はルミネの前で見て、次の時もと飲み屋に行ったな。

もう音楽と酒の融合ってこんな気持ちええんかと思わざるをおえないくらい最高だった。

後年にライジングサンにも行ったけど、高揚感はジャグバンドの方が強かったなぁ。有名じゃないけど演奏する楽しさ、乗せられる楽しさ。音を楽しんでる様。最高だったなぁ。
もし、じぶんが明日死ぬのなら、横浜ジャグバンドフェスに行きたい。

ほんとに最高な小さなフェスだった。
洗濯桶で音楽を奏でる、身近にあるものが音を奏でる、最高すぎて。

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