今日の記録 2020/5/31
やった
Erlangの名前サーバーの同LAN内の別端末での実行で結構つまったので記録としてnoteを書いた。
『八本脚の蝶』をゆっくり読んだ。
読んだ
GEB - P180~186
この範囲でフレーム・外部・内部の三つについて確認してくれていた。昨日自分が書いた例とある程度は合っていたが、フレームメッセージというものが、相手の好奇心に対して働きかけるという考えがおもしろかった。私の日本語の note の中に突然表われたギリシャ文字に対して、読者が何の興味も示さなければ、それはフレームメッセージを受けとってもらえなかったということになる。かなしい。
意味のジュークボックス説。これについて、ルイス・キャロルの例を出して、以下のような(間違った)説を出している。
どんな規則を使うにもその使い方を教える規則がなければならない
これがもし正しいのであれば、あらゆるメッセージは解読不可能になってしまう。ところがこれが間違っているのは、規則が無ければならない、という部分で、人の脳は物理法則に従って動いているのであって、何か規則を教わることによって動いているわけではない、ということを書いている。ここで、上の説というのが間違いであるというのは分かるのだが、これがどのようにしてジュークボックス説に関わるのかが始めはピンと来なかった。
何度か読みなおして、ここで言っているのは以下であるということがわかった。それは、フレームメッセージに対して、そのフレームメッセージであるところの「私はメッセージです。もし可能なら、私を解読してください」というのもを、知性は見た瞬間に感じとることができる、ということだ。これを、誰かに教わることなく、そのメッセージ性を受けとる仕組みが脳にあるおかげで、その先のメッセージを解読したいという働きが起き、実際にそれが可能である、ということだった。
この仕組みというものが、地球人に固有のものではなく、地球外生命にも共有のものであれば、宇宙に打ち上げられたレコードというものを見たときに、それはそのフレームメッセージを受け取ることになり、もしかしたら音楽を再生し、更にはその音楽から人と同じような情緒の変化というものが起きる、という可能性に繋がっていくかもしれない。
安全な Web アプリケーションの作り方 - P208 -216
URL 埋め込み型のセッション管理の危険性と、攻撃手段。事故的な情報漏洩例など。
プログラミング Erlang - P143
上記の別な note にしたがこれまで原因が分からず先送りにしていたステージ3の実行ができた。
システムの科学 - P109~113
これまでチャンクという塊に注目したことで知識というものに注目していたが、実際には専門家は知識だけではなく、それに対する専門的な技能を持っている。多分だが、この技能というものを表現したものとして、GPSというものを例に上げている。これは『実用 CommonLisp』でも登場した。これは、ある(パズル的な)問題を解くために、現在の状態と目的となる状態、そして、今の状態から次の状態へ以降するための手続きなどを渡すことによって、自動的に目的状態に行くための手続きの列を計算してくれるというものだった。
知識というものが、データとして貯蔵されるのかプロセスとして貯蔵されるのか、という疑問は、プログラミング言語において、値の中に関数が含まれるかどうかという話にも似ていると思った。関数(プロセス)というものが値(データ)として含まれるのであれば、これは実質的に同じことを言っているのとなんら変わりがない。そうであれば、これまでの議論に対して何の影響を及ぼさないというのは自然な話になる。
みんなのデータ構造 - P125
問題を解くことにした。
問6.1 n>=1個のノードからなる二分木はn-1本の辺を持つことを示せ
(1) n=1 の場合はノードの数が1で辺の数は0である。従ってノード1からなる二分木の辺の数はn-1=0であるので命題は成立する。
(2)n=k の時の辺の数が k-1 であると仮定すると、k+1個目のノードを二分木に追加した時に、追加後のツリーが二分木の定義を満たすような追加として、①葉の左か右に追加する、②あるノードとノードの中間にノードを追加する、の二つになる。どちらの場合も、全体のノード数は追加前と比べて1つ大くなる。したがってこの時の辺の数は k-1+1 = kとなる。よって、 n=k を仮定した時、n=k+1場合の辺の数はkとなり命題が成立する。
(1),(2)より、数学的帰納法を用いて n>=1 であるようなすべての自然数nについて命題が成り立つことが証明できる。
問6.2 n>=1個の(本物の)ノードからなる二分木はn+1個の外部ノードを持つことを示せ
まず外部ノードについては P114 の説明にある。
(1) n=1 の場合、そのノードは外部ノード2個を必ず持つので命題は成立する。
(2)n=kの時の外部ノードの数がk+1であると仮定する。k+1個目のノードを追加する時、その操作は問6.1より、①と②の2パターンがある。①の場合、あるノードaとノードbの中間にノードcを追加する場合、ノードaとノードbの外部ノードの数に変化は無いが、ノードcは左か右にノードbを持ち、もう一方は外部ノードを持つことになる。そのため、①の場合の外部ノードの数は (k+1)+1 となり命題が成立する。②の場合、ノードaの左か右にノードbを追加することになる。この時、まずノードaの外部ノードは1減少し、ついで新しく葉として追加されるノードbは外部ノードを2持つことになる。従って、ツリー全体の外部ノードの数は (k+1)-1+2=(k+1)+1 となり命題が成立する。よって、n=kを仮定した時、n=k+1の場合の外部ノードの数は(k+1)+1となり命題が成立する。
(1),(2)より、数学的帰納法を用いて n>=1 であるようなすべての自然数nについて命題が成り立つことが証明できる。
英語
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