今日の記録 2020/7/3

勉強した

システムの科学 - P149~153

P150で出てくる「デザインコスト」というのが何なのか分かり辛かった。直前に出ている費用の最小化等の話から、そのデザイン(問題解決の方法のひとつ)が必要とするコスト、という理解で問題無さそうではあるが、費用とコストという単語を使い分けたのは何なのか。
 高速道路の例は、あることを選択した時に、結果にどのような影響を与えるかというのを検討する、という処理であると考えられそうだ。これに加えてベイズが出てきたが、これは、ある選択が結果にどのような影響を与えるか、というのがベイズの定理で知られる条件付き確率を用いた公式と結び付けることができる、ということになるのだろう。高速道路の例でいえば、まずあるルート(全体に対して部分的なルート)で高速道路を建設しようと選択する。そして、それ以降のルート選択というのが最終的に良い高速道路であるかについて、最初のルートの選択がどのくらいの影響を与えるか、というのがベイズを使って数式化できそうな気がする。
 「価値」というのは、これもまたベイズでよく出てきていた尤もらしさと捉えることができそうだ。この本で言っているのはベイズの話から一般化したということなので、尤度という言葉から「価値」という言葉を導いたことになる。

非常に適切な解を導くかもしれない部分的な探索活動に、相対的に高い価値を与えることが望ましい

この文章が、自分が「価値」という言葉が尤度という言葉から出てきたと考える理由で、上のはつまり、ある部分的な探索活動というのがより良い結果を導くための選択として尤もらしい、と取れると考えた。尤もらしいので、この探索は価値がある、という意味になると考えた。以前ベイズについて学んだ時もこのあたりの概念についての理解がスッキリしなかったので、今も何か間違えているかもしれない。

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