想いを繋ぐということ


はじめまして!
やよいliving業務部・接客スタッフの大西と申します☺
デザイン系の専門学校を卒業し、2014年に新卒で入社。今年の4月で入社10年目になります!

普段は事務作業、電話でのお問い合わせの対応、また、店舗にご来店されるお客様の接客をしております。今ハマっているのは「ちいかわ」です。漫画・アニメを見て癒やされ、会社にもちいかわグッズを持ち込み、去年仙台で行われた作者さんの展示会にも行ってまいりました!

私のちいかわグッズ

そして、6歳の女の子と3歳の男の子の2児の母でもあります👧🏻👦🏻
恥ずかしながら入社するまでは布団の打ち直しやリフォームの文化を全く知らずにいました。しかし、婚礼布団やベビー布団をお直しして、また次の代に受け継いでいく。
その布団の歴史を知り、とても素晴らしい事だなと感動したのを今でも覚えています。



過去の過ち


お客様からお預かりしたふとんの側生地

私は過去にお客様が大切にしていた布団の生地を不注意で誤って廃棄してしまったことがあります。それは本来であればお客様へお返しさせていただくものでした。
私のミスにも関わらず、当時お客様の所へ謝罪に伺ったのは弊社の社長。
その時に社長から頂いたお話が今でも忘れられません。
「お客様からお預かりさせていただいたお布団は、沢山の想いが詰まっている。お仕立てするお布団も、ただ作り渡して終わりじゃない。これからご使用していく方のストーリーがあるんだ。」

私たちが行っているのは一点物の寝具リフォーム。大量生産品とは違い替えがききません。そのことを私は簡単に考えてしまっていたのです。
この出来事は今までの仕事に対しての向き合い方を見つめなおすきっかけとなりました。
 

顔が見えないからこそ大切なこと


気付くのが遅いかもしれませんが、その出来事が起きてからはお客様のお布団・ご注文に想像力を働かせるようになりました。
担当のスタッフからお客様との話を聞いたり、お預かりしたお布団を拝見して
「このお布団にはどのような想いが詰まっているんだろう?」
「これからどういう方がご使用し、想いが繋がれていくんだろう?」
お直しするお布団も一からお仕立するお布団も、ストーリーが生まれてきたんだ、生まれていくんだ、と思うとより一層責任感を持つようになりました。
 
今は顔が見えないからこそ、担当が伺うまでは私の電話で安心感、「やよいlivingに電話して良かった!」と思っていただきたいと思いながらお話しをしています。
一度だけ、同じ日に2名のお客様からお褒めの言葉を頂いたことがあります。配達を担当したスタッフがお客様よりお褒めの言葉を頂いたのですがそのことを聞いた時は涙が出そうなくらい嬉しかったです。
しかし、まだまだ未熟なのでこれからも精進していきます💪☺
 

私が繋いでいきたい想い


自己紹介でもお話ししましたが、私には2人の子供がいます。4月で入社10年目となり、今まで2回育児休暇を取らせていただきました。今の時代、当たり前の制度といえばそうなのかもしれませんがまた戻れる場所がある事、そして育児休暇を取らせていただいた会社、そしてスタッフのみんなには本当に感謝しています。
私も、他のスタッフが同じような状況になった時は快く声をかけたいなと思っています。
お布団の他にもこのように優しくしていただいた想いは繋がれていくんだなと感じました。

最後に


やよいlivingには、「睡眠環境・寝具指導士」という資格を持つスタッフが多数在籍しています。
私はまだ資格を持っていませんが、いつか資格を取ってお客様が今以上により良い睡眠を取れるよう、また、お悩みを一緒に解決出来るようなご提案を出来るようになりたいと考えています。
睡眠は、まだまだ未解明な部分が多い分野ですが、私たちはお客様に正しい睡眠の知識をお伝えできるよう日々精進しています。
私も、睡眠のスペシャリストになり、そして想いをつなぐお手伝いをさせていただきたいです☺

最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました!

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