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SEO対策について〜ウナギの捌き方〜


なぜこの記事を書くことになったか

こんにちは、河口で夜釣りをしていたらウナギが連れてしまい、捌き方を調べようと思って検索したのですが、専門的な捌き方ばかりで調べるのが困難でした。

そういうわけで、普通の家庭で不意にウナギを捌くことになった方のために、記事にしてみました。せっかくなので、SEO対策した記事を作成してみましょう。というか、こっちが本題です。

あくまでもこれは私のやり方であるのと、Googleのランキングアルゴリズムも日々変わっていきますので、あんまり信用しすぎないでください。

事前調査

事前にいろいろと下調べをしておきましょう。

キーワードを決める

まず、記事のメインキーワードサブキーワードを決めます。
この場合、メインキーワードは"ウナギ"、サブキーワードは"捌き方", "調理法", "釣り"としておきましょう。

Google検索ツールバーを確認

ユーザーがキーワードを検索する時に、どのような意図をもって検索しているかを知るために、Googleでキーワードを検索しましょう(以降は、Googleで検索する時はシークレットウィンドウを使用してください。シークレットウィンドウを使用せずに検索した場合、検索結果に普段の自分のGoogle利用動向が反映されてしまうため、結果に偏りが生じてしまうためです)。

検索ツールバー

画像、ショッピング、動画、書籍などが上位に上がっています。

対象者を想定する

ここまでを踏まえて、記事を読んでいただく対象者を想定しましょう。今回は「20~50代の男性。釣りをしており、普通の魚の捌き方は理解している。うなぎを釣り上げ自宅で調理しようとしているが、方法が分からない状態。」と想定します。

顕在的キーワードを調べる(省略可)

顕在的キーワードというのは、検索する人が「これについて調べよう!」と思っている事です。これに対して潜在的キーワードというのがあって、これは「検索しようとは思いついてないけど、実は心の中で知りたいなと思っているキーワード」です。何言ってるかよく分かりませんね。例えば"転職"について検索するときに"年収"や"労働条件"などが顕在キーワードだとすると"社内の不満"や"福利厚生"などが潜在的キーワードにあたります。

これを調べるのには「ラッコキーワード」さんを利用させて頂きます。ラッコキーワードの"サジェスト(Google)"で検索すると、これらの顕在的キーワードが得られました。

  • うなぎ 捌き方 初心者

  • うなぎ 捌き方 関西

  • うなぎ 捌き方 ぬめり

  • うなぎ 捌き方 カッター

  • うなぎ 捌き方 冷凍

  • うなぎ 捌き方 違い

  • うなぎ 捌き方 簡単

  • うなぎ 捌き方 骨

  • 鰻 捌き方 関西
    etc…

潜在的キーワードを調べる(重要度No1)

次に潜在的キーワードを調べます。これはGoogleで検索したときに出る「他の人はこちらも検索(英語ではpeople also search for)」を使います。

このメニューはGoogleでの検索結果に一旦飛び、ブラウザバックすると出てくるので「ブラウザバックサジェスト」と呼ばれます。Chrome拡張機能の「Extract People also search phrases in Google」を使用することでも確認できます。

検索してきた人を別のページに移動させずに自分のページだけで完結させることはSEO対策として重要です。ですのえ、潜在的キーワードについても自分の記事内で解説をしておきたいです。

調べてみると、以下の潜在的キーワードが得られました。顕在的キーワードとあまり違いがありませんね。

  • うなぎ さばき方 関東 関西

  • うなぎ 捌き方 初心者

  • うなぎ 捌き方 ぬめり

  • 鰻 捌き方 簡単

  • うなぎ 締め方

  • うなぎ 腹開き 難しい

  • うなぎ 捌き方 目打ちなし

  • うなぎ捌き方 カッター

再検索キーワードを調べる(重要度No2)

これも重要なキーワードです。Googleは、ユーザーが知りたい情報を、潜在的なニーズも含めて調べやすいようにさまざまな情報を掲載しており、そのひとつが再検索キーワードです。

