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初心者向け。〝売れ筋商品〟のつくり方。


こんにちは。

今日もやっていきます。

いつも長いので今日はサラッと。

初心者向け。ハンドメイド作家の
〝売れ筋商品〟のつくり方。

以前も書いたのですが
もっとシンプルにいきます。

①世間一般で売れている商品と、自分が売りたい商品をつくる。

ハンドメイド品に限らずですが
商品を売るときは


・お客さんから欲しいと言われる商品
・こちらから提案して売っていく商品

有ります。


※前者は通称〝マーケットイン〟
後者は〝プロダクトアウト〟と呼ばれている。

前者はすでに世の中に知れ渡る商品ばかりなので
自分のつくる商品のジャンル界隈で

何が売れているかリサーチして
商品をリストアップしましょう。

リサーチ方法はシンプル。

自分が作る作品と
同じモノが売られている市場を
みる。

どうやるかというと

近所のショッピングセンターでもいいし、似た作家さんや大手メーカーのWebサイトやインスタを沢山眺めれば

やらた共通して注力している商品があるはず。

それを探すのです。

後者は単純に〝自分が作りたいもの〟

それだけでいいです。

前者ばかりではただの流行り物を追いかけるアジ気ないブランドになっちゃうので、自分色をここで作り出す。

②手っ取り早くいくなら、先ず原価で実験販売。


①の行動をしたら、何を、何型、何色、つくるか
ノートなどに書いたりして列挙しましょう。

ただし、はじめのうちは、沢山つくるのは大変なはず。

最初につくるのは
12種類(色違いも含め)ぐらいからが良いとされています。

というのも、ハンドメイド商品づくりは
失敗がつきもの。

1つ作り終えても今度は実際使って不具合がないか
確かめるのに時間もかかります。

はやく売りたいからと
早く作りすぎて
低質な商品を作っちゃうより

じっくり時間かけて高質な12種類をつくりましょう。

そしてなんと

先ずは原価でメルカリなどで販売してみましょう。

※赤字にならない原価販売が1番早く販売結果が出ます。
僕なりですが、売れ筋アイテムを最短で見出す為の方法。
原価は、材料費、梱包費、送料、販売手数料。
自分の手仕事代は一度度外視

③芽が出てきたら、その商品のスペックや色違いをつくる

販売していくと
やたら一定の商品ばかりが売れ行く傾向があります。

そうしたら、その商品の

・サイズ違い
・色違い
・似た形
・機能違い

を製作展開してみましょう。

そうしたら、完全な死に筋
(メルカリならいいねすらないもの)

は見切りをつけて消していく。

④適正価格へとプライシングし直す。

この時、ご自身のラインナップは完全に
売れ筋商品というものに芽が出てきます。

③に書いた種類違いなどを展開したら
値段を上げていきましょう。

ハンドメイド作品の
適正プライスは基本は原価の3倍。


原価33%粗利67%と言ったところでしょうか。
※ゆくゆくはもっと利益率を上げて行ってもいいでしょう。

そして、③の種類違いの存在を生かしましょう。

種類A、B、Cがあったとすれば
それぞれの値段に松竹梅をつけていきます。

1番安い値段のA(梅)¥12,000
真ん中の値段B(竹)¥18,000
1番目高い値段C(松)¥25,000

みたいな。

この時、Bの売れ行きが上がるので、


ご自身の1番の自身作品や


効率よく作れるもの

利益率が高いもの

などをBにおくこと。

⑤その他付属品を足して、ラインナップに磨きをかける。


プライシングまでできたら

あそはその商品の〝付属品〟

開発すること。

僕だったら、革の財布を作ってるので

ウォレットチェーンが付属品です。

ウォレットチェーンも展開しておくと
一緒に、購入して頂けるので

セット率も上がります。

※因みに、ウォレットチェーンが
つけたくなる様なデザインや機能の
財布にしています。

あとは、付属品にも③④同様に種類違いや松竹梅
を入れるといいでしょう。

⑥ターゲット層を明確にする


⑤まで仕上げると、ラインナップに磨きがかかって
ブランドテーマが見えてきます。

ハンドメイド初心者は最初にブランドテーマを作っちゃうと

あとから予想外の売れ筋がでてきちゃったら

方向転換しないといけなくなるので

ブランドテーマはあとづけ

をオススメしてます。

ターゲット層ができてからでも
ブランドコンセントは作り直し効くので

後から明確にしましょう。

販売サイトやSNSでも、同時に更新して頂いて
欲しいのですが

紹介文なども、ここでコンセントを改めて
書き直したりしてもよし。

この時、完全な死に筋商品はもちろん

微妙な売れ行き(たまーに売れるけど役に立ってない)
商品は思い切って削除。

ターゲット層から外れた死に筋は言うまでもないですね。

※因みに、ターゲット層から外れているけどやたら売れている他ジャンル商品もたまに出来てしまいます。
それはムリしてリストから外さないように。
ゆくゆくはブランド分けをして、そちらで活躍させましょう。

また、売れてないけど、売れ筋商品を引き立ててくれる
商品があれば、それは残しておきましょう。

僕なら、バイカーズバックを作りました。販売結果0点

ですが、リストにある事でバイカーズウォレットが

よく見えて、売れるのでバイカーズバックは残してあります。


・最後に

この方法は僕が4年かけて販売実績を月30万円まで
作ったり、ブランディングした流れを

サラッと書き出しました。

他の方法もあるかと思いますが

是非これからハンドメイド作家を目指す!

副業やいずれの起業を目指す!

という方の参考となれば幸いです。

モノで溢れかえった昨今の時代。

既製品ばかりでなく、1点モノで

ハンドメイド業界を盛り上げていきましょう。

では。

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