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下北沢から西伊豆!〜GWは海のそばで。

海を眺めるのが好きだ。
泳ぐでもなく、潜るでもなく、釣りをするでもなく、眺めるのが好き。
海とともに生活する街を歩いていろいろと発見をするのが好き。

ぼーっと波を見つめていると、一度として同じ瞬間はなく、刻々と表情を変えていくその姿に引き込まれていく。波の音はどんな時も心地良く落ち着く。海のそばで過ごす夜、窓の外から聞こえるその音に耳をすまし暗闇を見つめているうち、いつの間にか眠りに落ちていく。そんな感じがとてもよい。

今年のGWはどこにもいかずに、下北沢で過ごそうと考えていたのだが、どうにもこうにも最近は人が多く、ぶらぶらと街を散策することもままならない。先日久しぶりに下北沢の友人たちと集まったのだが、そこでも「下北沢に人が多すぎて、なぜか住民なのに休みの日は他の街ですごしている問題」が話題にのぼったぐらいのレベルだ。

GWまであと1ヶ月を切った頃、ふとなにげに連休の過ごし方を想像してみた。

読書をしに近所のカフェへ・・・。入れない、ランチを食べにお気に入りのカレー屋さんへ・・・・入れない、オオゼキへの道・・・。激こみで荷物もって人と人の間をすり抜ける・・・、急に人が目の前で立ち止まってぶつかりそうになる・・・。ああ、想像しただけでもう疲れてきた。

疲れをためるならば、別の疲れがいい。どこか海のそばへ行きたい。とはいえ、流石に今年はどこも混雑しているし、おまけに宿も高い。飛行機もほぼ満席だし、ああどこかないのか?
海、俺の海よ!というわけで、急遽、旅の計画を開始。

利用している旅のサブスク、Hafhで宿を検索→サブスクの良いところは、繁忙期も同じ価格で泊まれるところ。しかし、5月3日~6日で連泊できるところは少なく、探しに探して見つかったのは西伊豆・戸田のゲストハウス。
港の目の前とは、ロケーションは抜群だ。魚料理もきっとおいしいはず。
地図を見ながら、妄想はどんどん膨らんでいく。

とりあえず、そのまま宿を押さえて、その後経路を調べる。公共交通機関での移動専門の私。その結果は、、、「3時間45分」。下手したら沖縄より遠い(笑)
まあでも、なんか海も良さそうだし、とりあえず今回はこちらへ郷土料理の研修がてら行ってみよう。→そこに何があるのかはこれから調べる。

これがこの旅のスタートだった。



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