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リスクを恐れる気持ちが利益に繋がる?

FXに興味はあるけど…やってみたいけど…なんか怖い…

大きな損失を出すのが怖い。
資産が吹き飛ぶのが怖い。

やっぱり損失って怖いよね。
僕も怖かったし、実際に始めてみて順調に損失が増えていくこともあった。
でも、その経験があって、損失とちゃんと向き合うことができたから、2年間の平均月利が6%で推移することができてる。
なぜ6%かというと、僕が平常心を保てるレベルで取引をしていたら6%になったというだけです。

損失を抑える為には、感情を入れずに冷静に相場を見ることが必要です。
冷静に相場を見て、取るべきリスクかどうかを判断する。

これができるようになれば利益を上げることができる。
リスクを恐れる気持ちがないと利益と損失のバランスが悪くなり、思うように利益を上げられない。

FXに必要なのはリスクを恐れないことじゃなくて、
「リスクを受け入れられる範囲で取引すること」
これがFXをやる上で重要なことです。

僕もやらかした…FXでやってはいけない3つのこと

「リスクを受け入れられる範囲で取引すること」とはどういうことか。

取引をする上で、見込める利益と発生し得る損失を比べて、そのリスクを取るに値する状況かを判断する必要がある。
見込み損失の方が大きいなら、リスクをとってまで取引する必要はないし、見込み損失より見込み利益の方が大きいのであれば、その見込み損失は受け入れられるリスクになる。
その判断をする為には、平常心である必要がある。
平常心を保てないとどうなるか。リスクを計れないとどうなるか。
僕がやらかした事例を紹介します。

まずひとつ目「ポジポジ病
これは常にポジションを持っていないといられないやっかいな病気です。
動きに大小はあれど、相場は常に動いているものです。
その間にポジションを持っていないということは、取れたかもしれない利益を逃しているのではないかという思いから、常にポジションを持ってしまう。

リスクを計ろうとすらしていない。


ふたつ目が「損切いやいや病
これも相当タチが悪い。
損失を受け入れたくないから、損失を確定せずに保有し続けること。
大丈夫!必ず戻ってくる!というなんの根拠もない自信と共に、損失はどんどん増えていく。

リスクが見えてないとこうなる。

みっつ目は「利益まだ伸びる病
これは、本来はそこで利益を確定してもいいと判断できる状況であっても、まだ伸びるかもと確定できずにいる病気。
大抵それ以上伸びずに利益を減らすことになる。

これは単に欲張りすぎ。

僕は主にこの3つを発病してました。
そうするとどうなるか。
常にポジションを持っていないと気が済まないから、これから上がっていくのか下がっていくのか判断がつかない状況でもポジションを持ってしまう。
その後、相場が予想とは逆に動いた場合、何も分析せずに保有したポジションだから、どこで損切りしたらいいかわからない。
更に、これから戻ってくるだろうと安易に考え損失が拡大していく状況に。
運良く相場が期待している方向へ動いたとしても、損切りと同じように利益もどこで確定したらいいか分からない。
まだ伸びるかもと思っている間に、利益は目減りしていく。

これらが発病しないに越したことはないですが、知らぬ間に発病してたりするものです。
なので、発病を防ぐ為に、もし発病してもすぐ気付けるように、取引基準を明確に設けることが大切です。

七転八起で安定を得よう

上で書いたような失敗をやらかした僕は、リスクを受け入れられる範囲で取引をするどころか、どのくらいリスクがある状態で取引しているのかも把握してませんでした。
それが今では安定して利益をだしている。
それはなぜか。
失敗から多くを学び、試行錯誤を繰り返しながら取引基準を設けたからです。
何かに挑戦する際に失敗はつきものです。
失敗から何かを学び、次の挑戦に活かす。
これができないとFXでも成功することはできません。

ただ、一度の挑戦だけで、それが良かったのか悪かったのかを判断することができない。
例えば、とある取引手法を学んだとします。
どんなときでも100発100中の取引手法なんてものは存在しないわけで、本当は6割当たる手法なのに、たまたま外した1回だけでその手法は使えないと判断するのはもったいないですよね?
だから何度も試してみる必要がある。
その取引手法で勝てる相場はどんなときなのか?
何度も試してみないとわからない。
上でも書いたように、自分の知らぬ間に何かしらの病が発病している可能性もある。
このように、最初のうちは損失を出す可能性が高くなる。
それを少しでも抑える為にはどうしたらいいか。
少額で始められるFX会社を選べばいい。

利益も損失も10分の1で始めよう

FXは取引単位を小さくすることで、損失を抑えることができる。

通常、FXは最低10,000通貨を1単位として取引することができる。
これは、例えばドル円が1$=100円の場合、100円 × 10,000通貨 × 1単位 = 1,000,000円で取引することができる。
これにレバレッジを反映させると、日本の場合は最大25倍の額まで取引することができるから、
1,000,000 / 25 = 40,000円
が最低必要になる資金となる。
この場合、ドル円が1銭動くと100円の利益または損失となる。
相場が静かな時は1時間に20銭も動かない。
仮に20銭動いた場合、20 × 100 =2,000円
これが利益または損失となる。
この金額を大きいと見るか小さいと見るかは人それぞれだと思う。
だけど、初心者のうちは損失を出す可能性の方が高くなる。

例えば、10回連続20銭分負け続けたとすると、20,000円の損失となり、そこでヤケになって感情任せの無謀な取引をすること5回。同じように20銭分負け続けたとすると、更に10,000円の損失。
たまに運良く買ったとしても、それ以上の損失を出すことなんてよくあること。

損失を少しでも減らすにはどうしたらいいか。
FX会社のなかには1,000通貨を1単位として取引できるところがある。
先程説明した10,000通貨の10分の1だ。
利益も損失も10分の1になる。
20,000円の損失だったものが2,000円。
10,000円の損失だったものが1,000円。
未来の利益の為の授業料だと思えば安く感じれるかなと思う。

最初のうちはチャートの見方やローソク足の見方など、いろいろ調べては試してみる必要がある。損失覚悟で。
1,000通貨で取引すれば損失も痛くはない。(かゆいかもしれないけれども)
だからまずは、1,000通貨で取引できる会社で口座を開設することをおすすめします。

間違っても1,000通貨を10単位で取引してはいけない。10,000通貨と変わらなくなるからね。

まずはスタート地点に立とう

実際にFXを始めてみないと、リスクを受け入れられる範囲というのはわからない。
なんとなく怖いと思ったままFXを始めないのはもったいないですよ。
1回の取引で何十円何百円の利益や損失なら怖さもないと思う。
それに、常にチャートを見て相場の動きを追ってなきゃいけないわけでもない。
実際、僕は1日に何度かチャートを見ているだけ、大きく動きそうなときは多少こまめに見たりするけど、1日の合計で15分も見ていない。
慣れてしまえば意外と手軽にできてしまうのもFXの良いところ。

まずは思い切って始めてみよう。

この記事が素敵な未来を切り拓くための一端となれたら幸いです。

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