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やよいの勝負レース! 〜エリザベス女王杯〜

みなさんこんばんやよ🌸

今日はPOG指名馬・ダノンタッチダウンくんがかなりの素質を感じさせる2着でにっこりしていた桜宮やよいです(馬券は外れました)

明日は秋のGⅠ後半戦・エリザベス女王杯!
去年はハチャメチャに荒れたレースで「こんなの当てれないよ…」と泣いてましたが、今年も荒れるレースになるでしょうか?

それでは早速本題へ!

コースの特徴(阪神2200m)


©️うまのいらすと
コース図お借りしました。ありがとうございます🙇‍♂️
(URL) https://umasozai.com/illust_cat/course/

コースのポイントは以下の3点です。
①引き込みスタートで1角までが長く、先行争いが激しくなりやすい
②直線の急坂を2回超えるタフなコース
③内回りコースのため仕掛けのポイントは早く、瞬発力よりも持続力が大事

総じてスタミナ・持続力勝負になりやすい舞台なので、長い距離で好走していたり、スタミナ比べのレースで結果を出している馬の評価を上げたいですね。


コースの大まかな特徴をつかむため、横軸に先行馬の勝率(前に行った馬の有利度)・縦軸に単勝配当(レースの荒れ具合)を取ったプロットを見てみます。青〇で囲ったところが阪神2200mです。グラフの右行くほど先行有利、上に行くほど荒れ傾向です。

コースの傾向的には、先行馬の勝率は悪くない(むしろ良好)です。昨年のエリザベス女王杯は先行馬壊滅の差し決着になりましたが、逃げ馬候補が2頭いてペースが上がったこと、ロングラン開催で馬場が痛んでいて内が使えなかったことのダブルパンチの結果だったと思います。
先行馬が残るか、差しが届くかは展開と馬場を含めて考えたいですね。

11/12(土)の馬場(阪神芝)

※注記※
明日の阪神競馬場の天気は午前10時から雨が降り続き、午後から雨脚が強くなる予報。馬場の悪化は避けられず、「時計がかかり、前が止まる重馬場」を想定しています。
土曜日段階での馬場のまとめは参考まで。

11/12(土)の午後のレースの勝ち時計は以下の通りです。

9R 芝2000m(3勝クラス) 勝ち時計 1:59.8 (クラス平均:2:01.6)
11R 芝1600m(2歳重賞)  勝ち時計 1:33.2 (クラス平均※ :1:34.2)
12R 芝1400m(2勝クラス) 勝ち時計 1:21.9 (クラス平均:1:21.2)

※阪神芝1600mの重賞全体の平均。

9,11Rは標準よりかなり速く、12Rは標準よりやや遅いか。レースによってまちまちではありますが、Aコースでの開催後半ながらタフで時計のかかる馬場にはなっていなさそうです。

また、トラックバイアスとしてはまだまだイン前が強く、上記の3Rは全て逃げ切り勝ち。去年もエリザベス女王杯の前日は今年同様のレース構成でしたが、3R中2Rが差し決着で、逃げ切り勝ちはありませんでした。現状の馬場だけ見ると先行馬総崩れの差し決着はイメージしにくいところです。

予想印

◎アカイイト
〇ウインマイティー
▲ジェラルディーナ
△マジカルラグーン
△ライラック
☆ローザノワール

◎アカイイト
前年のエリザベス女王杯勝ち馬。イメージとしては「牝馬版ディープボンド」ですね。
キズナ産駒の牝馬はソングラインやファインルージュのようにキレ味に優れるタイプが多く、タフな持続力タイプが多い牡馬とは対照的…ですが、この馬に関しては牡馬キズナ産駒の特徴が強く出ているように感じます。

去年のエリザベス女王杯ではロザムール・シャムロックヒル2頭の逃げ争いでペースが上がる展開利はありましたが、全コーナーで大外を回し続けて最後まで脚が残るタフな持続力を発揮できたレースでした。

エリザベス女王杯の後は高速馬場で早い上がりが求められるレースが続いており、この馬の長所を発揮できる舞台ではなかったため、度外視していいでしょう。

古馬牝馬が走るレースは大半がマイル~2000m以下のコースのため、「牝馬限定の阪神2200m重賞」というのは求められる適性がかなりピンポイントになります。したがって必然的に他レースで奮わないリピーターの激走が期待できるレースだと思いますので、今回はこの子に本命を打ちたいと思います。

〇ウインマイティー
前走・京都大賞典の内容を高く評価しています。
阪神2400mは先行馬有利のコースですが、この時は中団より後ろに控えて追走。4角手前から押し始めてジワジワと前へ進出、最後はボッケリーニと0.2差の3着で入線しました。
この時のレースラップが
12.1-11.2-12.5-12.6-12.3-12.8-12.6-12.4-11.9-11.3-10.9-11.7
と、後半1200mは徐々に加速していく流れで、持続力が求められるレースでした。
ヴェラアズール、ボッケリーニとは最後の決め手の差で3着になってしまいましたが、牡馬混合でここまでやれるのであれば牝馬限定のメンバーの中では上位なはず。

また、2走前のマーメイドSではマリアエレーナを抑えての1着。「小回りの高速馬場」というマリアエレーナの大得意舞台で勝ち切ったのは非常に優秀な内容でした。

紫苑S~メトロポリタンSに至るまでの不調の時期は長かったですが、立て直した今ならGⅠでも通用すると見て対抗評価に。

▲ジェラルディーナ
古馬になってからは阪神牝馬を除いて牡馬混合重賞をずっと走っている子。2000m~2200mが主戦場なのは、普段2000m以下を走っている子が多い今回のメンバー中では頼りになります。

特に年明けの京都記念の内容が良かったです。レース自体はアフリカンゴールドがスローペース逃げを決めイン前で決着したレースでしたが、大外から追い込んで来ての4着。この距離でもしまいの脚は確実に使えることが分かりましたし、ペースが流れれば十分勝ちも狙えます。
雨の影響で稍重の馬場でも上がりが使えていたのがポイントで、今回も馬場が緩んでもしっかり飛んできてくれるはずです。

気性面に難しさがあるので、テン乗りがどうでるか…は気になる所。

△マジカルラグーン
今回唯一の外国馬。
普段欧州で58kgを背負って、起伏の激しい競馬場を走っていることから、今回求められそうなタフ適性は一番ありそうです。
58kg→54kgと一気の斤量減も魅力。

海外競馬に詳しくないのであまり強くは推せないですが、スペック的には魅力十分ということで。

△ライラック
2走前の紫苑Sがいい内容で、イン前の奇麗な中山で前に行ったサウンドビバーチェ・スタニングローズでそのまま決まってしまうレースを後方から追い込んできて3着。差し馬場ならスタニングローズ相手にも逆転できるかも…と思わせる内容でした。

この子は年明けのタフな中山で行われたフェアリーSを勝っているように、タフな馬場で力を発揮するタイプかなと思いますので、雨が降って時計がかかってくれれば。
輸送は苦手っぽいですが、何とか克服して欲しいですね。

☆ローザノワール
いつも牝馬限定戦の逃げ馬争いを盛り上げてくれるロザムール・シャムロックヒルの2頭が福島記念の方に回ったため、単騎逃げが叶いそうなメンバー。
今年のメンバーが揃ったヴィクトリアマイルであわやの4着を見せてくれたように、単騎で前に行けるとしぶといです。
出足はやや悪く、押して押して出して行くタイプですが、スタート後の直線も長いので上手くリカバリーしてくれれば。


以上です!

最後まで読んでくれてありがとうございました🌸

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