今日の記録 2020/5/20

読んだ

・GEB -  P112 ~ 117
エッシャーの『相対性』のある部分を元に正しい世界というものを想像してみると、他の部分がそれとは矛盾してしまい、また別なところを基準に正しい世界を想像すると、今度はさっきは正しいと考えることができた部分が全くおかしな部分となる。これと似たようなことが数論の不完全性として表れてくるという話、だと思う。つまり、ある解釈の元で完全性を持つように形式システムに規則を加えることで、ある一点では無矛盾になったように判断できるが、そうなると別な点において矛盾が起きてしまう。これを証明したものがゲーデルの不完全性定理である、と今のところ考えていいのだろうか。自信はない。

・みんなのデータ構造 - P97 Linear Hash Table ~ 5.2.2まで
オープンアドレス法という、ハッシュ値 i の場合に格納する場所を配列 t における t[i] とするようなデータ構造を Linear Hash Table という。それを用いたハッシュテーブルの実装方法と解析。

・安全な Web アプリケーションの作り方 - P146~150
各種 XSS へのエスケープによる対策方法について。

・Goならわかるシステムプログラミング - P331~335
セキュリティ関連のOSの機能として、乱数には通常の乱数生成器と暗号論的疑似乱数生成器が存在している。後者はOSが提供している。通常の乱数生成器はばらつきがあり高速であることが期待されるが、暗号論的~の方では次に生成される乱数の予測の難しさが求められる。

・システムの科学 - P64~70
ある問題を解決しようとそれを探索する時に、総当たりで順々に解決方法(系統的で網羅的な探索)を試していくのと比べて、事前に戦略を立てることで驚くほど探索に必要な労力を削減できる。また、そのような戦略を立ててそれを利用する場合、それを使う存在(問題解決者)の特質というものは殆ど関係がなくなる。

・プログラミング Erlang - P117 ~ 121
Erlangプロセスの生成にかかるコストの少なさの確認と、メッセージ受信におけるタイムアウト処理の実装方法や、届いたメッセージが、recieve の定義によってどのような順序で評価されるかについて。メッセージボックスや保存キューの兼ね合いに慣れがいるように感じた。この辺りは何か実装しないと分からない。

やった

・英語 - 一億人の英文法とDuo 4ページずつ

仕事

・React - Next.js のチュートリアル Dynamic Routes 終わりまで
事前レンダリング(Pre-rendering)の実現方法と、ページが外部データに依存している場合にそれを取得する方法と、それを使ったページのレンダリングのための手順と実装。また、ブログのタイトルなどの外部データを利用して、ルートを動的に決定したい場合の実現方法について。

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