今日の記録 2020/5/26

できごと

一昨日(5/24)から仕事が少し忙しかったのに合わせて、昨日 (5/25) は古くなった食べ物を食べたらしく、体調がひどかったので仕事するのが限界で1ヶ月ぶりに読書を休んだ。今日の朝起きたら多少の違和感だけで元気になったので良かった。

やった

なんとなくやってみたいなという話になり、車のタイヤの交換をやってみた。二人でやったのだが、必要な物さえあれば多少の力を使うだけで、意外と簡単に交換できるようになっていた。ひとりでも簡単に交換できるほどで、車(とジャッキ)よくできてるなーと思った。

読んだ

普段技術書系の本は朝読んでいるのだが、今日は試しに夜に読んでみた。眠くて辛かったのでやっぱり朝の方が良いなという結論になった。

GEB - P162 ~ 165

様々なものにおける再帰について。特に、プログラミング(素数判定)から始まり、刺繍・音楽・言語・チェスの評価——良い手とは何か、などが自然と持っている再帰の構造について。ホフスタッターの法則も、自身の中に自己を含むというジョークの法則であるのだが、人はこれが良いたいことを直感で理解できることがおもしろかった。自然と、ホフスタッターの法則に含まれているホフスタッターの法則というものが、今言及しているホフスタッターの法則よりも小さいものであると理解している。つまり、あることに要する時間というものは、ホフスタッターの法則として考える時間よりも更にもっと時間を必要とするものだ、というホフスタッターの法則というのを聞いた時に、律儀に無限に展開していく人は普通おらず、ちょっと展開したあたりでなるほどそういうことねと納得することができる。
 内容とは関係ないが、大学生の時にプログラミングの勉強をしている時に、あるタイミングで再帰関数というものの難しさが解消される経験をしたことがあった。それまでは、再帰という概念が全く理解できず、途中で自分の思考が潰れていくような感覚になってしまい、関数の作り方が分からなかった。だが、どこかのタイミングで、ある再帰関数について考える時に大事なのは、その再帰関数が正しい答えを出してくれるということを仮定してしまい、何も考える必要はない、ということに気付いた時(正しくは教授に教えて貰った時)だった。大抵、再帰関数というのは、そのような再帰する呼び出しと、場合分けによって「底」となる呼び出し側に分かれるようになっていて、その底と、正しいと仮定した再帰呼び出しを使った結果の計算さえうまく書ければ、全体がうまくいく。


みんなのデータ構造 - P122 ~ 127

実装予定だったが先を見たら短かかったので予定を変更してこの章を読み終えた。練習問題はこれまで飛ばしてきたが、ここはどうするか考え中。明日は find から delete を実装してみる。


安全な Web アプリケーションの作り方 - P175 ~ 183

CSRF攻撃がどのように行われるかと、XSSとの違いについて。


プログラミング Erlang - P139~140

分散プログラミングについて。利点と著者が実装している手順。


システムの科学 - P88 ~ 91

言語について。変形言語学というものが何を指すのか分からなかったが、この話の中で、以下のような話があった。

コンピュータが具体的にはハードウェアとして存在していながら、その魂はむしろプログラムの中に見出される、という認識から生まれたものである。
P89

この話というのは、人は生物学的には様々な細胞(ハード)からなる存在だが、人の使う言語というものも(むしろそっちの方が)その人を形作る重要なものだ、というような話に繋がる、という意味だと思って読んだ。また次の話に、言語についての「生得論者」の立場というのが、以前読んだ「言語を生み出す本能」で述べられていた話だった。この辺りの理論(まさにここで生得論者と言われている人達の理論)について詳しく書かれており、とてもおもしろいのでおすすめです。

ここでは、その生得論というのが正しいとしても(?)、言語能力というのはあくまで言語のための能力であるし、また様々な言語には個々の特徴というのか確実にある。また(多分、生得論による言語決定論への批判について言及する意味で)言語が要求する人の能力というものが、人のする行動などの全てに影響を与える訳ではない、という考えを著者は言っているようだった。最初の二つも、何か言語系の話で有名な議論に関する話題に対しての解釈に関する話なのかもしれない。この後の話では、もう一つの解釈についての方がもっと重要であるというような話をしているのだがイマイチよく分からなかった(「人間の記憶構造について私が前述した仮定」とはどれを指すのか)。
 また最初のコンピューターと人との比較に戻って、人も機械も記憶というものをリストという基本的な形で持っているという話もしている。前回の記録の中で言っていた、人がどう記憶するかについて、あれが正しいのであれば確かに同じだと気付かされた。コンピューターを作った人は人のそういった記憶の仕方に着目して作ったのだろうか。


英語

一億人の英文法とDuo 4ページずつ

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