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やよいの勝負レース! ~東京優駿日本ダービー~

皆さんこんばんやよ!🌸
Twitterでは毎週かわらずワーワー言ってますが、noteを書くのは久しぶりですね💦

明日はついに…3歳馬の頂点を決める晴れ舞台・日本ダービー。泣いても笑っても、明日今年のダービー馬が1頭に決まります。私は新馬戦から見続けていた世代のダービーを見るのは今回が初めてなので、今からとってもドキドキしています。

はやる気持ちを押さえつつ、久々に予想noteを書いたので、一部テンションが迷子になってたりもしますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです!🌸

予想印

◎ジオグリフ

皐月賞では本命を打ち、テン乗りの福永騎手の完璧なエスコートもあって見事一冠目を獲得したジオグリフを、今回も本命に推したいと思います!

皐月賞が終わった後は、他の有力馬がダービーを見据えた余裕残しの仕上げであったことや、福永騎手の騎乗があまりにも完璧だったためこれ以上をダービーで望むのは贅沢では…という気持ちもあり、ダービーでは他の馬に本命を打とうかな…と考えていました。
ですが、本番が近づくにつれて追い切りの様子が見れたり、過去のレースを見返す中で、「ダービーでも狙えるのでは?」と思える点が多数ありました。

推しポイント① 皐月賞後の回復が早かった
主に追い切りのタイムや映像を見ての見解になります。
ここをターゲットとしてびっしり仕上げてきた皐月賞と比較しても、時計的には遜色ない(全体時計は今回の方が速い)上に、一週前追い切りでは「3頭合わせの真ん中」という最もストレスのかかるポジションで負荷をかけられています。

皐月賞時追い切りタイム
(最終)84.3 67.9 52.9 38.3 11.2 2頭合わせ
(一週前)(7F)99.2 68.5 53.2 38.3 11.7 3頭合わせ

今回追い切りタイム
(最終)83.2 66.5 52.0 38.5 11.4
(一週前)81.9 66.4 52.1 37.9 11.5 3頭合わせ


木村哲調教師も、天栄から帰厩した本馬の出来に驚いていたようですが(最終追切後会見より。下記リンクより)、この馬なりに順調に来れているということでポジティブに捉えられるかな、と思います。

推しポイント② 皐月賞のゴール板通過に余裕がある
巷で4強と噂される上位人気4頭が集結していたレースですので、皐月賞のレース映像は繰り返し確認しました。
ゴール直前をよくよく見てみると、イクイノックスを交わした後、一杯に追われているというより余裕を持ってゴールしているように見えます(これは…主観です…)

ここで、デビューから共同通信杯までのジオグリフのレースぶりを振り返ってみました。
新馬戦:4コーナー手前からルメール騎手の手が動くも加速は鈍く、ようやくエンジンがかかったのが200m標識を過ぎたあたり。スピードに乗ってからはあっさり前のアサヒを交わして突き抜けた。
札幌2歳S:トップキャスト・リューベックの作るペースについていけず後方から。3コーナーあたりからじわじわとマクリはじめ、ゴールまで失速することなく突き放した。
朝日杯FS:マイルのペースについていけず後方から。直線を向いてから加速を始めるも、進路をカットされて届かず。
共同通信杯:スムーズに前が捌けず、なかなか追い出せない。進路が開けてからはスピードに乗り始めたが、外からスムーズにスピードに乗せていたダノンベルーガには追いつけず。

以上のレース内容から、ジオグリフの特性をまとめると
①追い出してからトップスピードに乗るまで時間がかかる
②スピードに乗ってからは長くスピードを維持し続けられる
という2点になるかなと思います。

この視点で皐月賞を振り返ってみると、ジオグリフがトップスピードに乗ったのは200m標識を過ぎたあたり。
加速力に優れるイクイノックスに一旦先に抜け出されますが、坂上で差し切りました。トップスピードに乗るまでに時間がかかる分、乗ったら持続できるという特性から、ゴール時点では余裕があるように映ったのかな、と。

では、このような特性がダービーではプラスなのか?マイナスなのか?ということですが、まずダービーの過去10年の平均ラップを見てみます。

ダービーといえば、道中スローで行って長い直線での3F末脚勝負!というイメージですが、各馬直線でいいポジションを取りに3角付近からレースが動くため、実際には1400mあたりからジワジワと加速していくようなラップになります。
なので、上がり3Fの切れ味だけでなく、持続的に脚が使えるか?というのも大事な要素になってきます。
この観点から見ると、ジオグリフの特性②持続力は大きな武器で、この舞台にはマッチするんじゃないでしょうか?

