女とは仕事ができない?

「女性とは仕事ができない、やりたくない、男性の方が感情的にならず物事を客観的に見てくれていてやりやすい」

昨日の飲み会で力説している女性がいた。
一晩経ってもモヤモヤする

そもそもこの世の人口の半分は女性である。
加えて働く女性が多い現代、女性と関わらずに仕事をするのはあまりにも無理がある、、

そして飲み会に参加している半数が女性のこの場で、よくそんなことが言えるなと、、
もはや反論する気にもならず苦笑いしてしまった

そもそも彼女は今回のチーム内で悩みの種だった。
寝不足や体力的にしんどくなるとすぐに不機嫌になり、周りに対して冷たく接した。
そして誰も仕事を手伝ってくれないと言って号泣。
一方でキツくあたられた同僚はメンタル的にしんどくなり号泣、、場の空気は地獄と化した。。

そんな彼女を見かねた上司が1日でも休んで欲しいと伝えると、大丈夫なんでと言ってその休みを断り働き続けた。
正直なところ勘弁してほしかった。
ずっと働かれているのもプレッシャーだし、不機嫌になられて号泣されるのもしんどい。
1人が責任を負うのは仕事をする上で衛生的ではないし、いくら仕事を頑張ってくれていても、チームでやっている以上、場の空気を悪くする人間は有難い存在とは思えなかった
なぜ彼女はそれを分かってくれないんだろう、、と疑問しか生まれなかった

彼女は
女性は無意識に女性同士でカーストを作る。
男性の方がフラットに仕事を見てくれる!
と主張していた。

27歳にもなってカーストなんかを気にしている人間がいるのかと正直驚いた
あまりにも幼稚だ。

確かに学生時代、女子の中での上下関係は確かに存在したと思う。
顔が可愛いとか、お洒落とか、彼氏がいるとか、人見知りせず誰とでも仲良くできるとか、、
そんなことが私達の人間関係を形作っていたことは確かだ。

でも大学ごろからそんなものはほぼ無くなったように感じていた。
それぞれ長所短所があるが、長所はもちろん、短所も個性であり見方によっては大きな魅力だと、年を重ねていくにつれ感じるようになった。
そしてその感覚と同時に「カースト」と言われるような得体の知れない呪いから解放されていったのだと思う。

彼女はまだ呪いの中にいるのだ、、、
「学校」という小さな組織ではなく社会に出てからも、、

私は彼女のこれまでの人間関係を思い、勝手に哀れんだ、、そして自分の周りがいかに恵まれていたかを思い知った。

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