コロナ禍でもタイに行きたい! | 入国許可証(COE)申請

タイ政府が観光ビザ免除での観光客受け入れを再開したのを知ったのは、1月13日。発表されてから20日以上も経った後でした。今思えば、もっと頻繁に大使館のホームページをチェックしていればよかった。。

13日にこの事実を知り、即詳細を調べ、あらゆるサイトやブログなどから情報を入手し、早速動き始めました。

まず、日本人は観光ビザは免除となるため、大使館でのビザ申請やそのための予約は不要。これは手続きをかなり簡便にしてくれるので本当に助かりました。観光ビザ免除で滞在可能な日数は45日まで。

次に必要なのはCertificate of Entry(COE)と呼ばれる入国許可証。コロナが流行する前には必要なかった書類なのですが、2021年1月からは、オンラインでの申請が可能になりました。

大使館のページ
http://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/9763/

Certificate of Entry(COE)申請画面
https://coethailand.mfa.go.th/

COE仮承認までの流れ

COE申請時に必要な書類は以下のとおり
・パスポート(顔写真のページをデータでアップします。JPEGやPNGでOK)
・コロナに感染した場合の治療費100,000 USドルがカバーされる医療保険の英文付保証明書(海外旅行保険でOK)

オンラインの申請フォームでは、名前や誕生日、パスポート番号や現住所(日本)を入力するのですが、おそらく日本に住んでいる方が困るのは、タイでの住所と携帯電話番号。私は友人がタイに住んでいるため、友人の住所と電話番号を借りて入力しましたが、タイで固定の住所や携帯を持っていない日本居住者の場合、ここに何を記入すれば申請がとおるのか、私はわかりません。隔離終了後に滞在する予定のホテルの住所と、先にタイのSIMカードを入手し、その番号を入力することで大丈夫かもしれませんが、COEは一度却下されてしまっても、すぐに再申請が可能なので、いろいろ試してみるといいかと思います。

コロナ治療費がカバーされる海外旅行保険は、ここで加入しました。

損保ジャパン 新・海外旅行保険off!
https://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/leisure/off
オンラインで加入手続きが完了し、マイページから英文の証明書がダウンロードできるので、とても楽ちんです。証明書には、コロナ感染時の治療費もカバーされるという文言が記載されます(タイ入国のためにはこの文言が必須!)。日本円ではなく、USDでのカバー金額が表記されていることを確認したら、ダウンロードしたデータをPDFでCOE申請画面にアップロードすればOK!

上述の必要情報を記入し、パスポートと保険の書類をアップロードしたら申請は完了。
すぐに申請が完了しました、という自動メールが大使館から届き、3営業日後に結果が出ると記載されていました。

私の場合、土曜日に申請をしたので、結果は水曜日頃になるのかな、と思っていたところ、なんと月曜日(つまり1営業日)の朝10時前には大使館から結果のメールが!

結果は、Reject。つまり却下。
理由は、アップロードした保険の証明書にUSD額が記載されていなかったこと。よく確認せず、和英併記の円建ての金額のみが記載されているWEB契約証をアップしていました。。。
すぐにマイページからUSD建ての英文証明書をダウンロードし、再申請。数時間後にはApprovedのメールが届き、いとも簡単にCOEの仮承認がおりました。

COE本承認までの流れ

次に、本承認のためには、以下が必要になります
・フライト情報(E-Ticket)
・隔離ホテル(Alternative State Quarantine-ASQ)の予約確認書

フライトに関しては、去年(2020年)まではタイ政府が認めた便にしか乗れず、月に数便しかなかったのですが、年明けから各航空会社が便数を増便しています。日系航空会社のANAとJALの他、タイ航空からも選択可能。料金も特に高くなっていることもなくコロナ前と変わりませんでした。

隔離ホテル(ASQ)は、自分で探して直接予約を入れました。「ASQ Bangkok ホテル」などと検索するとたくさん出てきます。日本人向けに日本語で情報を記載しているホテルもあるので、良さそうな場所を探してみてください。

調べてからわかったのですが、このASQの仕組みが素晴らしいんです。
タイ政府、ホテル、病院が連携していて、ASQパッケージが用意されています。ゆいなが調べたいくつかのホテルは、どれも一日3食の食事つき、滞在期間中の2-3回のPCR検査、看護師24時間常駐、空港からホテルへの送迎付き。

決して安くはありませんが、2週間の隔離中に体調崩したり、精神的に滅入るのを避けるには、それなりにちゃんとしたホテルにしておくのが無難だと思います。ということで、私が選んだのは、Grand Centre Point Terminal 21。以前、コロナになる前にも滞在したことがあり、立地もサービスも室内のきれいさも良く知っていたこのホテル。ホームページを見る限り、窓も大きく、バスタブと電子レンジ、食器などを洗えるシンクが付いているようだったこともポイント!そして、隔離5日目のPCR検査が陰性だったら、その後毎日1時間は外に出て、ホテルのプールサイドや、テニスコート、ゴルフのパター練習、ホテルの庭などでリラックスできるそうで、ここなら安心できると思って決めました。(広い部屋なら、洗濯機も付いています)

ホームページでは、日本語で隔離パッケージの案内がされているので、是非ご覧になってみてください。
Grand Centre Point Terminal 21 隔離パッケージ
https://www.grandecentrepointterminal21.com/bangkok/alternate-state-quarantine-qatar-airways/?lang=jp

フライトと隔離ホテルの手配が完了したら、E-ticketとホテルの予約確認書をCOE申請画面にアップロードして終了。これまた数時間後には結果連絡が出て、無事本承認となりました。

COEのPDFをサイトからダウンロードし、プリントアウト。タイ入国時に提示が必須です。

取得したCOEはこちら。

画像1

本承認の結果連絡メールに書かれていて初めて知ったことは、タイ入国時にはT.8 formという書類の提出が必要だということ。
メールに記載されていたリンクからT.8フォームをダウンロードし、プリントアウトして手書きで記入しました。

次回は、日本出発からタイ入国までの経験を書きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?