これにはSEO対策 / 柏崎 剛さんが提供しているサービス「再検索キーワード調査ツール」を使わせて頂きます。利用するにはパスワードが必要ですが、これは随時更新されますので、上記柏崎さんのTwitter(X)をご覧ください。

これらの再検索キーワードが得られました。2回以上出現した再検索キーワードが特に重要と考えられています(下記の末尾の数字は、月間検索数です)。

  • 4回出現 うなぎ 捌く 道具 20

  • 3回出現 うなぎ さばく 免許 110

  • 3回出現 うなぎ 締め方 210

  • 3回出現 うなぎ 捌き方 関西 110

  • 2回出現 生きた うなぎ 捌き方 -

  • 2回出現 うなぎ 自分で さばく 20

  • 2回出現 うなぎ 捌き方 目打ちなし 70

  • 1回出現 (略)

共起語を調べる(省略可)

共起語というのは「キーワードと一緒に使われやすいワード」のことです。 例えば、その単語を説明するブ記事や、その単語についてのコンテンツ内でよく出現するワードです。例えば「浦島太郎」というキーワードの共起語として「玉手箱」「乙姫」などがあります。

共起語の重要度は、他に比べて少し低いです。。無理なく文章に組み込むことができればよいですが、無理に詰め込むとかえって検索ランキングが悪化する可能性があります。まあこんなのがあるんだなというくらいで、眺めるだけでもよいです。なんなら調べなくてもいいです。

今回もラッコキーワードさんの共起語サーチを使用します。

  • 目打ち

  • 包丁

  • 背開き

  • まな板

  • 内臓

  • 必要

  • 方法

  • ウナギ

  • うなぎ

  • 道具

  • タレ

  • 部分

  • 手前

  • 仮死

  • 冷凍庫

  • 固定

  • 釣り

  • 素人

  • 左手

  • 天然

  • あたり

  • 打ち

  • びれ

  • 注意

  • 開き

  • 簡単

  • 作業

  • 工程

  • 捌き

  • 蒲焼き

  • 先端

  • 調理

  • 背骨

  • 焼き

  • カッターナイフ

  • 長さ

  • 関東

  • 関西

  • 庖丁

  • 穴子

  • レシピ

  • 尾鰭

PAAを調べる(重要度No3)

PAAは "People Also Ask"、つまり「他の人はこちらも質問」の略称です。 以下のように、Googleの検索結果に表示される質問と回答の欄のことを指します。日本語だと、最近「関連する質問」と表示されるようになりましたが、今のところ同じものです。

PAA(第一階層)

PAAはとても重要です。自分の記事内にPAAの内容を含めておくことで、読者のニーズが自分の記事だけで完結することになり、Googleからの評価が上がります。PAAはなるべくたくさん記事に入れたいです。文脈に違和感なく、PAAを入れ込むことは難しいことが多いので、実際は記事の最後にQ&Aを作り、PAAを詰め込むという方法がおすすめです。

さて、ある1つのPAAをGoogle検索にかけると、そのPAAに対するPAAが出現しますが、これをPAAの第2階層と言います。つまり、PAAが4つずつ提示されるとしたら、PAAの第2階層は4x4で16個にになります。

手動でチェックしてもいいのですが、ここではツールを利用しましょう。AlsoAsked.comさんを開きましょう。
以下のように、設定を日本語にしてください。

AlsoAsked.comで設定を日本語にする

キーワードを入力して検索すると、2階層までのPAAが得られます。

AlsoAskedで得たPAA(2階層まで)

残念ながら無料利用では、画像でしか結果が得られません。画像から第2階層の部分だけを切り抜いた後、EzOCRさんなどを利用して、テキストに変換してください。。OCR処理後は、結構間違いがあるので、処理後は確認するとよいでしょう。

そうすると、第1階層第2階層を合わせて、以下のPAAが得られました
結果に第1階層を加えるのを忘れないでください)。

  • うなぎは普通の包丁で捌けますか?

  • うなぎの血は洗ってもいいですか?

  • うなぎの血抜きはどのように行うのですか?

  • うなぎは皮膚呼吸できますか?

  • うなぎの血は猛毒ですか?