とはいえ、上がり3Fの絶対値=トップスピードの絶対値が必要なのも事実です。が、新馬戦では東京で上がり3F33.3秒の脚が使えているので、トップスピードが足りないという心配もないかな?と。(去年の上がり最速は33.4秒)


かなり長々と書いてしまったので、簡潔にまとめます!
・皐月賞メイチだったのは間違いないが、今回もキープかそれ以上の状態にありそう
・持続的に長い脚を使えるので、東京2400mはむしろ得意コースでは?
という点から、今回のダービーではジオグリフくんを本命にします!

新馬戦、札幌2歳と圧巻のパフォーマンスで惚れこみ、応援している馬なので、ぜひ二冠を…!と期待しています。

〇イクイノックス

皐月賞の掲示板組で、いちばんきつい競馬になったのはイクイノックスでは?と見ています。
というのも、外目3番手の位置で3コーナーから進出を開始してしまったため、インの集団が加速しながらコーナーを回っている中外を振られて溜められる脚がありませんでした。
能力の高さで一旦抜け出しはしましたが、最終的にはジオグリフに目標にされてしまった形。
このきつい流れの中着まで残したことは、かなり評価できる内容だったと思います。

また、過去のレースを見てみても、東スポ2歳杯で「後半5F連続11秒台」のラップで勝ち切っていることから、ダービーで求められる「スピードの持続力」についても裏付けがある、と考えています。

皐月賞から思ったほど状態が上向いていなさそうなのは気がかりですが、ここは能力の高さを買ってイクイノックスを対抗評価とします。

▲ドウデュース


武豊ジョッキーの皐月賞の乗り方は、明らかにダービーを本番に見据えた「脚を測る」騎乗で、皐月賞をあの形で差し損ねたのはダービーで巻き返す頻出パターンだと思います。
◎〇2頭と比較して、「スピードの持続力」の裏付けが過去のレースからは読み解けなかったため▲評価としていますが、能力としては十分勝ち負けレベルと考えています。

△ダノンベルーガ

新馬戦、共同通信杯と、東京で強烈な上がりを使えることは証明済み。この子に関してもドウデュース同様能力自体は勝ち負けレベルにあると思っていて、「スピードの持続力」の裏付けという点で少し評価を下げています。

一点懸念としては、右手前での推進力が素晴らしい一方で、左手前を苦手としていることがあります。これはデビュー前の右後脚のケガによるものかと思いますが、右手前の切れ味に全てをかけることになるので、スピードの持続力という観点でどうなるか?というところですね。もちろん、右手前の切れ味で突き抜ける可能性も大いにあります。

△ジャスティンロック


1/2抽選を突破したラッキーボーイ。
皐月賞ではダノンベルーガよりもさらに1頭分内側の荒れ馬場を突き進んでいい上がりを使っていますし、長い直線でスムーズなら見せ場があってもいいかなと思います。
日本のリッチストライク、期待していいですか?

☆アスクビクターモア

2022菊花賞馬(未来予知)
切れ味よりもスタミナに振ったタイプのディープインパクト産駒で、よりスタミナを問われる舞台の方が向いていそうではあります(菊花賞とか、菊花賞とか、菊花賞とか…)
ただ、やりたい競馬に対して枠順が絶好なことと、東京でジオグリフやドウデュースと競り合うレベルの脚はありますので、有力差し馬の位置取りによっては馬券内があっても。

おまけ:目黒記念

運命のサイコロを振り、マカオンドール・トラストケンシン・ベスビアナイトの三連単ボックスを買うことになりました。当たったら目黒記念御殿を立てようかなと思いますので、応援よろしくお願いします!(?)


おわりに

予想記事というよりも「推しのジオグリフ君のいいとこ探し怪文書」になってしまった感は否めないですが…笑
好きな馬を信じて応援するのもダービーの醍醐味かなと思います。

泣いても笑っても、明日で世代の頂点・ダービー馬が決まります。選ばれし18頭、世代の優駿たちの姿をこの目に焼き付けようと思います。

みなさん、明日はダービーデー存分に楽しみましょう!
目黒記念が終わるまでがダービー!!



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