今日の記録 2020/6/15

勉強した

システムの科学 - P136 ~ 140

おどろくほどよく分からない範囲だったので、冷静にひとつずつ疑問を検討してみる。

自然科学は、事物がいかなる状態で存在しているかにかかわりを持つ
しかし他方デザインは、いかに事物が存在すべきかにかかわりをもち、また目標を達成する人工物の考案にかかわりをもつ。

最初の文だけだと何が言いたいのか分からなかったが、二つ目と合わせるとなんとなく言いたいことが分かった気がする。自然科学というものは、すでに存在していることについて研究などを行うので、すでにゴールとなるものは目の前に存在している。一方で、デザインというのは、例えば人が早く移動するために何かを作ろうとなった時に、自動車というものをデザインするように、目的に対するゴールというものが最初には定まっていない。このような違いがある、ということを言っているような気がする。

たとえば標準的な命題計算法や述語計算法

これは多分、命題論理や述語論理を意味すると思う。そのため、このあとに出てくる「標準論理」という言葉はこの二つを合わせて指す単語になるはず。さらに「通常論理」という言葉も出てくるが、多分これは標準=通常と考えて良さそうだが、なぜ統一していないのかという疑問は残る。

動詞「べきである」を導入する

なぜべきであるを導入するのか、という疑問が出た。これについては、上記のデザインに関して、「いかに事物が存在すべきか」ということから来ていると思われる。

明瞭な命令論理あるいは規範的な義務論理

ここはどうしても何を指しているのか分からなかった。

命令論理のパラダイム

これは第6図のタイトルなのだが、なぜこの名前が付けられているのか分からなかったが、パラダイムという言葉には「語形変化の一覧表」というような意味があるらしいので、食餌の問題内に表われる単語が、論理学内のどのような言葉と対応しているかの表である、ということになりそうだ。
 この辺りまで把握すると、なんとなく全体で言っていることが分かった気がする。デザインの範囲である「いかに事物が存在するべきか」というのは、結果として、ある制限下における最適化問題であると考えられる、ということをこの範囲では言っているようだった。制限というのが「いかなる状態で存在しているか」であって、これを元に「いかに事物が存在す」れば最適となるかを明かにする。このような問題だと考えることができるということだろう。


安全な Web アプリケーションの作り方 P257 ~ 262

クッキーのセキュア属性についてと、それの不備がある場合の攻撃手段と影響。
 今だと全てのページでTLSを使うことになると思うので、クッキーを利用する場合はセキュア属性を忘れないとだけ意識しておく。

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