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やよいの勝負レース! 〜有馬記念〜

みなさんこんばんやよ🌸
明日はついに一年の締めくくり、有馬記念!(ホープフルSもありますが、気持ち的に…)
「好きな馬を買う」、お祭り的なレースではありますが、予想は予想としていつも通りやっていきましょう!推し馬馬券も買うよ!

コースの特徴(中山芝2500m)

GⅠとしては有馬記念のみ施行される中山2500m、テクニカルなコースで抑えておくべきポイントも多いので、ひとつづつ確認しておきましょう。

ポイントは以下の4点。
①下り坂スタートのため、テンが早くなりやすい
②コーナー4つの小回りコースで、コーナリングの器用さが求められる
③ホームストレッチの急坂を2回通過するため、スタミナも必要
④直線が短いため、3コーナーから動いていける持続力が求められる

総じて、「タフさ」や「器用さ」といった、他の秋GⅠで求められにくい能力が要求されるため、そのあたりが武器になるのか・不安要素なのかを考えながら各馬の戦績を見ていきたいですね。



コースの大まかな特徴をつかむため、横軸に先行馬の勝率(前に行った馬の有利度)・縦軸に単勝配当(レースの荒れ具合)を取ったプロットを見てみます。青〇で囲ったところが中山2500mです。グラフの右行くほど先行有利、上に行くほど荒れ傾向です。

単勝配当は標準レベルで、先行有利度はかなり高いです。コーナー6つの小回りコースで直線も短いため、基本的には前につけるアドバンテージが大きいです。ただし、上級条件(特にGⅠ・有馬記念)ではペースが上がって力の足りない先行馬が脱落、差しも届く場面が見られます。

有馬記念のポイント

勢力図としては、現役古馬大将格のタイトルホルダーが新進気鋭の3歳世代や初対戦の牝馬を迎え撃つ形。今年タイトルホルダーと直接対決した古馬に関しては、展開一つで変わるレベルではない差があったため、逆転できる可能性は低いかなと考えています。

タイトルホルダーを打ち負かせる可能性があるとすれば、直接対決がなかった馬たち。
特に3歳世代はここが斤量-2kgで走れる最後のレースで、1月からは古馬斤量を背負うことを考えると大きなアドバンテージです。

レース展開としては、ペースはタイトルホルダーが握って速めの流れを刻む形になると思う(日経賞の辛勝があるのでスローのキレ勝負にはしたくない)ので、スタミナや持続力が求められるはず。瞬発的な切れ味はそこまで求められないかと思います。

上がり3F勝負で強かった馬よりも、持続力質の根比べレースで強かった馬を中心視したいですね。

12/24(土)の馬場(中山芝)

シーズン最終盤ということで、馬場のダメージはだいぶ進行しており、外差しも届くようになってきました。ただ、イン前が使えないかと言うとそういう訳ではなく、ペース次第で差しも届く形。いわゆるフラットくらいの馬場だと思います。

本番はタイトルホルダーが速いペースを刻むはずなので、タイトルホルダー以外は基本は差し中心で考えたいです。

予想印


◎タイトルホルダー
〇ボルドグフーシュ
▲ジャスティンパレス
△イクイノックス
△ジェラルディーナ
☆アカイイト

♡エフフォーリア

◎タイトルホルダー
去年の有馬記念は5着と水を空けられましたが、「テン乗り」「8枠」「内枠にパンサラッサ」「菊花賞激走のダメージ」と最悪の条件がこれでもかと揃ってのものでした。それでも5着に粘れたのは、むしろとても強い内容だったと思います。

その有馬記念のあとの活躍はここに書くまでもないですが、まさに今の古馬世代の最強格と言って問題ないでしょう。有馬記念のタフな持続力質のレースはこの馬の大得意分野で、普通に走れればまず勝ち負けになるとみています。

気になる凱旋門賞後のダメージですが、放牧先から予定より早く帰厩し追い切り本数も過去最多。しっかり負荷をかけられており、状態面にも不安なしだと思います。

有馬記念を逃げ切った馬はここ20年でダイワスカーレット、キタサンブラックというレジェンド名馬のみですが、タイトルホルダーは既にここに肩を並べる力はあると信じています。

〇ボルドグフーシュ
今年の菊花賞は、逃げたセイウンハーデスが中距離戦レベルで引っ張る本気の持続力勝負でした。レコード決着でのハナ差2着は、シンプルに強かったですし、有馬記念にもそのまま繋がるパフォーマンスだったと思います。
菊花賞の勝ち馬アスクビクターモアは3歳世代の中でもトップクラスの素質馬と思っていますし、ハナ差追い詰めたこの馬もかなり高く評価しています。

気になるのは激走の後のダメージですが、1週前・最終ともに元気に乗り込み。時計的にかなり負荷がかけられていますが、それでも調教後馬体重は大きくプラスとタフさが光ります。

タイトルホルダーが引っ張って先行馬を脱落させてくれるはずなので、展開的にもセットでやって来るはずとして対抗評価に。

▲ジャスティンパレス
菊花賞が評価できるレースだったのは前述の通り。
この馬に関しても、アスクビクターモア、ボルドグフーシュとの差は乗り方一つで、直線の最後まではて全く分からな手応えでした。
今回は内に有力馬を見ながら好きなポジションで運べる枠なのがグッドです。

昨年ホープフルS2着の実績があり冬のタフな中山は走れるはずとして▲評価。

△イクイノックス
天才。
府中の切れ味勝負が一番得意な形ですが、そもそものレースセンスが高く、長期休み明けのぶっつけ皐月賞で2着を、確保出来たことからも初の中山2500にも対応できるはず。
中山2500への適性を不安視されながらなんだかんだ能力値で来られる去年のエフフォーリアタイプだと思っています。
馬券からは切れないよね、の△評価。

△ジェラルディーナ
今年の後半に入ってから、課題としていた気性面が改善され覚醒。元々肉体的には距離を伸ばしたかったが気性面の課題でやや短いところを使わざるを得ませんでしたが、今年に入って長い距離もかからず走れるようになりました。
馬体重も増える一方で、前走は470kg台までぱパンプアップ。モーリス産駒の本格化を感じます。

重馬場のタフなレースになったエリザベス女王杯で突き抜けられたのは、ここに繋がるパフォーマンスだったと思っています。TBの恩恵があったとも思われがちですが、同じく外枠のウインマリリンを突き放しており、混合GⅠでも通用するパフォーマンスだったとみて△評価に。

☆アカイイト
タフさに全振りした「女版ディープボンド」という感じの馬。適性的にドンピシャだったエリザベス女王杯で太め残りのまま来てしまったのは痛恨でしたが、そのぶんここで絞れてきているなら。タフな流れで無欲の追い込みが叶えば馬券内も見えてきます。



♡エフフォーリア
私が競馬を見始めて最初に惚れた馬、牝馬はソダシ。牡馬はエフフォーリアです。
追い切りの映像を見ても去年の秋天などと比較すると物足りない、馬体も太い、ブリンカーも継続……と、馬券的にはなかなか期待しづらい所ではあります…。
それでも!それでも復活するところが見たい。あわよくば2021皐月賞馬単で…(7エフフォーリア 13タイトルホルダーのワンツー)

明日はテレビの前でぬいぐるみ抱えて応援します!(競馬が好きな私は!)



以上です!

最後まで読んでくれてありがとうございました🌸

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