【やよ雑記】チャンピオンズカップ出走全頭 近走分析
みなさんこんばんやよ🌸
桜宮やよいです。
今週末のチャンピオンズカップの予想にあたり、出走馬のことをほぼ知らなかったので、最近のレース内容を確認してメモにまとめました✍️
ほぼ個人的メモなので、整えた文章ではないですが、せっかくまとめたのでnoteに残しておきます🙆♂️
今回は最後まで読めなくても大丈夫です笑
チュウワウィザード
(JBCクラシック) 最内で溜めて溜めての競馬だっただけに、直線の弾け具合は少し物足りなさを感じました。チュウワウィザードより前につけてしっかり弾けたミューチャリー、大外を回したオメガパフュームの方が強い競馬に見える。海外帰りで仕上がっていなかった帝王賞から持ち直した気配はありますが、このレースだけだと評価しにくいか。骨折明けで無理しないレースだったのかもしれませんので、追い切りの気配など、仕上がりには注目です。
(帝王賞) 中断を追走し、見せ場なくレース終了。レース後に骨折が発覚し3ヶ月休養となりました。度外視でいいでしょう。
(チャンピオンズカップ) 外枠11番を引き、極端に外を回される不利はなかったものの最内をロスなく、という有利な競馬でもない中、直線鋭く伸びて圧勝。2着馬ゴールドドリームは内を上手く立ち回った馬番②なので、実力適正ともに高かったというレース。ただ、ダントツ1人気のクリソベリルが⑮番で大きくロスして4着だったレースであることは覚えておきたいです。
ケイティブレイブ
(JBCクラシック) 勝ち馬のミューチャリーとほぼ同じコース取りをして、1.2秒差だったので今の実力はこのぐらいか、と言った感じのレースでした。直線で挟まれて進路がなくなってはいましたが、その前から脚色は怪しかったので、巻き返しが期待できる不利ではなさそうです。
シリウスS 行き足つかず最後方から。巻き返しなく、後方のまま終わってしまいました。ペースは流れていたし、ウエスタールンドが追い込んで2着まで上がっているだけに、展開不利もなかったはず。58.5と重いハンデですが、G3のここで完全な力負けは厳しい印象です。
エルムS 最内をロスなく回る団野騎手の好騎乗も、直線伸びず6着。単純に力不足を感じる内容でした。
ダノンファラオ
(JBCクラ) カジノフォンテンと競り合っての逃げ。カジノフォンテンより内目の枠を引いたため、徐々に内に押し込められ、金沢の砂の深いところを通らされてしまいました。ラチを頼れるコースと枠か、マイペースな一人旅のどちらかの条件が揃ったタイミングで狙いたいですね。
日本TV盃 サルサディオーネが圧倒的なテンの速さで切れ込んでくれたおかげで、ムキにならずに控える競馬が出来ました。後ろからも外からもつつかれないポジションと、ラチを頼れる枠があわさり楽な競馬が出来た印象。条件付きではありますが、逃げずに競馬ができたのは好材料です。
帝王賞 カジノフォンテンと同型被り、先行争いは激化。始終カジノフォンテンをつつき続け上がったペースで潰れてしまった格好です。前に馬がいると頑張ってしまう気性なのか、それとも川田騎手の作戦なのかはわかりませんが、「ハマらなかった時の逃げ馬」の怖さが出たレースでした。マイペースで運べる条件なら。
カフェファラオ
(函館記念)芝が合わなかったのか、馬群に囲まれてやる気をなくしてしまったのか、中団につけて回ってくるだけになってしまいました。パワーのいる洋芝≠ダートということでしょうか。
(かしわ記念)若干ので負けから、前に押し上げようとするも一向にポジションが上げられず、むしろ徐々に後退。早いペースだと追走に苦労する面があり、先行したもの勝ちの地方小回りは合わなかったでしょうか。ギアチェンジ型のレースの方が合ってそうな印象。
(フェブラリーS)行き脚がついて好位追走。競り合う逃げ馬2頭から若干離れた3番手、かつインをロス無く立ち回れ、展開に非常に恵まれた印象。内容としては後ろから追い込んできたエアスピネルの方が強かった気もします。
エアスピネル
(武蔵野S)外枠ながら、長い芝スタートを活かして好スタート、内目の好位をとって先行。直線の入口で追い出そうとした際に、挟まれて進路がカットされ外に出さざるを得なくなりました。スピードの乗りきったところでの不利ではないのでそこまで大きくはないですが、スムーズなら差は縮まっていたかと思います。
(マイルChS) ペースが全てかと思います。先行争いが激化しなかったため、前がなかなか垂れてこず、そのまま捕まえ損ねてしまいました。ソリストサンダー、ワイドファラオと力量としては同等くらいでしょうか。
(さきたま杯)前目につけて直線狭いところを上手く抜け出るまでは良かったですが、より足色のよかったアルクトスに交わされました。安定して先行できるスタート力は評価できるものの、勝ち切るにはもう一点足りないのかな、という内容です。
インティ