  • うなぎの血の致死量は?

  • うなぎの活き締めとは?

  • うなぎの活け締めとは?

  • うなぎに似た魚は何ですか?

  • 血抜きどこを切る?

  • ウナギには毒性がありますか?

  • 鰻の毒を抜くには?

  • うなぎは血液をサラサラにしてくれる?

  • うなぎ なぜ洗う?

  • うなぎには神経毒が含まれていますか?

  • 血に毒がある魚は?

  • うなぎとあなごの違いは何ですか?

  • ハモの血液には毒がありますか?

  • 2023年の土用の丑の日はいつか?

  • イクシオトキシンとは?

  • ウナギが生で食べられないのはなぜでしょうか?

  • うなぎ 疲労回復なぜ?

  • うなぎは陸に上がることはできますか?

  • うなぎのエラはどこにありますか?

  • うなぎはどこで呼吸?

  • ドジョウは皮膚呼吸ができますか?

  • 魚はどうやって呼吸するのですか?

  • ヘビはどうやって呼吸するのですか?

  • トカゲは何呼吸?

  • うなぎの体の表面は?

  • 肺魚はなぜ肺呼吸をするのでしょうか?

  • うなぎは生で食べられますか?

  • 鰻の裂き方は?

  • うなぎの目打ちはどこでするのですか?

  • うなぎの泥抜きとは?

  • うなぎに骨はありますか?

  • うなぎに 奈良漬 はなぜ?

  • 関東と関西の鰻のさばき方の違いは?

  • うなぎを氷締めする時間は?

  • 生うなぎの下処理方法は?

記事をどのくらい書くか決めよう

Preakさんを利用して、トップサイトがどのくらいの文字数なのかを調べましょう。

結構文字数がありますね

これをみると、トップ10サイトでの一番多い文字数が7917文字なので、8000文字ちょっと書けばいいようです。

見出し抽出でトップサイトの構成を調べる(重要度4)

またまたラッコキーワードさんを使用します。「見出し抽出」を行い、CSVデータをダウンロードして下さい(ダウンロードするCSVはシンプル版でよいです)。ダウンロードしたら、GoogleスプレッドシートやExcelにインポートしてください。

見出し抽出の結果

目次を作成しよう

皆さんおつかれさまでした。

それでは、ここまで調べてきたことを使って記事の目次を作成していきます。記事の一部しか読まない方もたくさんいますので、読者が求める内容に速やかにたどり着けるよう、記事に目次は必須です。

キーワードを似ているもの同士で分類していく

いったんGoogleスプレッドシートやExcelにデータをまとめましょう。先ほど見出し抽出の時に作成したファイルにデータを追加するのがよいでしょう。

Googleスプレッドシート

そうしたら、次に潜在的キーワード再検索キーワードから、見出しのタイトルを作成していきます。内容が重複するものをまとめるため、次のように似た内容のものをグループにしていきます。色分けすると良いです。

見出しタイトルの作成

トップサイトの見出し構成を引っこ抜いてくる

見出し抽出の結果をみて、トップサイトがどんな見出し構成にしているかを参考にしましょう。意味がない目次は黒塗りで消しちゃいましょう。

見出し構成を検討する

これらを、先ほど自分で作成した見出しタイトルも併せて、全部一つの列にまとめてしまいましょう。順番がぐちゃぐちゃですが、後で並び替えます。

トップサイトの見出しをただならべたもの

見出しの並べ替え(ChatGPTを使用する)

次のプロンプトを用いて、見出しを並べ替えます。実際に使用する場合は適宜読み替えてください。

以下は、「うなぎを素人が簡単に捌く方法について」のウェブ記事で使用する目次のタイトルです。全てを使用して、一つのまとまった記事を作成するために、タイトルを並び替えてください。
 #注意点 
実際に調理する人が、この記事を最初から読んで、実際の作業の順番どおりに、理解できるようにしてください。
道具を用意する→うなぎを締める→うなぎを捌くという順番になるように意識してください。
階層構造を意識し、見出しにはH2,H3,H4タグを使用してください。
提示するのは実際のコードではなくて、頭にh2: ,h3: ,h4: を付けてください。例えばH2タグを使用する場合は、タイトルの冒頭にh2: を付けて提示してください。
 #目次のタイトル 
うなぎの捌き方!関東と関西の違い
うなぎを捌く道具
初心者でも簡単にできるウナギの捌き方
簡単なのはどっち?腹開きにするか背開きにするか
(以下略)

