見出し画像

北陸の地震、羽田の飛行機事故、物騒な幕開けだからこそハッピーを願う

さ、と言うわけで始まりました。「たまさんの八ヶ岳Radio、Happy Everyday!!」この番組は、八ヶ岳南麓でハッピーに暮らしている、たまさんが、八ヶ岳の魅力、ハッピーなんだけど色々起きる八ヶ岳暮らし、そして日頃考えている四方山な話をだらだらと語る、そんな番組でございます。肩の力を抜いて、のんびりとお聞きください。(ヘッダー画像はnoteギャラリーから挿入しました。marikosuさん、ありがとうございます!)

皆さん、いかがお過ごしですか?昇竜のはずの2024年ですが、なんか物騒な幕開けとなりましたね。まず元日から北陸・石川県で震度7を計測する大地震です。残念なことに大きな人的被害も報告されてきましたね。まずは被害を受けた方々に心からお見舞い申し上げます。

まだ避難先にいる、というひともたくさんいるようですしね。ほんと寒さやエコノミークラス症候群とかで体調を崩さないようにして頂きたいですし、避難所での性被害ってのも結構多いらしいんでお子さんとか女性の方は特に気をつけてくださいね。

で、さらに追い打ちをかけるように1月2日には羽田空港でまさかの飛行機衝突事故が起きましたね。これも被災地へ救援物資を運ぼうとしてた離陸準備中の海上保安庁の飛行機が着陸してきたJALの旅客機と衝突という痛ましい事故でした。

そもそもこの海上保安庁の飛行機も大地震がなければ飛ばなかったわけで、これも元日の地震をきっかけとした事故なわけですよね。緊急出動しようとしていた海上保安庁職員が事故に巻き込まれた、というのは本当に残念です。

さて、このように大変痛ましいことからスタートした2024年。なんとなく1995年を彷彿させますね。1995年って1月に阪神大震災があって、3月にはオウム真理教の地下鉄サリン事件があって、なんかすごく重苦しい一年だったと記憶してます。

しばらくイタズラも含めていろんな電車で異臭さわぎが起きたりとか、なんかすごくギスギス、ソワソワした記憶がありますねえ。この頃はたまさんはまだ20代。そんなに関西に知り合いも多くなくって、正直阪神大震災ってあまり実感なかったんですよね。

もちろん、テレビを観れば高速道路が横倒しになった映像とか出てたし、神戸市永田地区の大規模火災なんかもニュース映像で観てました。でもこーゆーいい方ってもしかしたら不適切かもしれないんですけど、なんか遠いところの大災害で、なんか大変なことが起きたってことはわかっていました。でも、なんか、正直なところ実感できてなかったんですよね。

一方で地下鉄サリン事件のほうはまさに当日地下鉄に乗ってたし、普段だったら霞ヶ関駅も使ってたし、あ、地下鉄の中でアナウンスがあって、どうやら霞ヶ関駅は大変なことになっていそうだ、ってわかったんで経路を変えて通勤したんで、生で霞ヶ関駅を見たわけじゃないんですけどね。

で、その後被害を受けたひとが次々と月島にある聖路加病院に送り込まれてて、その頃のたまさんって豊洲で働いてたんですよね。豊洲って月島の隣の駅なんですよ。だもんで、報道のヘリもブンブン飛んでるし、すごくこっちの事件は生々しく記憶に残ってます。

でね。その後も中越地震、東日本大震災、熊本地震と震度7を記録する地震が続きましたけど、3.11、東日本大震災以降の地震はすごく生々しく感じてます。残念ながら中越地震ってそこまで大きな記憶があるわけではないんですよね。

で、これって、振り返ってみると、やっぱり自分に近いところで起きた災害なのか?ってのが大きいと思うんですよね。地下鉄サリン事件はやっぱり普段自分が通勤で使っている場所で起きた事件だった、てゆーのがインパクトを大きくしたと思うんですよ。

東日本大震災は当時東京で働いてたわけですが、東京でも震度4くらいであちこちで古いビルが破損したりしましたよね。やっぱり自分自身も体験したのが大きいですね。

あとね、知り合いが住んでたり、一度旅行で訪れたりした場所が被害を受けると自分ごとのように感じたりしますよね。たまさん、仙台には友人が何人かいて、津波で大きな被害を受けた名取市閖上なんかは毎年のように遊びに行ってたんですよ。だもんであの地震の時はすごく心配でした。

熊本地震や熊本の水害、熱海の土石流とか旅行で行って場所の想像がつくところが被害を受けると、ああ、こりゃ、大変だ、って感じるし、何かサポートできることってないかな?って募金したりボランティア活動に加わったり、するんですよね。

で、これってなにを言いたいかってゆーと、多分今回の石川県の大地震も北陸に縁がないひとだと、遠い異国の大災害と同じような印象。ああ、なんか大変そうだな。って印象で終わっちゃうひとも多いんじゃないかな?ってことです。

もちろん遠い異国の大災害なら知らんぷりしてていい、ってわけじゃないですけど、でも実際今この瞬間も世界のあちこちで地震や水害や、なんだったら戦争も含めていろんな災難って続いてるわけで、それに意識を払えるかどうかっていうと、やっぱり知り合いがいる、とか行ったことがある、とか、なんらかの関係があることが大事なんじゃないかな、って思います。

だもんでね。旅をすることってすごく大事だと思うんです。東京にこもって、あんまりよその地域や国を知らないよ、ってなると災害とか戦乱に関しても意識が低くなりがちなんじゃなかろうかと思うのよ。

だって家族とか友達が暮らしているエリアでなんか異変が起きたら、やっぱ気になるし助けになりたい、って思うじゃない?そう考えるとあちこちに旅をして、あちこちに友人がいると、なんか災害とか戦乱に対しても意識するようになるし、ボランティアとかなにかしらの支援をしたい、って気持ちにもなるんじゃないか?って思うのよ。

そーゆー意味でもワーケーションとかノマドな生活って、結構この意識をつくるためにもプラスの効果があるんじゃないか?って思うんです。ワーケーションとかノマドに暮らすときって現地に暮らすひとと濃い交流をすることも多いから、地域への関心も高くなるんじゃないかな、って思うんだ。

あとね。今回の地震と事故で思ったのは、これって今後の日本の災害や事故の象徴だな、って思ったんだよね。今回って山間の道路があちこち土砂崩れで寸断されて孤立した避難場所がたくさん出てきたんですよね。これ、今後人口減少で地方都市とか集落の人口が減ってくると道路とか鉄道とかのインフラも十分整備できなくなっちゃうんだろうな、って思うんです。つまり救出が迅速にできなくなるケースが増えるんじゃないか?って思うんです。

羽田の事故もね。これまでは日本の安全神話ってゆーか、生活インフラとか交通網とかってのは盤石だ、って意識がなんとなくあったと思うんだけど、やっぱりこれも人口減少とかインフラの老朽化とかが進むことを考えると、インフラを信用できなくなるような事故も増えてくると思うんですよね。

とはいえ悲観的に考えすぎるのもどうかな、って思います。残念ながらこれからも災害や事故は続くと思うんだけど、でも、ってゆーか、だからこそ、ってゆーか、旅をしようよ。いろんな土地に知り合いを増やして、なにかあった時はサポートしたくなる気持ちを作ろうよ。新年早々暗くなることも多いけど、ハッピーになることをたくさんやって心に余裕をもとうよ、って、たまさん、思うんだよね。

八ヶ岳 移住・ワーケーション情報もお届けしています


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?