(マイルChS)ヒロシゲゴールドが残る前残りの展開で、後ろからよく追い込んで4着。展開からするとかなりいい脚を使えたかと思います。前目につけたエアスピネルよりもこちらの方が強い競馬か。先行力はそこまでなので前が垂れる展開が欲しいところ。
(かしわ記念)ここも後方からの競馬。逃げたサルサディオーネは潰れたものの、先行したカジノフォンテンが1着であり極端な前潰れ展開ではなかったかと思います。ただ、カジノフォンテン・ソリストサンダーとは着差があり、勝ち切るにはもっと前が総崩れの展開じゃないと厳しそうです。
(フェブラリー)前目につけた馬に展開利があったレース。中団から後ろの馬はほぼ出番なありませんでした。後方一気が持ち味な馬だけにどうしても物理的に届かないレースは出てきてしまいますね。
カジノフォンテン
(JBCクラ)同型のダノンファラオとぶつかり、終始馬体を併せてのレース。ダノンファラオも譲らないタイプなので、2頭とも揃って沈んでしまいました。競りかけられた帝王賞はともかく、ここは控える選択肢も取れる位置関係でしたが、あくまで主張。一度逃げた馬のレース運びは難しくなりますね。同型被りのレースだと買いにくいと思わされるレースになりました。
(帝王賞)先手を取って逃げるも、終始ダノンファラオにぴったりとマークされての競馬で厳しくなりました。かしわ記念、川崎記念はマークも少なく楽に走れただけに、今回川田騎手のマークがついたのはやはり厳しく、辛い競馬になりました。一人で逃げれる展開がやはり必要です。
(かしわ記念)サルサディオーネが主張しこちらは控える競馬。先行集団の絡まれない位置で、楽に抜け出せました。サルサ含め先行した馬が沈んでいく中、手応え抜群でコーナーを回っており、強いレース運びだったと思います。よりテンの早い逃げ馬がいれば控える競馬も出来そうで、すんなり逃げるか、すんなり逃がすかが出来るメンバー構成で狙いたいところ。
サンライズノヴァ
(JBCスプリント)出遅れ最後方から、無理にポジションは押し上げず最後の直線勝負。他馬が外を回す中、内目の空いたスペースを突っ込んでよく伸びました。このレースに関しては、金沢の名手・吉原騎手がとても上手く乗った印象で、馬の力としては強調は出来ないかなと思います。
(マイルChS)スタートよく好位で追走。前残り展開のレースも、直線で伸びを欠き7着。同じようなポジションを取って伸びたソリストサンダー、エアスピネルらとは力差を感じました。
(かしわ記念)逃げたサルサディオーネについていき、流れたペースでの競馬。前にはきつい流れでしたが、カジノフォンテンが残って1着だった辺り、そことの力差は大きいように感じます。
テーオーケインズ
(JBCクラ)出遅れて後ろからのスタート。ボジションをチュウワウィザード後ろまで押し上げていくも、最後は届かず4着。同じく出遅れたオメガパフュームと同様、このレースいちばん強い競馬をした1頭。出遅れの挽回に足を使ってなおチュウワウィザードと同じレベルの末脚が使えていました。休み明けと出遅れがあってこの内容なら立派。強く強調したいレースでした。
(帝王賞)逃げるカジノフォンテン、ダノンファラオの後ろで3番手追走。内ラチベタで足を溜め、直線で弾けました。前が潰れるペースを前受けして伸びたのは立派ですが、インベタの経済コースを通ったこと、クリンチャー・ノンコノユメが外を回されたことを考えると、着差を評価しすぎるのは危険かもしれません。人気だったチュウワウィザード・オメガパフュームがどちらも仕上がり不十分で来ていたことも考慮に入れたいところ。
(アンタレスS)先行争い激しく、馬なりで出せる位置から追走。内をロスなく運び、4角で若干外に持ち出し、直線で抜け出しました。先行集団が潰れる中、マイペースに取れる位置を撮っていたため、直線でも足が残って弾けました。展開利はあったものの、逃げ馬をムキになって追わずマイペースで運べるのは長所。
クリンチャー
(みやこS)スローペースを先行ながら、3角から加速していくタフな流れ。内のスピードが緩まない中外を回されクリンチャーにとっては厳しい競馬になりました。前を行った馬はほぼ沈み、上位は差し・追い込み。枠も展開も厳しいレースで大崩れしなかったので、悲観しなくてもいいかと思います。
(帝王賞)大外⑬を引いて前目のポジションを取りに行くも、始終4馬身分ほど外を回されています。内をロスなく回って伸びたテーオーケインズとの差はほぼなく、単純にコースロス分が着差に出た形かと思います。
(名古屋大賞典)先行勢のロングスパート合戦になりながら、ほかの先行馬を競り落とし、直線では余裕残しの勝利でした。1番人気に支持されていた通り、このメンバーの中では実力が頭ひとつ抜けていたように思います。
アナザートゥルース
(みやこS)スローペースの逃げながら、3角からのロングスパート戦で、先行勢は総崩れし差し・追い込み決着のレース。その中でも3着に残した持続力は評価したいです。ただし、内枠を引いてロスなく立ち回れた結果であることには留意が必要。