そうすると、見出し構成が返ってきますので、それを入力しましょう。

構成ができました

Q&Aを作成する

最後にQ&Aを作成します。PAAを全てそのままQ&Aの項目にしてもいいのですが、ChatGPTを使うとジャンルごとに分けられて少し美しく見えるので、やってみましょう。以下のプロンプトを使います。

次に、この記事にQ&Aコーナーを作ります。Q&Aコーナーのタイトルは以下を使用します。これらのタイトルから、似た内容のものを再構成し、Qのリストを作ってください。

うなぎは普通の包丁で捌けますか?
うなぎの血は洗ってもいいですか?
うなぎの血抜きはどのように行うのですか?
うなぎは皮膚呼吸できますか?
うなぎの血は猛毒ですか?
(以下略)
ChatGPTでQ&Aを作成

これを先ほど作った見出し構成の最後にくっつけます。

見出し構成(Q&A込み)

これで、全部の構成が確認しました。よく見ると同じ見出しが複数あったりするので、目で見て適宜修正しましょう。Q&Aの内容が本文と重なっていても問題ありません。SEO対策のため、そのままQ&Aとして残してください。

タイトルとリード文を考える

タイトルは重要です。せっかくなので、これもChatGPTに考えてもらいましょう。タイトルはGoogleで検索して表示されたときに見やすいように、32文字以内がおすすめです。

最終的に、以下の構成の記事を作成することにしました。28字以上32文字以内で記事のタイトルを作成してください。なるべく、検索した人が読みたくなるようなタイトルがよいです。
読者は、うなぎを自分で捌いたことがない初心者の方です。これをふまえてタイトルを10個提案してください。 #構成 
H2	h2: 用意する物
H3	h3: うなぎを捌く道具
H3	h3: 準備物
H3	h3: うなぎを上手に捌く方法とは?
H3	h3: うなぎを捌くための道具を揃えよう!
H4	h4: 目打ち
(以下略)

タイトルが提案されました。なんとなく「うなぎ初心者必見!自分で捌いて美味しく調理するための全ガイド」がよさそうです。

ChatGPTでタイトル決定

もう面倒くさいのでChatGPTにリード文まで作成してもらいました。

うなぎは、その滑らかな食感と深い味わいで、多くの人々に愛されています。特に、自分で釣った新鮮なうなぎを自宅で調理する楽しみは格別です。しかし、うなぎの捌き方や調理法は少し難しそうに感じるかもしれません。そこで、このガイドは、うなぎを釣った初心者の方々に向けて、捌き方から調理までの過程をわかりやすく解説します。

釣りの成果としてうなぎを手に入れた方々にとって、その後の捌き方や調理は初めての挑戦かもしれません。うなぎの捌き方は他の魚とは異なり、特有の技術が求められるため、少し戸惑うこともあるでしょう。しかし、このガイドを読めば、初心者でも安心してうなぎを捌いて調理することができます。

本ガイドでは、うなぎの選び方から捌き方、さらには蒲焼きや白焼きなどの調理法まで、丁寧に解説しています。関東と関西の捌き方の違いや、うなぎの血に関する豆知識なども紹介。うなぎの捌きと調理のプロセスを楽しみながら、自宅で本格的なうなぎ料理を堪能するための完全ガイドとなっています。

釣りたての新鮮なうなぎを、自分の手で美味しく調理する喜びを、このガイドでぜひ体験してみてください。

ChatGPT作成

記事を執筆しよう

みなさんお疲れさまでした。
後は、この見出しに沿って内容を執筆していくだけです!
この記事はいったんここで終わりです。
少しでも皆さまの記事作成のお役に立てると嬉しいです。

この構成に従って、記事を執筆していく

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