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新年度の始まり

こんにちは!「#医療機関事務職員の応援隊」の長 幸美です。
新年度が開始しましたね。如何お過ごしでしょうか?
変わらないわ~という方、新たな環境に異動された方・・・そして、卒業し新社会人になった方、様々だと思います。いろいろと動きがありますよね。

4月1日、仕事で市役所や保健所など、複数箇所を訪問いたしましたが、途中新しいスーツに身を包んだフレッシャーズの皆さんをお見掛けし、私もワクワクしてきました。そして、なぜこんなにキラキラと新鮮さを感じるのだろう!と改めて思いました。
ン十年前は私もこんなに初々しいころがあったのかな?~~なんて(笑)
こんなことを感じる私はすでにオバサン・・・(´;ω;`)ウゥゥ

さて、ここ数年、ある企業様から新入職員研修の一コマ、「接遇研修」を依頼され、実施しております。初々しい皆様との研修はとても楽しいものです。私自身新たな気づきがあり、一緒に学ばせていただいています。

私の研修はどちらかというと、「気づき」を促す研修です。
好ましくない対応をされた時の「いやだな」「落ち着かない」「不安」という感情を知ることにより、どんな対応をしたらいいのか、を考えていくことをお伝えするようにしています。どんな接遇が気持ちが良いか、大事にされているという思いになるのかを知っていただくことに力点を置いています。そのうえで、どんな所作が良いのか、どんな言葉遣いが良いのか、意識していただくようにしています。

もちろん社会人と学生の違いから、社会人として持ってほしい意識付け、そして基本動作はレクチャしますよ! 特にあいさつや身だしなみ、姿勢についてはビデオを撮り、皆さんに診てもらいながら、何度も練習します。

コロナ禍になり、なぜか、接遇研修のご依頼は増えています。
来院する患者さんが減り、その分院長の目が職員の接遇に向き始めたということです。コロナ禍が落ち着かないことと、落ち着いてきても外来の患者さんが戻るかどうかわからないという不安の中で、見直ししたい、ということだと思います。新入職員と違い、既存の職員に行う研修は難しさが違います。すでに自己流が身についてしまい、修正しようとしても、どうしても「これまでの私」が出てきて、見直すということが難しいのが現状であり、時間もかかります。
さらに職員さんの中に「今更そんなこと・・・」という気持ちが見え隠れしています。こうなってしまってはよほどご自身で意識をもっていかないと難しいのが現状です。

私は、新入職の時に、「こんなクリニックにしたい」という院長の思いをしっかりと伝えていただきたいとお伝えしています。これは一度話をしたからOK・・・というわけにはいきません。何度も何度も、繰り返す必要があります。その院長の考えるクリニックの中で、自分自身がどのように動いていくことを求められているのか、ワークを通して一緒に考えていきます。

そして、病院理念と行動指針。これはとても大事なことです。何か困ったとき、悩んだときに、この理念と行動指針に戻って熟考することにより、解決することができるようになるからです。
何度も繰り返し理念に込められた思いを聞き、行動に落とし込むことにより会社への愛着にもつながっていきます。

私が所属している会社も、年に一回、理念を話し合う時間があります。そして自分自身の中で足りないところ、強みをあらためて考える時間をいただいています。新人の間はティーチングが中心になると思いますが、行動を変えていくためには、気付きや多職種の方々との意見交換により、多くのことを学び、一緒に働く方々の思いもお聞きして、よい刺激をもらいます。

皆さんの職場ではどうでしょうか?ぜひ一緒に話をしてみてください!!
一緒に頑張っていきましょう!


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