(シリウスS)スタート直後のポジション争いで前をカットされ手綱を引いています。そのせいで気分を害したのか、向正面で走る気をなくしてしまい、騎手が押してもズルズル下がって行ってしまいました。休み明けの影響あったかもでですが、気難しいところが出てしまい、このレースから力量は測れないですね...。
(アンタレスS)3角以降ズルズル後退、全くレースになってなかったですね... この敗戦後に放牧に出されたため、何かしらアクシデントがあったかもしれません。
オーヴェルニュ
(みやこS)ロンスパ戦前つぶれの先行組。展開に恵まれない面はありますが、アナザートゥルース・クリンチャーとの着差を見ると、先行組でも力は一枚落ちるかな、という印象です。
(帝王賞)ダノンファラオ・カジノフォンテンについていき、さらにダノンファラオの外から回して行ったため、かなり厳しい競馬に。外枠で回されてしまったのも厳しかったです。
それでも上記2頭には先着していて、条件さえ揃えば巻き返しも期待できそう。
(平安S)内枠から先行して内ラチを確保、ぴったりとラチ沿いを回り最後の直線で弾ける、中京ダートの理想のレース運びでした。先行力とコーナリング性能、直線での伸びと中京にフィットした能力を示してくれました。特殊なコース形態だけに、中京巧者であることは覚えておきたいです。
ケンシンコウ
(BSN賞)大外を引いたため思い切り出していきましたが、最後に垂れました。枠は確かに良くなかったですが、オープンでこの負けはちょっと負けすぎかと感じます。
(平安S)先行するも、3角以降のペースアップについていけずズルズルポジションを下げました。重賞レベルだとまだ厳しい馬かもしれません。
スワーヴアラミス
(みやこS)単に仕上がりの問題なのか、向正面から押しても全く反応がなく、回ってくるだけになりました。このレース単体で見ると、全く評価はできない内容です。前走不良の影響もあったかもしれません。
(白山大賞典)不良馬場での1戦で、メイショウカズサに離されての3着。後方が全くレースに絡まず、前4頭で決まったレースのため、このレースも評価しにくいです。
(エルムS)インの前目につけ、内で溜めて、3角から捲りで進出していく、この馬の勝ちパターンが見えたレースです。前が垂れる中上手く溜めれた本馬が順当に抜けた感じで、そこまで強い内容には見えませんでした...
メイショウハリオ
(みやこS)前潰れの展開の恩恵こそありましたが、最後に一気に追い込んだ足は立派。前有利の展開で巻き返す力はないですが、展開次第では狙えるかもしれません。
タガノビューティー
(武蔵野S)後方からの競馬で、見せ場なく終わってしまいました。オメガレインボーが追い込みから3着まで届いてるだけに、まだ重賞だと足りないのかなと感じます。
サンライズホープ
(シリウスS)内目の枠から先行しロスなく立ち回る「中京乗り」。オーヴェルニュ同様、このコースに長けた巧者の乗り方ですので、内を引ければ注目の一頭になるかと思います。
(プロキオンS)3角からのロングスパートについていけず、直線では足が残っていませんでした。重馬場で時計が出る条件だと、スピードについていけなくなるかもしれません。良馬場でこそ、ですかね。
ソダシ
今回が初ダートなので芝のレースのみですが、参考まで。
(秋華賞)出走前から決着がついていたレースでした。返し馬の後、促されてもなかなか待機所へ向かわない。待機所からも動こうとせず、他馬がいなくなっても1頭立ち尽くすなど、そもそもレースへ挑む状態になっていませんでした。このレースから読み取れるのは「締切5分前にならないとソダシの馬券は買えない」「距離、急坂2回への適性は不明のまま」のみ。次走以降なんとか立て直してほしいです。
(札幌記念)大外枠から、逃げるトーラスジェミニを見ながら番手追走。オークスの時に見せた前のめりすぎる気鋭は抑えられ、綺麗に折り合っていました。圧巻は3角からのレースっぷり。外からブラストワンピースに被せられるもペースアップして抜かせず、先行馬が根こそぎ脱落する厳しいロンスパラップを作って自分だけ残ってしまいました。斤量有利はあったものの、それでも王道の競馬でラヴズオンリーユーに快勝したのは評価できます。マイラーの好走が多い札幌記念なので、やはり本来のストライクゾーンは1600~800あたりなのかなと思います。
(オークス)一本被りの1人気になったこのレース。スタート後のコーナーでステラリアに前に切り込まれ、だいぶ引っかかってしまいました。ペース自体も先行馬には厳しいレースで、先行した馬は全滅。外差しのTBも相まって、16人気のハギノピリナが飛び込んでくる前崩れレースになりました。展開、TBともに恵まれなかった中で、直線でも一瞬抜け出す足を使えていたのはよく頑張れていたと思います。ただ、吉田隼人騎手の「展開もあったが、一番は距離」とのコメントは覚えておきたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?