The Smithsとランニング


私は時折ランニングをしているのですが、だいぶ疲れてきていたり、気持ちを上げたい時に、The Smithsを聞くことがあります。

なぜなら、彼らの音楽は、とてもエネルギッシュで、体を動かす原動力となるような力強さを感じさせるからです。
独断と偏見で、もし彼らと一緒にランニングをしていると考えてみました。ジョニー・マーのギターは、柔らかい音色で、的確で繊細だが、力強く、攻撃的で、自分が一周走っている間に何周も追い抜かれて差をつけられているような存在。そして、控えめのように見えて、しっかりとした芯のある音色と、彼にしか思いつかないような印象的なフレーズを奏でることで、バンドの演奏に華を添えるようなアンディーのベースは、どんなペース、どんな状況にも対応できて、実は1番体力があってすごいんじゃないかと思わせるような存在。のっぺりとした立体感のない音色だが、的確にリズムを刻むマイクは、ペースメーカーのような存在。そして、モリッシーは、基本マイペースで、周りのことを気にしてなさそうだが、自らの苦悩や思いを叫ぶように歌う姿から、何よりも気持ちの強さ、パッションが大事なんだと情熱的な姿で走っているような印象だ。

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