託していただいた、ご両親とのかけがえのない思い出

エコ事業部マネージャーの戸田直樹です。
46歳。人生の折り返し地点を過ぎた今、これからの人生をより意味のあるものにしていきたい。そのためにはこれまで苦手だった勉強に挑戦しよう!と決意しました。

この歳になってから勉強を始めるのは遅すぎるのかもしれません。
しかし新しい視点や能力を身につけることが、会社、お客様の役に立つ日が必ず来る。
そしてそれが、将来を担う若い世代のスタッフや、今後入社するであろうスタッフが、誇りややりがいを持って働ける会社を築くことだとも考えています。

 過去の経験や年齢を理由に後ろ向きになるのではなく、今できることに焦点を合わせ、前向きに行動していきたいという思いで、今苦手な文章を書くということにも挑戦しております。 
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです!


■自己紹介


やよいLiving 釣り部 部長 戸田直樹
趣味:釣り
 
最近ではお世話になっている宮古市のお客様が船を持っているため、沖釣りに連れて行ってくれたりと楽しい釣りライフを送っています。
釣りの魅力は釣るときのドキドキはもちろんですが、波の音を聞き、海をみながらゆったりとすることで、無心になれることです。
 
釣り部を立ち上げて数年経ちますが、昨年ようやくあいちゃんと米田くんが一緒に釣りに行ってくれ、部員が3人になりました。

米田くんに餌の付け方を教えているところ

が、喜んだのもつかの間
・朝早くてつらい(重泉愛)
・その後の釣りで1匹も連れない日がありゴルフ部に転部(米田竜聖)
上記の理由でまたまた部員が私だけになってしまいました、、
 めげずにこれからスタッフに釣りの魅力を伝えていけたらと思っています笑

■仕事のやりがい

入社して20年。そして寝具のお仕事に携わってから24年が経ちます。

私たちの仕事はお客様との信頼が大切です。
お客様が大事に使用してきたお布団をお預かりし、また想いを込めて使っていただけるようにお直しをする。
つまり「一点物」なんです。
失敗したら二度と元の形に戻せないからこそ、ご依頼いただく際にはお布団への想いをお伺いさせていただき、その内容は全従業員で共有させていただく。
こうして一枚のお布団への想いを全員で繋ぎ、大切に、大切にカタチにしています。

時代の変化とともに、買いやすい価格帯の寝具が開発され、寝具はリフォームよりも買い替えた方が安いというお声が多くなりました。そんな中でも大切に使ってきたお布団を私に託してくださったお客様のおかげでこの仕事へのやりがいと誇りを持つことができました。
今の自分があるのもお客様のおかげだと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これまでにお世話になったお客様の中には何年経っても何かあれば私を必要として下さり、温かいお言葉をかけて下さる方がいらっしゃいます。そんなお客様との心に残るエピソードがあります。

■想いをカタチに


ある日お客様のご自宅へお伺いすると
「昨年父がなくなり、母は施設へ入居することになった」
と突然話し始めました。

そしてポツリポツリと
ご両親からたくさんの愛情を注がれて育ったこと。
ご両親との思い出。
お母様の施設入居への決断への想い。
お客様が抱えている想いをお話してくださったのです。

お父様が長年使用した布団は今もまだ処分できずにいて、そしてお母様のお布団も同様に大切に保管しているとのこと。

―お客様とご両親との思い出を残してあげたい―
私はその気持ちでいっぱいになりました。

すぐそばにご両親を感じることができるものにしてあげたい。
そう考え、私は普段から身近に置いておけるクッションにお仕立て直しをするご提案をさせていただいたんです。
このご提案がきっかけに少しずつ笑顔が戻っていたことがとても記憶に残っています。

先日、お客様に当時のお話をお伺いすると、あのときお布団を思い出とともに整理したことで少しずつご両親に対する想いにも整理がついたとのこと。
そして今でも大切にしてくださっていることを知りました。

【お客様が一歩前に進むためのお手伝いができた】
この経験は私の人生で貴重で大切なものとなっています。
今でもお客様との出会いに感謝しています。

■最後に


私がやよいLivingに入社させていただく際
「必要とされる仕事がしたい」
と社長にお話しさせていただきました。
こうしてお客様からお喜びの声を頂くたび、その目標に少しは近づけているのかなと感じます。

現在、寝具と睡眠、健康には深い繋がりがあることが様々な研究で明らかになっています。そうした正しい知識を身に着けお伝えしていくことで、お客様に健康で明るく・楽しい人生を送っていただきたいと思っています。

人生100年時代。
お客様により長く健康的な生活を送っていただくため、私は今日も頑張ります。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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