海も越える

こんにちは。
やる気が出てきたのでさくさくいきます。
前回書ききれなかった、読むのがちょっと大変な市川作品の話をしたいと思います。

『三枝先生』

2011年11月号の月刊アフタヌーンに掲載された、宝石の国連載前の最後の短編作品です。

『三枝先生』(表紙に三枝+先生って+入ってるんですが、なくていいのかどうなのか)こちらの作品、掲載前に作品集の2冊目が発売になり、掲載後は宝石の国の連載が始まったため、どこにも収録されず掲載号の雑誌以外では読める媒体がありません。期間限定で短編を集めた電子雑誌があってそこでは読めたようですが、期間限定のため現在はやはり読めません…。

コミックDAYSで配信してくれないかと首を長くして待っておりますが、休載の時にもなかったので、ダメかぁ…としおれております。が、再開後動き出してからの方がむしろあるかもしれない、とまだ希望は捨てておりません。ぽじてぃぶ。

ちょっと思い出話を。
私はそもそも単行本派で掲載誌を購入していなかったため、しばらくたってから存在を知りました。読みたいぞ…となりましたが、宝石の国も連載中で短編1本を気軽に読める媒体に持ってこれる手段もなさそうで…と、しばらくは古書で雑誌を探していましたが、漫画雑誌の古書はやはり厳しい…。が、とあることを思い立ち、めでたく読むことができました。
違法なものではないのでダメではないものの、自分的にも最後の手段な気持ちで採用した手段なので詳細は伏せます。
フォローしている市川さんファンの方はフリマアプリで雑誌をゲットしておりました。すごいなフリマアプリ。
読んだ感想としては早いところ気軽にアクセスできる媒体に載せてください、言い値を払うので、という感じです。
待っています。

『夏野原』

2016年から開催している、独立行政法人国際交流基金主催の海外巡回展「マンガ・北斎・漫画―現代日本マンガから見た『北斎漫画』」展に出品された作品です。

海外巡回展です。
今年の5月までモンゴルで開催していたようです。今後はインドの予定とのこと。海外!
海の外!
上記サイト内で出品作品1ページが掲載されているんですが、英語だ…読みたい…英語だ…巡回予定に日本がない………となりました。
書籍だけでも出してくれないものかなあと期待しています。
海外行けちゃう方は是非見てみてください。

『理想の墓石を求めて』

漫画やイラストではなく随筆もあったりします。
『群像』という文芸雑誌の2018年7月号に、随筆『理想の墓石を求めて』というタイトルで寄稿されています。
びっくりした。

電子書籍がないっぽいので、バックナンバー取扱を探してみるか、中古を探すか…とかになると思いますが、まとまった量のご本人の文章が見られる稀有な機会なので、ご興味ありましたら是非。
こういうのが後日どこかで書籍になることはあるのだろうか…。本数ないと難しいとは思いますが…。


ここからは表紙を担当されたものや寄稿されたものをざざーっと。

『銀河鉄道の夜』限定カバー

2020年にポプラ社さんの児童文庫の限定カバーを漫画家さんが描き下ろすという企画で、市川さんが『銀河鉄道の夜』を担当されました。

他にも表紙を担当された書籍がこんな感じで↓

↓specialのページにイラストとコメントあります。

↓commentのページにイラストとコメントあります。

多分私の知らない寄稿作品とかまだまだある気もします。
というかここに入れてないのがそもそもまだあります。
後程追加できたらしようかと思います。

というわけで今回はこんな感じで。
読んでくださってありがとうございました。
では。