大人が奪わない

昨日は、『子どもだけ商店』でした。
子どもだけ商店は、去年に続いて2年目で、子どもだけで、宣伝や仕込みや買い出し、原価計算、調理、接客をして、経費を除いて夏休みのお小遣いになる!!
という企画です。
去年私の無理やりの発案に、子ども達もはじめは乗り気でなかったくせに、売り上げが上がると、来年もやろう!!と盛り上がり、定期イベントになっています。

なんだかんだ、陰ながら手回し的なサポートはするものの、子どもが主体的にやる気になっていて、
普段何気なく買い物カゴに入れる商品も、
『これは、50gで178円だけど、こっちは100gで198円じゃん!』
とか
『この産地は◯◯じゃん!』
とか
『こんなに買ったら、元取れない!』

とか違った視点で見てるのが、本当に実生活として勉強になると思う。

他の子のは売れてるのに、自分のは残ってる…とかのメンタルの動きや、
じゃあどうしたらいいか?とか
出店者同士で物々交換したり、売り上げだけじゃないやり取り。
最後の方では450円が50円で売り始めたり(同じものが、時間と共に価値が下がるという大切なことに気づいたかな…)などなど、大人の私達がしてるようなことをそのまんま体験する。

途中で、そのネギ切るのに20分かかってるよ…とか、あぁもっとこうしたらいいのに…とか、仕事を取り上げないってことがとっても大切。

可愛い子には旅させよとおんなじで、極力取り上げない。
なかなか日常ではそうもいかない時が多いですが、
こちら側が余裕を持って(←これが何より大変)取り上げない日を作るのも大切だなぁと大人も勉強になる一日でした。

今日のごはん
子ども商店で出した、長男の冷や汁
(子どもが作ったごはんが食べれる日が来るなんて幸せ!)

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