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不機嫌だけじゃなかった 彼の不機嫌は、結婚してから始まったものではありませんでした。 離婚した後、義母と義妹の二人と話す機会があったのですが、そこでの話で、彼が小さい時から不機嫌で家族をコントロールしていたことを始めて知らされました。 義母も義妹も、実は私以上にモトオの顔色を伺っていたのです。唯一父親を怖がっていて、父親の言う事だけは聞いていたそうです。 そして、義母から「あの子は、なんだか嫌な感じで、威張るでしょう? 昔からなのよねぇ。 本当にごめんなさい。 やや子
玄関でお出迎え 結婚当初からモトオの不機嫌問題で、私は我慢しては爆発するを繰り返していました。それでも大恋愛の末、結婚したのだから、話し合えば解決できるはずと思っていたのでした。 ただ発達障害を知らないと、普通の話し合いは全く意味がなかったのです。道理で解決しなかったわけです。 それでも、相手にして欲しいことやして欲しくないこと、いろいろ具体的に話し合ったので、発達障害の人にも分かりやすい内容だったはずですが、彼の生活における記憶力が壊滅的だったので、合意した約束事も三