海を渡って得た財産🇸🇪


Hej hej!!

こんにちは!

初めてのnoteでは、今感じている海外に来て自分自身が変わったなと思うことについて書こうと思います。

最初にこの内容を書こうと思ったのは、海外移籍をして1番良かったなと思えることであり、またこの国やチームのおかげでそうなれた部分だからです。

私は元々、すごく負けず嫌いな性格でスポーツに関しても、負けた時や自分がミスした時、上手くいかない時には、怒りや虚しさを感じる事がよくありました。
悔しくて落ち込んだり、無力さに怒りを感じても、良い事はないと分かっていても、自然とその感情が湧き上がり、1日の中で『笑ったりリラックスしている時間より、考えている時間の方が多い』日々を送っていました。

そんな私でしたが、このスウェーデンに来て、
その思考回路をバッサリ切られました!笑

まず、練習でのこと。
初日から感じた、違和感。それは、

【ネガティブな言葉が一切なく、常にポジティブな声が飛び交っていました。】

もちろん自分のミスや味方のミスもあるし、ファールもある、勝ち負けの付くシュートゲームもある。しかし、その一つ一つの出来事に対して、「ネガティブな感情」ではなく、常に「ポジティブな感情」がありました。
例えば、味方ミスをしたとしても「トライしたことを褒める」、ファールがあっても「お互い100%でぶつかり合った」、勝敗に関しても「お互い力を出し切った結果」という風に、

【出来事が自分の願っている事でなくても、その出来事に至るまでの考えや行動を大事にする。】

この考えが、根付いているんだと思います。
もちろん、悪質な行動や人間性に欠ける事に対しては怒ります。でも、挑戦した後の失敗や、自分なりの考えがちゃんとあって行動したことに対して、誰も怒ったりはしません。
だからこそ、ミスを恐れずトライできて、自分の可能性をどんどん広げられるし、疲れたりしんどい時も、お互いポジティブな声で元気を与え合えるんだと思います。

これは、サッカーの練習だけでなく、練習以外の会話や行動でも感じます。
『例えば、仕事中の人達。』
私は数週間ホテルに滞在していました。ホテルには清掃員がいて、部屋を数日おきに綺麗にしてくれます。2〜3人で掃除をしてくれますが、いつ見ても疲れた顔や嫌な顔一つせず、笑顔がやってくれていました。私は、『毎日同じ作業の繰り返しをしているのに、この人達はすごいなぁ』と思っていました。でも、この笑顔が仕事中だから作っているというわけではなく、掃除をしながらたわいもない話をしたり、部屋の利用者に話しかけて話がはずんだりするんです。
自然と元気を与え合っているように感じました。そんな彼女達と会うと笑顔で挨拶したり、時には話がはずみ、友達のような感覚になり、だんだん毎日会うのが少しの楽しみになっていました。

私はサッカーをするために、海を渡ってこの地へ来ましたが、サッカーだけでなく、

【物事の捉え方や考え方、自然と湧き上がる感情が変わっていきました。】

1日の中で『考えたり悩む時間よりも笑顔やリラックスしている時間』が増えました。

日本を飛び立ち、全く知らない土地に来る事への不安や寂しさはありましたが、今となっては、
あの時決断して行動して良かったなと自信を持って言えます!

この記事を見て、海外に行きたいけど不安で行動出来ない人や、目の前の決断を迷っている人に、少しでも勇気と元気を感じてもらければ嬉しいです!

次回はサッカーのことを書いていきたいと思っています!

ではまた👋
Hej då👋

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